「ゴメン…何か暗くなっちゃったね…」「別れてからは誰とも付きあってないの?」「…ううん…1人いたけど翆が懐かなかったからすぐ別れたの」「そうなんだ」「あの子人見知りなんだけど…亮太君とは合うみたいね…」「そう?」「だって楽しそうに話してたから…」「そうかな」「あの子の楽しそうな笑顔…久しぶりに見たわ」…そんな話しをしながらお酒も進み、俺は結構酔っ払った。時計を見た。「あっもう最終の時間だ…もう帰らないと」と立ち上がろうとしたら、酔い過ぎて足がもつれた。「亮太君…大丈夫?」「大丈夫」「これじゃ危ないから今日は泊まっていって…」と恵理は俺を支えながら言った。それでも俺は「大丈夫」と階段に向かったが、グルグルと目が回った。「危ないから…ね?お願い…」と説得され仕方なく泊まる事にした。恵理は寝室に行き布団を2つ敷いた。俺は何とか布団に入った。「あ~久しぶりにこんなに酔ったなぁ」「大丈夫?」恵理は心配そうに言って隣りの布団に入った。
※元投稿はこちら >>