金曜日のイヴの夜、2人で出掛けた。車を走らせる。イルミネーションが道路を明るく照らしていた。「こんなに綺麗なんだな?」「見た事ないの?」「この日は出ない事にしてたから」「フフッそうなんだ」山へと車を走らせる。「ここだ」と言って曲がり道なりに車を進めて、駐車場に車を入れ停めた。車を降りて手を繋ぎ、頂上の展望台を目指した。展望台に登った。「わぁ~っ凄~いっ…綺麗」街を一望出来どんなツリーやイルミネーションより綺麗だった。「綺麗だろう?」「うんっ凄いっ」「穴場なんだよ」「よく知ってたね」「だろ?」と得意げになった。「来年も見に来ような?」「うん…約束ね」と言って2回、3回とキスをした。アズミは両手に「はぁ」と息を吹きかけた。「そろそろ帰るか?」「もうちょっと…」俺は防寒着の前を開け、アズミを後ろからそっと抱きしめ包んみ、そしてまたキスをした。…車に戻って、エンジンをかけ暖房をフルにかけた。「さむ~いっ」とアズミは言った。そしてまた車を走らせた。ファミレスを探したがどこも混んでいた。
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