何分くらいそうやって泣き続けたのでしょうか。
私と安藤君は唇をむさぼるように激しく合わせていました。
舌と舌が2匹の軟体動物のように、ぬめぬめと絡み合って、お互いの睡液をすすり合っていました。
私は言いようのない激しい衝撃をうけていました。昨夜、あんなにクラスメイトたちと楽しい時を過ごしたのに、一緒に通い、学び育った学校はめちゃめちゃに壊され、見捨てられ、むごたらしい残骸をさらしていたのです。
学校を失ってしまった悲しみと寂しさは、私の心を激しく突き動かしていました。
私は安藤君にしがみついて、唇を押しつけていました。
安藤君が私のTシャツをまくりあげ、ブラを押しあげて、胸をもみ始めました。
胸をもみながら、安藤君の唇と舌が首筋をはい、なめまわします。
膝から力が抜けて、私は立っていられなくなりました。
安藤君に抱きかかえられるようにして校舎を出た私は、草むらの中に横になりました。
校舎の床はほこりが積もり、ガラスが散らばって横になれる場所はなかったのです。
また安藤君が私の胸をもみ、なめ始めました。
乳首が痛いほど立っています。
恥ずかしさも忘れて、私は今まで体験したことのない興奮の渦の中に飲み込まれていました。
安藤君が私のキュロットスカートを脱がしました。
むき出しになった太ももを安藤君の手がなでまわします。
パンツの底の部分がシミになるほど、じっとりと湿っているのがわかりました。
自分でも不思議に思えるほど、体液があふれ出ていたのです。
太ももをなでまわしていた安藤君の指が、パンツにかかりました。
ゆっくりと引きおろしていきます。
突然、忘れていた羞恥心がよみがえって、私の全身に襲いかかってきたのです。
私は思わず固く目をつぶった顔をそむけて、体をのけぞらせていました。
全身が真っ赤に染まってしまったかと思えるほどで、こんなにも激しい差恥は感じたことがありませんでした。
子供の頃から一緒に遊んだ友達にあそこを見られるせいだったのでしょうか。
同じように見られても、東京で偶然知り合った人に見られるのと、子供の頃から知っている人に見られるのとでは、恥ずかしさは全然違ったものでした。
パンツが脱がされ、安藤君が私のふとももを押しひらきました。
さっき流した涙のように体液がとめどもなくあふれ出ていました。
安藤君がそっと唇を押しつけてきました。
片手で私の萌えでている草むらをなでまわしながら、舌を伸ばしてきました。
安藤君の熱い舌が私のぬるぬるになっているあそこをなめまわします。
そして、膨らみきっている私のクリトリスを唇ではさみこみました。
私は熱いため息をもらしました。快感が押し寄せてきます。
安藤君の舌先が私の小さなクリトリスをなめまわします。
快感がどんどん高まってきました。
安藤君の指が私のあそこに差し込まれました。
あそこの柔らかい粘膜をまさぐり、細い指のペニスでこすりながら出し入れします。
私の腰は安藤君の指の動きに合わせて、自然にうごめいていました。
「あっ、あああ」と私は声に出して、あえいでいました。
いつの間に脱いだのでしょうか、私の手に安藤君の火のように燃え立っているモノを握らされました。
それは私の手におさまりきれないほど太くて、木のように固くなっていました。
私は軽く握ったまま、こすり上げ、こすり下ろしました。
「愛ちゃん」
昔のように安藤君が私の名前を呼びました。
それはせつなさそうな声音でした。
「愛ちゃん」
また呼びました。
私のあそこの柔らかな粘膜をまさぐる安藤君の指の動きが早くなっていました。
それにつれて私の安藤君のペニスをこする動きも早くなっていました。
「い、入れていいか」
「入れて」
私は熱にかすれた声で答えていました。
安藤君の熱く、太く、固いものが私のあそこを押しひらいて侵入してきました。
それはあそこの奥深くまで達しました。
ペニスが全部おさまりきると、安藤君がゆっくりと体を倒してきました。
