(髪束か…)
翌朝の出勤前。
化粧台で身仕度をしている友美。
昨晩、自分の厭らしい顔を見せ付けて来たその化粧台の鏡を見つめながらブラッシングを。
(今日、内覧会に呼ばれてて事務所じゃないし…)
っと、化粧台の右側にいちを持って来て置いてある物をチラリと見る。
髪束。
ブラッシングで抜け落ちた髪を少しづつ集め今では束にすると小指ほどの太さになる。
ま~★に髪束を使い自慰をしていると告白してから、度々ま~★の指示で友美がイジメられている淫具。
流石に仕事中、それも外に出るのにと躊躇していると昨晩、意識を失う前に、ま~★に向け…
「辞めて…また…」
と、口走った事を思い出し自分が恥ずかしくなってくる。
(ま~★さんのせいにしながら私…
意識を無くすほどあんなに…
厭らしい…)
ブラシを持っている右手。
何も持っていない左手が昨晩の髪の感覚を思い出す。
鷲掴みにしたお湯に濡れた髪。
その髪が左手にまとわりつき軋み、絡み、腕を撫で廻す様に愛撫してくるあの感覚。
強引に引っ張ったせいで髪の毛、1本1本悲鳴を上げ震えながら千切れていくあの感覚。
そして、人に見られた部分が焼け付く様に、チリチリと全身を焦がした昨日の会社での肌の感覚…
ブラッシングしながら全身に鳥肌を立て感覚を思い出した左手がソッと、うなじから手串で髪に潜りこんでいく。
鏡の自分を見詰めながら…
(ヤッパリ私にも、あんな願望が有るのね…
ネットへのカキコミじゃ無く、実際にあんな事を口にしながら…求めるなんて…
よりによって、便所の様に…汚してと求めるなんて…)
恥ずかしさの余り、鏡に映る自分の顔から視線を外し髪束を見詰める。
左手を愛撫してくる髪。
昨日の会社と浴室の事を思い出し一気に友美自身で体温をあげ、熱気を帯びて行く髪…
後頭部の髪の中に刺された左手が誘惑されたかの様に髪を握り潰し軽く引くと。
「いやっ…」
(約束は絶対だよね、ま~★…)
軽く数回クンクンと髪を引きながら最後に強く髪を引き続き…
「朝から…
そんなに激しく髪を、虐めないで…うッ…」
っと囁くと、左手が髪から離れ右手に持っていたブラシに付いて抜毛を取り髪束に加えて行く。
加え終えてから、両手でパンストと下着を下ろし…
(約束したもんね?
…ま~★さん…)
髪束を右手に取ると2つ折にし、髪を引いて少しヌルんでいる蜜壺の奥とへ捻り込ませ下着、パンストをまた履きなおしていく。
つづく
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