「恵理エロいな」「そう?」「そうだよ」「大好きな亮太君をいっぱい気持ち良くしてあげたいから」「それでもエロいよ」「エロいの嫌?」「全然」フフっと恵理は笑った。起きて朝食を食べた。「今日店は?」「昨日あんだけしたから臨時休業する」「じゃあ1日付き合って」「デート?」「まぁそんな感じかな」…2人で出掛けた。S線に乗って約1時間、恵理は向かう所が解ったらしい。目的地の駅に着いた。「うわぁ懐かしいな…あっ!?あんなの建ったんだ」俺達の故郷だ。バスの時刻表を見るとまだ時間があったので、近くのスーパーに寄って花束と線香を買った。バスに乗って実家近くで降りた。そこから歩いて約10分目的地のお寺に着いた。家の墓参りをした。この日は祖母の命日であり、俺の両親の命日も近かったので一緒に済ませた。その足で実家に住む兄貴の元へ行くと丁度兄貴が居た。兄貴は土地を受け継いで農業をしている。遺産相続の時、親父の遺言で俺は土地と財産の一部を貰う事になっていたが、それを全部拒否して兄貴に任せた。後々面倒くさいと思ったからだった。
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