俺の趣味は少し変わっている。歪んでいるのかもしれない。
まずは女への拘りだ。気が強く、社会的な立場のある女がいい。
そこから違ってくるのは、触りたいとか、突っ込みたいということではなく、そういった女を、放り込みたくなる。
例えば、性欲が盛んな少年の中へ。或いは、脂ぎった欲望の塊である中年男性の中へ。
はたまた、久しく女に触れていない高齢者の集団へ…。
そう。俺は触れなくても良い。
そういった集団の中に放り込まれた女が、どんな顔をするのか、どんな風に変わるのかを、ひらすらに見ていたい。
「自分の女」ではなく、「何の愛情も持たなくて良い女」を、である。
実現はしないだろう。でも、何かの偶然が重なったなら・・・長年の夢が叶うのかもしれない。
しかし。そんな偶然など、おきるはずもない。
だから、ターゲットになりそうな女を見つけ、想像するだけで良かった。
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