彼は一旦私から離れる、と私を振り向かせて両脇を抱え、いとも軽々と私を化粧台の上に、腰掛けさせました。そして私の両足を思い切り広げるように両手で引き揚げて、化粧台の上に乗せました。ちょうど私の両足が彼の方から見てMの字になるように。
思わず後ろ手をついた私のソコに、再び彼のものをあてがうと、今度は正面から差し入れてきました。
さっきまでの、後ろからとは違ったところを、一気に刺激する角度は、またも私を絶頂に導きます。
「だめ、これだめよ、どうにかなっちゃう、キツイー、ゆるしてー」
いろんな言葉を連呼して、たまらず彼の首にしがみついてしまいました。
しばらくのち、私は1回目の頂上を迎えました。
肩で息をする私の顔を優しく見つめて、彼は動きを止めました。
「ありがとう、綾さん。すごくよかったよ、さぁベッドに行こう」
ゆっくりと顔を近づけて長い口づけをくれ、私もそれを受け止めました。
次の瞬間、彼は私のお尻を抱えて、化粧台から身体を持ち上げたのです。
私はあわてて彼の腰に両足を絡めました。あの通夜の夜の、障害者トイレの中の移動のように、私はベッドに運ばれるのだと覚悟しました。
あの時とは違って、余裕が私の中で芽生えていたのでしょう。
横目で化粧台の鏡を見やると、電柱にとまったセミのような私の姿。
もしよそから人に見られたとしたら、ずいぶん滑稽な姿なのでしょうが、私達は夢中です。
鏡から慌てて眼をそらすと、照れ隠しのように耳元で
「私っておデブちゃんだから、大変でしょ?」
そう囁きました。
「綾さんは僕にとってのお姫様だよ、ちっとも重いなんてことはない。」
二人ベッドに向かいます
先回と同様、1歩1歩ごとに彼のものが、私の中に程よい抽送を繰り返します。
そのたびに思わず声が漏れてしまいます
「アッ、アッ、アッ」
そのままの姿勢でベッドに降ろされました。その瞬間でも彼は私から離れようとしません。
(どさっ)といった感じでベッドに投げ出されても、彼は私にのしかかったままです。ベッドに着地の瞬間、またも私の奥に彼のものがつきあたりました。
次に彼は膝立ちになり、私の腰を持ち上げました。まるで私はレスリングのブリッジのような体勢で揺さぶられます。
さっき化粧台で、正面で向き合った体位のような、突き上げるような快感です。
「あっ、アッ、あっ、ああー」
私は泣きづめでした。彼は無言で私を突きつづけます。
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