今日もななは最近通う様になった店に立ち寄った。
あまりというか他に客を見たことがないペットショップ…自分には便利な立地だがいつもがらんとしている。
しかしななにとっては好都合な店だ。店には店長ひとり。密かな露出の緊張感が楽しめる。何度か店長にアピールしたが気付かれていない。
気温が高くなったこの日はその油断があったのか、いつもより短いミニと脇が開いたスリーブレスで立ち寄っていた。
「こんにちは~」
「あ、いらっしゃい」
「これメダカさんですか?」
「そう。子どもがたくさん生まれたからしばらく引越しさせてるんだよ」
ななは店長が中段の水槽から床の水槽に稚魚を移すのを座り込んで眺めた。
「水かかるよ?」
「うん、大丈夫。ちっちゃくて可愛い」
そう言って上を見た瞬間、二人の位置関係に気付いてしまった。
(あ!これ、見える?そこから下に器下げて水槽に入れる時…絶対…)
そう思った瞬間ななは後ろに倒れ、メダカを床の水槽に入れた店長に大胆なM字を晒してしまった。
「きゃっ!」
「大丈夫?ケガしなかった?」
手を引かれながら店長の顔を見ると、その視線は下にあった。
ピンクの紐Tバックは前に小さな布が頼りなくあるだけで、動けば食込みが激しくまるで履いてないようなものだ。
「あれ、スカート濡れちゃったね。ちょっと事務室で…」
と促されるまま奥に歩いた。
(やたっ!びっくりだけど見てもらっちゃった)
念願?かなって露出成功を喜ぶがびしょ濡れのお尻が気持ち悪い。
事務室でタオルを渡され自分で拭くがやや湿っぽい。タオルを敷いて座り押しつけて吸収させる。
お茶をいただきながら聞いてみた。
「あんなたくさん産むの、メダカさん何回も大変ですよね」
「え?いや卵だからそうでもないと思うよ(笑)」
「あ!卵かあ。イクラみたいなですよね(笑)」
「う~ん、まぁ似た様なものか」
「お魚も鳥もみんな卵で楽なのかな?」
「クジラやサメはおなかで育てるよ」
そう言って店長はパソコンを操作し、様々な動物の子育てや交尾のサイトを見せてくれた。
「鮭は卵に精子をこうしてかけて受精させて…オスの必死さが切ないよね」
(切ないというより、男性が「出るっ!」て叫んでませんか?)
「クジラはお腹を合わせて人間みたいに交尾するんだよ」
(え~っ!これ凄いんですけど…抱き枕みたいな…)
「そしてサメはメスに噛み付いて過激なエッチするそうです。」
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