小倉の報告を待つこと2週間。
やっと来た感じだった。小倉の話をまとめてみると、金曜日の夜会社が終わりあの店へ。その日は大雨が降っていて、飲み歩いている人もまばらだった。
あの店に着き中に入ると、年輩の人3人、サラリーマン2人だけ。
お前のお目当ての女性は、サラリーマンの間に入り接待をしている。
隣に付いた女性に色々聞いてみた。
「ねぇ、あの人って新人さん?」
「えっ?誰?ああ、まきちゃん?そうよ新しい子。優しそうでしょ?」
「そうだね~、まきちゃんって言うのか~」
「あれ~何?好みのタイプ?」
「そんなことないさ(笑)」名前は、まきでした。
それから時間が経ち、何時もの様に店内が暗くなりチークの時間。わざとまきの近くで踊る。まきは、スーツの男に寄り添って踊り出した。薄明かりの中、まきを見てみると男に何か言われているみたいだが、よく聞き取れなかった。もう1人の男が近づいて来て、まきの後ろから抱きつき、3人で踊り始めた。後ろの男は、まきの胸を服の上から鷲掴みにし、揉み始める。
まきはされるがままの状態。
違う方に目をやると、3人の年輩の方が、1人の女性にまとわり付き、キスをしたり服の中に手を入れている様子がうっすらと見えた。
音楽が終わり店内が少しづつ明るくなると、お客は自分の席に戻り始めた。
そしてサラリーマン達は、立ち上がり帰って行った。
カウンターのママに
「ボックスで、まきさん指名出来る?」
と言って指名。ボックスで待っていると
「初めまして、まきです。宜しくお願いします。今日は、お一人ですか?」
「そうだね。まきさんも飲んで、飲んで」
「有難う御座います。頂きます!隣に座っても宜しいでしょうか?」
「ああいいよ」
「じゃあ、乾杯」
「まきさんは、入ったばかり?」
「はい、そうです。何も分からなくて~。慣れるまで大変です(笑)」
「そっか~、こんな仕事をしていて旦那さんとか怒らないの?」
「私、バツイチなので(笑)」
「ああ、そうなの?ごめん」
「お客様は、ご結婚は?」「俺はしていないよ。独身」「へっ~モテそう」
「そんなことないよ」
「あっ、すみません火を」「あっ、そんな所からライター出すんだ(笑)オッパイ大きいよね?」
「そんなことないですよ。もう若くないから垂れてきちゃって(笑)」
「そんなことないさ(笑)さっきだって、揉まれていたろう?」
「さっきの人もエッチだった(笑)見えていたの?」
「見えていたさ~(笑)いいなって(笑)」
「嫌だ~エッチだ~(笑)」その時、本日最後のチークの時間で、また店内の照明が落ち暗くなる。
「踊りませんか?」
「俺はいいよ。さっき踊ったから(笑)」
そう言うとまきは、俺の肩に頭をおき、手を握って来た。俺はまきの胸を服の上から触る。まきは、俺の手を取り自分のジャケットの中に…。柔らかいまきの胸を下から揉み込みながら、乳首を引っ張る。
まきは小声で
「感じちゃう」と…
俺はまきとキスをした。店内が明るくなると、小倉はまきを誘ったらしい。
「今度時間があえば、食事でもどう?」
まきは
「はい、有難う御座います。時間が合えばお願いします。」
アドだけ聞いたそうだ。
小倉曰く
お前の嫁じゃなかたよ!あんな尻軽じゃないもんな!とのことだったが、まきのアドは、妻の物だった。
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