姑は、お赤飯だけでなくご馳走をたくさん作っていた。豪華な夕食に、子供たちも喜んだ。
少し体調が悪そうだった満貴も大好きな唐揚げをたくさん食べていた。
風習はお赤飯だけなんだろうか…?
不安が頭をよぎったが、何事も無いまま2週間が過ぎた。
「今日の夜、みんな来るから!よろしく頼む!」朝、張り切ったように舅が私と姑に言った。
今夜は、家で宴があるらしい。舅の様子から、とても楽しみにしているのが分かった。
夕方になり忙しく準備をしていると、近所の方が子供を預かると言ってくれて満帆と穣太郎を連れて行ってくれた。満貴もとお願いしたのだが、あやふやな言い訳で断られてしまった。満貴は遊び相手も居なくなり暇をもてあまして私の後をくっついて準備を手伝っていた。
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