『ちゃんとセットして来てくれたみたいだね友美(笑)』
事務所の中でメールを打ちながら出掛ける準備をして居る私。
今朝、友美と挨拶を交わして髪束を入れて来ている事を確信している。
ヨソヨソしい仕草…
は、昨日の出来事からしてみれば、仕方がないとしても何かおかしいと私のみならず、事務所のみんなが感じ顔を合わせてる程。
それを一番気付かれたのは、椅子に座らない事。
友美は事務所に入ったら皆と挨拶を交わし、コーヒーを入れ席に着いて一息つく事が日課だと皆知っている。
その一息が家庭と仕事とを切り替えるスイッチだと。
コーヒーは入れた物の席に座らず何故かソワソワと出掛ける準備整えては、事務所から出て行ってしまった。
『そう、ちゃんと落ちないかチェックしといで(笑)』
私はメールを打ち終わり文面をイチをチェックする。
〓〓
まぁ…ねぇ…
私も同性のそんなの見たら、博美と同じ気持ちにはなるけど^^
画像がまだ残ってたら、私に送っておいて?
私に送ったら、消してもイイから。
その画像に興味津々、私(笑)
〓〓
っと昨日の晩に届いていたメールに返信をする。
ソレにしても友美、ずいぶんと長く戻って来ないな…
「浅野クン。
友美サンが来たら、俺は先に資料を持って駐車場に降りたって伝えといて。
資料が少し多くて、少し運んどく(笑)」
私は分厚いドッチファイルを両手に抱えながら事務所を出ていく。
「今日も熱くなりそうだな」
っと、呟きながら。
つづく。
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