「それから亮太君が大好きで、中学でも一緒にいたいなぁって思って、部活も委員会も、亮太君と同じ所に入ったの」「そうだったんだ」「へぇ」…そんな昔話で盛り上がりあっという間時間が経ち、俺達は慌てて帰った。…途中の駅で俺達は別れた。「じゃぁまたな」「うん気をつけてね」恵理の乗った電車を見送った。…翌日仕事をしてると課長が「は~い注目」と言った。「坂本君ちょっと前に」(何だろう)と思いつつ前に行った。「坂本、君に辞令だ」「えっ!?」課長は持ってた紙を広げて読み上げる「坂本亮太殿、本日9月22日を以て、課長補佐に任命する」「えっ!?」俺はデカい声を出した。「おお~っ」と周りから声が挙がった。「何かの間違いじゃ…」と言うと課長は「この前のイベントの大成功が認められたんだな」「でもいきなり課長補佐って」と困惑してると「上の話しだと会社に大幅利益をもたらしうるであろう人材が平社員だと示しがつかないらしい」「利益って言っても年間で考えたらほんの僅かですよ?」「それでも上からの命令だしな断ったらなんと言われるか」と課長が言った。
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