出会い
高三の夏休みに仲良し友達と二人で出掛けた旅行先で
ハシャギ過ぎてた二人
荷物を盗まれ小銭にしか残ってない二人
交番を出た泣きべそ私が隆夫さんとぶつかったのが出会い
私が原因でぶつかったのに謝るのも忘れて
「おっと!大丈夫かい?」
隆夫さんの声かけで私は泣き崩れ
「とうしたの?うん?」
慰められて話しを聞いて頂き
困り果ててる二人に
「良かったら私達と一緒には、どうかな?」
隆夫さんは連れの女性が居ながら
夫婦に見えてましたが
お二人の会話から夫婦ではないのが判りました。
なのに女性までもが
「そうよ!そうしなさい!」
「折角の思い出旅行でしょ!」
隆夫さんだけ男一人でしたら警戒して遠慮するのですが女性が一緒なので
お言葉に甘えたのでした。
有名な和風旅館に泊まっていて
電話で私達の部屋までとってくれて
友人と顔を見合わせてビックリの連続
女性が一緒にきて
服や着替えを買って頂き
二泊三日の旅館を満喫しました。
帰宅後お礼の電話をして挨拶に行く予定を決めました。
友人と二人で挨拶を終えて帰り際に
隆夫さんから手渡しされたメモ
私もどうしてか友人に知られないように隠しし舞い込んでいました。
「良かったら二人で食事しよう!」
電話番号があり
友人と別れてからすぐに公衆電話から電話していて
不思議な自分の行動が信じられないけど
隆夫さんに見つめられた
あの目線に侵食されたのか
憧れや好きな人みたいな恋心は経験してるが
男性とデートするような事が一度もない私が
ましてかなり年上のおじさんとも言える男性に
隆夫さんへの直通電話のようで
二日後の土曜日に昼食を一緒する約束を決めてた。
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