「アズ…こっちの方がいい」「うん…凄いっ」「さっきと全然違う」「可愛いくなった」と皆言った。「ホント?」と言って鏡を持って自分の顔を見た。「これが…私?…凄い」「アズミちゃんは元がいいからメイクするのも楽だったよ」「さすが元美容師っ」「やるねぇ」「私もして貰いたいっ」「多分無理…今までで一番の出来だから」と自信満々に言った。アズミは「そんなに見ないで…恥ずかしい」と言って顔を伏せた。恥ずかしがり屋で自分に自信がないんだなぁと思った。…二次会でカラオケに行った。俺はアズミの隣りをキープした。「アズミちゃんは歌手誰が好き?」「ドリカムです」「そうなんだっ…俺もライブに行く位大好き…じゃぁリクエストしていい?俺も歌うからさ」「でも下手ですよ?」「いいよ…気にしない俺も下手だもん」「じゃぁ一緒に…」と言って[サンキュ]を入れた。その次に俺は[未来予想図]を予約した。アズミがまず歌った。綺麗な透き通った声をしていて凄くうまかった。俺は聞き惚れた。「うまいね」「そんな事ないです」「綺麗な声だった」と言うとまた恥ずかしがった。
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