次の日朝、いつもの電車の時間になっても晴香は来なかった。俺は(まずったかな)と思いながら会社に行った。就業前になると晴香が慌てて駆け込んで来た。「どうしたの?」と課長が晴香に聞いたら「寝坊しました…すみません」と言った。俺は(何だ寝坊か)と思い晴香を見てると、目が合ってペロッと舌を出して席に着き、仕事を始めた。いつもと変わらず仕事をこなしてる晴香に「浅野君ちょっと…」と声を掛け資料室に行った。必要な資料を出しながら「昨日の事は謝らない…本当に君が好きだから」と言うと「驚いたけど、私も好きですから…嬉しかったです」と言った。「良かった…ショックで寝込んだのかと思った」「フフフ…」と笑った。「俺と付き合ってくれるか?」「…はい…私で良ければ」と言って戻る前にキスした。それからはいつも通り仕事をして、駅で待ち合わせ手を繋いで帰った。
※元投稿はこちら >>