白いパンツが晒されて、冷たい空気がすうすうと通り抜けて、恥ずかしくて。
「も、もう、いいですか?」
「そんな色気もクソも無ぇパンツで済まされんわけ、ねえだろ! 後ろ向け。う、後ろ向いてスカート捲って、ケ、ケ、ケツ見せろ。そうしたら許してやるよ」
ズレた眼鏡を直しながら背中を向ける。壁に貼られた映画のポスターで、ハリウッドスターが私の事を笑っている。私は壁際のテーブルに手をついて、そのハリウッドスターに深く深く挨拶すると、スカートを少したくし上げた。
「ぜ、全然見えネェよ、馬鹿にしてんのかよ!」
あまりの屈辱で頭に血が上って、吐きそう。涙が止まらない。私はひと思いにスカートを捲り上げる。
「ヒハ、ヒャッハハハハハッ!」
惨めで悲しくて、膝が震える。
「う、動くなよ、動いたらタダじゃ済まねぇからな」
生暖かい感触に私のお尻は鷲掴みにされ、背中に鳥肌が立った。
「い、いやっっ!」
「う、動くなっつってんだろ!」
乱暴にパンティーが摺り下ろされる。お尻が変態おやじの視線に晒される。怖くて動けなくて、頭がまっ白だ。
「ハハッ、き、汚ったねェケツしてやがんなぁ!」
心臓が激しく脈打つ。こんな奴に。……こんな、奴に!!
「なんだよぉ、ケ、ケツの穴まで、き、汚ねぇじゃねぇかよぉ! クソしてちゃんと拭いてんのかぁ?」
「あっ……!」
突然お尻を掴まれたかと思うと、お尻の穴の辺りに冷たい物が当たった。恐る恐る後ろを見る。眼鏡のフレームが邪魔してよくは見えないけど、それが濡れたビニール傘の先っぽだと知った。傘を持つオヤジの、卑猥で私を見下した顔。
「痛っ……」
傘の先っぽがお尻の肉に食い込む。その乱暴な冷たさが吸い込まれるようにお尻の穴を探り当てた。
「動くんじゃねぇぞ」
「や、やめ……」
体を捩ろうにもオヤジの力は強い。傘の先っぽがずぶずぶとお尻の穴から入って来る。腰を引いても傘は追いかけて来て、でも下手に動くと刺さっちゃうんじゃないかって、それが怖くてけない。
「ケ、ケ、ケツに傘が、さ、刺さってんぜ! おら、な、なんとか、言ってみろよ」
先っぽが入ると、あとはスルスルと奥まで冷たい感触がめり込んで来る。身体中が緊張して、腕も足も震えが止まらない。
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