ノンジャンル 官能小説

中谷は口を開けたまま固まった。｢恵理とは小中と同級生で、中学卒業以来２０年会ってなかったんですけど、中谷がこの店を紹介してくれて、それで再会したんです…｣｢おぉ奇跡の再会かぁ｣と誰かが言った。｢中谷ありがとうなお前のお陰で恵理と再会出来た…本当にありがとう｣｢坂本お前そんな素振り全然…うわぁショック｣｢ショックって中谷さん…奥さんいるじゃない｣｢そうだぁ…奥さん大事にしろ｣｢結婚の日取りとか決まったらまたお知らせします｣｢坂本さんおめでとう｣と拍手を受けた。中谷はその後４日程会社を休んだ。…夜も大分更け宴会はお開きとなりタクシーで帰る者、駅に向かう者とに別れ皆帰路についた。中谷はショックで酔いつぶれ、奥さんが文句を言いながら迎えにきて連れてかれた。俺は残り恵理を手伝った。｢亮太君もういいよ…上に行って休んで｣｢大丈夫？｣｢うん…これ終わったらすぐ行くから｣｢分かった｣俺は上に行った。｢終わったの？お疲れ様｣｢翆ちゃんもお疲れ様｣｢お風呂は？｣｢もう疲れ切ったからいいや｣｢そう…隣りにお布団敷いてあるよ｣俺は寝転がった。


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