診察室らしき部屋に案内されると、彼女は僕に簡単な質問を始めた。
『ではまず…サイトにも書きましたが今回の治療法は新しい療法の為、上手くいかない可能性もありますがよろしいですか?』
『はい…お願いします』
どんな治療をされどんな結果になろうとも構わないと思った、それほどまでに僕にとって彼女は魅力的だったのだ。
『それではまず問診しますね…』
彼女は軽く微笑むとボールペンを持ち、カルテに何やら書き込んでは再び僕を見つめ言った。
『あの…ふ…普段は…どれくらいでイッ…その…イッて…しまわれるのですか?』
彼女は頬を染め恥ずかしそうな表情をしながら言う、僕はまた思考が停止してしまった。
『え?…あ、あの…すぐです…はい…』
あまりの突飛な質問にもかかわらず僕は素直に答えてしまう、彼女はその答えを聞いてカルテに書き込むと質問を続けた。
『えっと…おせ…お精子っ…お精子はどのような状態のモノが出ますか?』
『例えば…ドロドロとしたお精…お精子とか…サラサラしてるとか…』
彼女は続けざまに卑猥な言葉を僕に浴びせる、僕は頭の芯から熱くなるのを感じながら答えた。
『ドロドロしたの…です』
そう答えると彼女の瞳が潤んだ気がした、開業したばかりでこのような問診に慣れてないのか…それとも………
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