出会い系サイトで男たちと会い始め1年が経ち、時間の作り方、
出会った男たちと後腐れなく別れる事にも慣れた頃だった。
ハンドルネーム『智也』と名乗る男性。
40代会社員、既婚者で営業職についている男性だった。
智也はメールが長文で、文章がうまく、出会い系に慣れた男だった。
『会いませんか?営業周りで○○駅にいます』
前もっての約束ではなく、なんでもない日に会いたいと言い、
絵美も不安に思うことなく出会った。
食事などせず、平日日中のラブホテルに彼の営業車で入る。
男は慣れていた。
絵美は智也に貪るように抱かれた。
手や口で絵美の陰部をいじり、絵美を感じさせる。
SEXが上手な男だった。
ある日、智也からまた会いたいとメールが届いた。
絵美も抱かれたいと思い待ち合わせに向かう。
二人で向かった先はアダルトショップ。
二人で絵美に似合うランジェリーを選らんだ。絵美が気に入ったバイブを買った。
ラブホテルに入りSEXを楽しむ。絵美はおもちゃば嫌いだったが
智也の言葉攻めのうまさもあって、一人でバイブをいれて楽しんだ。
智也が言ったのを覚えている『思い出に写真撮る』と。
絵美は少し戸惑ったが、ラブホテルの雰囲気、バイブの気持ちよさ
智也の間髪いれずにカメラを向けるうまさに、断ることもなく
写真に納まった。
『誰にも見せない』
そう言っていた。その言葉を簡単に信用していた。
絵美はコーヒーを机に置くと両手で顔を隠した。
《なんて事を・・・・》
焦る心のまま、スマートフォンをいじり、智也との
メールを探す。メール内容に電話番号が書いてあったはず。
夫にスマートフォンをみられた時を考え、すべての男の
連絡先は、アドレス帳に登録しなかった。
メールはブラウザからみればいい。絵美は浮気することに慣れていた。
2年前の智也とのメール。その中から彼の電話番号をみつける。
そのまま智也に電話をかけた。
営業マン、智也5コールもしないうちにすぐに電話にでる。
『もしもし・・・絵美さん?』
この声だった。2年前に言葉だけでも絵美を興奮させた男。
絵美は少し小さな声をだす。
『お久しぶりです』
二人が出会ってSEXを楽しんだのはたった3ヶ月程度。
絵美のほうから連絡を絶ち、それで関係は終わっていた。
『どうしたんですか?』智也の言葉に絵美は間髪いれずに聞いた。
『写真・・・・掲示板に載せました?』
智也も間髪いれず答える。
『載せてませんよ』
『載ってます、掲示板に』絵美は少し怒りをこめて答えた。
僕ではない、という智也。絵美は大型コーヒー店で
大声は出さず、ただ少し声に怒りをこめている。
『兎に角僕ではない』そう智也は言うと電話を一方的に切った。
絵美はかけ直したが、智也は電話にはです留守電にも切り替わらなかった。
絵美の心臓が鼓動を早め、彼女の心を圧迫する。
《どうしよう》
絵美は机にひじをつき、両手をあごのラインにあて、頭をさげた。
店内は多くの来店客の楽しそうな会話でにぎわっている。
絵美だけが不安と焦りにまとわりつかれ、その焦りと不安は
彼女にしかわからなかった。
《そっか、このURLを送ってきた相手にメールを返せば》
絵美はそう思いつくと、メール差出人に返信した。
『あなただれですか?智也さん?』
フリーアドレスに返信するとすぐにメールが返ってくる。
『智也さん?違いますよ。その人に撮られたんですか?』
絵美は相手に主導権があることに嫌気を感じる。
『なぜこんな事するのですか?』
絵美のメールにまた返信がある。
『まぁ、やりたいからですよあなたと』
絵美はそのメールに怒りを感じた。
『脅しですか?』絵美はそう返信した。
すぐに返信がくる。
『脅しですよ』
その一言にびっくりした。メール相手はなんら怖がっていない。
むしろ楽しんでいる。主導権は相手にあった。
絵美は返信を躊躇すると、またメールが届く。
『誰に相談します?できますか?』
結婚9年目。子供も大きくなり、夫と別れたくはなかった。
絵美がOL時代の友達、ましてやママ友にこんな相談はできない。
絵美は焦りと自分の過去の行為の後悔で胸がいっぱいになった。
絵美がまだメールを返さないと、またメールが届く。
『会いましょう、いまからでもいいですよ』
絵美は怖かった。だけれど相手の意向に応じる覚悟を決める。
『場所は?』とだけ返信すると、相手がすぐにメールを送り返してくる。
『○○ホテル前』
地元のラブホテル。よく利用したホテルだった。
絵美は鞄にスマートフォンをしまうと席をたつ。
膝丈のダークグレーのコートを羽織ると鞄を手にし
ヒールを鳴らしながら店を出た。
○○ホテル。平日の日中、絵美の時計はまだ14時を指している。
彼女はラブホテルの前で周囲を気にしながら入り口の片隅にたっていた。
羞恥心が彼女を襲う。地元のラブホテル街、日中だから人気は
少ないが、もし誰かにみられたら・・・そう考えただけで
心臓がハラハラする。
すると一台の車がラブホテルに入る。駐車場入り口から男がこちらに
向かってくる。
40代に見える。ジーンズにダウンジャケットを羽織り、
財布と車の鍵を手にしている。智也ではない。
