勝利と昔話に花が咲いた。「亮はいつ頃から恵理の事好きだったん?」「中1からだよ」「きっかくは?」恵理も興味深々な顔をした。「え~言うの?」「いいじゃん付き合ってんだから」「私も聞きたい」「ほら〇〇委員て決めるじゃん…その時一緒に図書委員やっただろ?」「うんやったね」「俺が昼休みの当番の時、いつも決まった場所に座って本読んでただろ?その時、本読んでる姿見てあっいいなぁって思ってさ…それからいつも見てたんだ」「へぇ~」「貸し借りする時凄ぇ緊張したんだ」「そうだったの?」「恵理はいつ頃から?」「えっ!?私も?」「当たり前だよ」「私が好きになったのは…6年の時に隣り同士になった時だよ」「何で?好きになった?」「ほら覚えない?二学期のオナラ事件」「あ~あれ…あったなそんな事」「あの時ショートパンツ履いてて、私が動いた時に肌の部分が椅子に擦れて、変な音がして皆私の方を振り向いたでしょ?その時、亮太君がすぐに「ゴメン俺がした」って言って疑惑を晴らしたでしょう」「うんあったね」「その後、笑顔で「オナラじゃないの解ってるよ」言ってくれて、それから好きになったの」と語った。
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