「恵理さんと翆ちゃんを養う位はありますが…それに」と俺は続けた。「もし俺に何かあったとしても2人が困らないで暮らしていけるだけの備えもしてます」と言うと叔母さんは黙った。「恵理も翆も俺にとって大切な存在で、俺の一生をかけて守ってやりたいと思ってます…それだけ2人共愛しています」と言うと、叔母さんは「分かったわ…この話しお断りするわ…恵理もいい人捕まえたのね」と言って立ち上がり出て行った。恵理が叔母さんの後を追いかけ言った。「叔母さん…心配してくれてありがとう…私亮太君と翆と幸せになるから」「彼を大事にしなさいよ」と捨て台詞ぽく言って立ち去った。…「はぁ…なんか怖かったぁ」「亮太君ありがとうね…嘘でも嬉しい」「嘘じゃないよ…俺は本気で言ったんだ」「えっ!?」「だから本気だってっ」「本当に私なんかでいいの?こぶ付きだよ?」「何回も言わせんなよ…」「やだ…もう一度聞きたい…お願い」「これで最後だぞ…」「うん…」「俺坂本亮太は恵理さんと翆を一生大切にします…だから結婚を前提に俺とお付き合いして下さい」「はい…お願いします」こうして俺と恵理の付き合いが始まった。
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