「こんにちわ」男がそう言った。
絵美は男の目をみた。見知らぬ男、3年間のなかで出会った男ではない。
「なにをお話しますか?」絵美はわけがわからず言葉を返すと
男は絵美のその焦った姿をみて笑った。
「まぁ落ち着きましょう、いきますか」
そう言うと男は絵美の手を握り、ラブホテルに入店する。
入店し、部屋を選びフロントでお金を払うと、無言でエレベーターに乗る
絵美は男の様子を伺うが、男はなにも気にしていなかった。
部屋の鍵をあけ、中に入る。男は財布と鍵と机におくと
ダウンジャケットのポケットからスマートフォンをとりだし
またそれを机においた。
絵美は鞄から手を離さず、部屋の隅で男の様子をみている。
「まぁ落ち着いて」男はそう言ったが、もちろん絵美は落ちつかない。
ラブホテルには備え付けのノートパソコンがった。
男は好都合と思ったのかそのノートパソコンを手にとると
ベットに腰掛けた。
「ここに座って」男がそう言う。
絵美はコートを着て鞄を持ったまま渋々ベットの上に腰掛ける。
男は隣に座った絵美に身体を少し寄せると、起動したパソコンの
ブラウザをたちあげ、あのサイトを開く。
『中出し専用人妻』
そのタイトルのスレッドを開くと絵美の淫らな写真を表示させる。
「うわぁ・・・変態だね」男が言った。
絵美は泣きそうな顔をする。
「まぁだいじょうぶだよモザイクかけてあるし」
男は絵美をみながらそう言った。
少し笑っているその顔に絵美はまた泣きそうになる。
「さて」と言うと、男はノートパソコンを机にもどし
絵美の首筋に手を回す。
舌を出しながら絵美にキスをする。
絵美は無言で抵抗もせず、だけれどまったく乗り気はなくキスを
した。
男が舌で絵美が開こうとしない口元でベロベロと舐めまわす。
絵美は目を開けたまままったく無表情のままだった。
男はなにも気にせず、絵美の口元、首筋を舐めまわす。
それでも無言、無表情の絵美をみて男が言う。
「楽しめば、一緒でしょう、出会い系と変わらない」
男はそう言うと立ち上がり、ベットに座ったままの絵美の顔の前で
ジーンズのベルトをはずす。
ジーンズを足元まで下ろすと、黒のボクサーパンツを
さらけ出し、絵美の顔に近づける。無言で絵美を見つめる男。
男は絵美の頭を両手で掴むとボクサーパンツ、自分の股間に
絵美の顔を押し付けた。
絵美が綺麗に薄化粧した顔に男の股間、下着を着たままの股間が
押し付けられる。
絵美はその高めの鼻で男の陰部を感じていた。
まだ勃起していない。男も緊張しているのだろうか。
絵美がそう考える。絵美は鞄を膝に置いたまま、両手はその鞄を
抱えている。顔だけで男の股間を受け止めていた。
男の股間の温かさがボクサーパンツから絵美の顔の伝わる。
絵美が気づいた。少しずつ、男の陰部が大きくなっている。
顔に押し付ければ押し付けるほどゆっくりと、男の陰部が
大きくなる。まるで生き物のように。
男の股間はみるみる大きくなり、ボクサーパンツを肥大させる。
絵美はその大きくなる陰部、どんどん温度が高くなる男の股間に
少し興奮した。大きくなった陰部がボクサーパンツを通じ
絵美の顔にあてられる。絵美は感じていた。興奮していた。
すると絵美は自然と口を開く。さきほどまで怖がっていた目は
落ち着き、女の目に戻っていた。
開けた口でボクサーパンツの上から男の陰部を咥える。
もちろんつかめないから何度も何度も口を開け
ボクサーパンツ越しに、陰部をなぞるように咥えた。
男が興奮し、はぁはぁと息をはく。
絵美はその男の吐息にまた興奮する。
興奮は、さきほどまでの恐怖感をかきけした。
絵美は鞄を足元に落とし、両手を男の尻にまわす。
男の引き締まった体を触りながら、舌をだし、ボクサーパンツの上から
男の陰部を舐めた。どんどん興奮する、絵美。
絵美は男のパンツを自分で下ろすと、
目の前に現れた勃起した陰茎を、口に咥えた。
両手は男の身体にまわしたまま、口だけで器用に咥える。
男は絵美のフェラチオの上手さに驚いた。
音をだし舌をだし男の陰茎を咥え、舐める絵美。
絵美はコートを着たままだった。
二人は全裸になると激しく愛撫しあった。
男と絵美のあえぎ声が部屋中に響き渡る。
絵美は名前も知らぬ男の陰茎の味を味わい、男の
愛撫に喘いだ。
と男が言った
「目隠しするから」
男がそう言うと、部屋にあったヘアバンドで絵美の目元、
顔を覆った。
絵美は目元を隠され、真っ暗ななかだ男の愛撫に感じ
喘ぐ。するとドアが開く音が聞こえる。
誰かが入ってくるのがわかった。
絵美は戸惑ったが、興奮がその戸惑いをかき消す。
部屋に現れた智也は男に目をやると着ていたスーツを脱ぎ
絵美の陰部にむしゃぶりついた。
絵美は誰かもう一人の男に愛撫されていることにもちろん気づいている。
怖くはなかった。
もうただこの興奮をとめられたくなかった。
彼女は目元を隠されたまま、見知らぬ二人の男の
陰茎を咥え、陰部に入れられ、最高のSEXを楽しんだ。
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