〈綺麗だねー〉すぐに返信がかえってくる。
〈友達のだよ〉亜美が返す。
〈いま友達といるの?二人?〉
〈そう〉亜美が返す。
しばらく間があり返信がきた。
〈胸みせて〉
二人は声にだして、「はぁ?」と笑いながら言った。
〈無理〉とだけ返信する亜美。
相手からの返信にはメールアドレスが載せられており〈ここに送って〉とある。
亜美はあきれていたが、
美奈が上目遣いで「みせてみる?」と言った。
美奈は制服のスカートは両親、学校から怒られない程度に出来る限り短くし、
私服も短めのスカートやショートパンツ、ニーハイ、どこか見られたい気持ちがあった。
もちろん、まだそれを性癖とは思っていない。
ただ、見られているかもという感覚に、優越感や自己掲示欲がみたされている。
だから階段を登る際も一応スカートを抑えるが、見られてもいいと思っていた。
「えーあたしは嫌だよ」亜美が言った。
「小さいし・・・」
「あたしだって小さいし」
美奈は自分の胸を触りながら亜美の胸を触った。
亜美は前のめりになっている美奈の制服の隙間にスマートフォンのカメラを向けると
シャッター音を鳴らした。
二人は笑いながらスマートフォンに写る美奈の胸元をみる。
「小さいなぁ」
笑いながら自分の胸をそう評する美奈。
亜美はフリーアドレスのメールにそれを添付して相手に送った。
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