つづき
ただ、射精の勝負では負けたとはいえ、黙って引き下がる訳にはいかず、
「二回目の勝負には負けたくせに天狗になるなよ」と何気なく口にすると
彼女は「二回目って?」と興味を持ったようでした。
木村はいらいらしたような顔になっていましたが、構わずに2回目のタイマンの
ことを話しました。
彼女は僕が木村に勝った結末を聞き、嬉しそうでした。
そんな彼女をみて、木村は「まぐれで勝ったのがそんなに嬉しいのか?」と
挑発的な口調で突っかかってきました。
「なんなら、もう一回やるか?」僕のその言葉を待っていたかのように木村は
「望み通りやってやるよ。彼女の前で恥かかせてやるからさっさとかかってこいよ」と言い、こちらを睨みました。
僕は、今度こそ彼女の前で木村に屈辱を与えてやろうと思い、挑戦を受けることにしました。
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