0. プロローグ ~出会い~
某月某日。時刻は21時半をまわった。
某所にて活動すべくターゲットを探していると、長身でスリムな彼氏とスタイルが良くて可愛い彼女のカップルを発見。彼氏が時々こちらに視線を送ってくる。
近くに同じ雰囲気を醸し出す男性がもう一人。こちらに気づき、二人でカップルの後を追う。
コンビニから出てきたカップルがこちらに気付く…がしばらく動きがない。そろそろターゲットを変えるか?いや、彼氏に何か言われた彼女がこちらにやって来て、恥ずかしそうに話しかけてきた。
「あの…私と遊んでくれませんか?彼氏が一緒なんですけど場所はあるので…」
やはり、先ほどこちらに送ってきた視線は変態が変態の匂いを嗅ぎ分けたのか?想像した通りのカップルだったらしい。期待に胸を膨らませながら、しかしそれに気づかれないように平静を装いつつ返事をする。
「いいですよ、喜んで」
もう一人の男性(以後、A氏)も異存ないらしく頷く。
さぁ、変態の夜会の始まりだ。
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