「翆ちゃんはどこで寝るの?」「私はこっちで寝るから」「ゴメン…何か気を使わしちゃった?」「そんな事ないよ」「これ内緒だけどさ…俺とママが結婚したら、ここを完全にお店にしちゃって、この近くに家買おうと思ってるんだけどどうかな?」「本当に?」「うん」「私の部屋もあるの?」「当たり前じゃん…友達も泊まれるよ」「それいいね!」「まだ内緒だよ?」「うん分かった」俺達が話してると、恵理が入ってきた。「楽しそうに何話してるの?」「内緒」「ねぇ」2人顔見合わせて笑った。「ママおじさんお休み」と言って翆は眠った。「亮太君そのままで寝るの?」「着替えないし」「ちょっと待って」と恵理は押し入れからスウェットを出し「コレこの間買ってきたから着替えて」と渡した。「買ってくれたの…ありがとう」「下着もあるよ」「マジで!?じゃあ風呂入るかな」「そうして」と起き上がってスーツを脱いだ。恵理はスーツを拾い手際よくハンガーに掛けた。俺は風呂に入り体を洗い始めた。すると恵理も入ってきて「背中流してあげる」と言って垢すりを取って背中を洗った。
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