私は安藤君の体を抱きしめて、激しく唇を押しつけ合い、舌を絡ませ合いました。
安藤君のモノがあそこの中でびくびく動いて存在を主張していました。
しばらく激しいキスをしたあと、安藤君が腰を動かし始めました。
力強く私のあそこに突き入ってきます。
ぐいぐいぐいぐいと攻め込んできました。
安藤君の荒い息づかいが間近に聞こえました。
安藤君が私の両足を持ち上げ、持ち上げた足を私の胸に押しつけて、まるで真上から杭を打ち込むようにペニスを突き刺してきました。
大きなペニスは私の子宮まで突き上げてきました。
私も安藤君も、ここが野外であることを忘れていました。
押しひらかれ、貫かれるところから快感が吹き上がってきます。
私は雑草をひきちぎらんばかりにつかみ、知らないうちにああっ、ああっ、と、声をあげていました。
安藤君の動きが早く、激しくなってきました。
疲れを知らないたくましい腰を私のあそこにたたきつけてきます。
私の両足を自由にした安藤君は、再び覆いかぶさってきました。
唇と唇をぶつけ合ってむさぼり合います。
ほんの短い間の休息をはさんで、安藤君が猛烈に攻め込んできました。
力の続くかぎりといった様子で腰を動かし、突き刺してきました。
私も安藤君も極限まで高まっていました。
「いくぞ!」
苦しげなうめき声をしぼり出すと、強く腰を押しつけてきました。
安藤君のペニスが私の中でびくびくと痙攣して、こらえていたものを射出しました。
3度、4度と心地よく私の子宮を射ぬきます。
満ち足りた思いが私の身体のすみずみまで広がっていきました。
やがて、安藤君が私の上に倒れてきました。
胸が大きく波うっています。
私の閉じたまぶたの裏で、葉かげを通ってくる真夏の強い日差しが、チラチラと踊っていました。
葉が優しくささやいています。
セミの声がうるさいほど鳴き騒いでいます。
それ以外には、2人っきりの静かな時を破るものはありませんでした。
「ごめんよ」
「謝らなくてもいいのよ。私が望んだんだから」
安藤君のたくましいものが、まだ私のあそこの中にとどまっていました。
それはちょっと力を失っていましたが、まだまだ充分な固さを保っていました。
「誰かに見つかるといけないな」
離れようとする安藤君を、私は逆に抱きしめていました。
安藤君が言うように、誰かに見つかり、恥ずかしい噂をたてられるかもしれないというのに、その時の私は、やはり、どうかしていたのでしょう。
そんなことどうだって構わない、というような深い喪失感の中にまだ漂っていました。
「このままでいて」
私は安藤君の唇を求めて、執拗に唇を絡め合い、舌と舌をまさぐり合いました。唾液が糸を引いて行き交ううちに、私のあそこの中にある安藤君のペニスがたちまち力を得て、再びふくれあがり、硬直しました。
そうなってしまって、安藤君も私から離れることはできなくなってしまった様子で、硬直具合を確かめるように、ピクン、ビクンと何度も動かして私の興奮を高めてきました。
我慢できなくなった安藤君がゆるやかに出し入れし始めると、精液と愛液がつまっているあそこがぐしゅぐしゅ卑猥な音をたてました。
ぬかるみに足を突っ込んだようなその音が、激しい羞恥とともに私の耳に響いてきました。
一度達したばかりの私の体は、すごく感じやすくなっていました。
短い時間のうちにのばりつめてしまいました。
でも、安藤君はなかなか終わりません。
ふわふわした夢の中に漂いながら、私は流されないように、ただ安藤君にしがみついていました。
やがて、安藤君にも終わりがやってきました。
二度目の放出を私をあそこにすると、ぐったりと倒れてしまいました。
荒い息をつきながら死んだようになっている安藤君を抱きしめながら、私はまた新しい涙を流していました。
安藤君が、朽ち果てた校舎や、故郷が、そして自分がいとおしくてなりませんでした。
※元投稿はこちら >>