まだ何も知らない頃。
おじさんがしばらく外出する時は僕と美空で留守番をした。
訓練も当然なし。
おじさんを見送る。
「じゃあ留守番頼むぞ」
「はぁーぃ」
おじさんは子供二人きりにするのは心配・・・ではないらしい。
俺の養子なら心配ない!・・・・だそうだ。
美空はニヤニヤしてる。
僕もニヤニヤしちゃう。
だって・・・。
「今日はこの家の主だっ!」二人で叫んだ。
1日だけの支配者。
とりあえず好きなおやつを食べる。
「美月、おいしいね」
「うん、おいしいね」
二人の大好きなチョコバーを食べる。
口の周りにチョコがついてしまう。
「美月、チョコついてるよ」美空が僕の口の周りをペロッと舐めた。
「美空もチョコがついてる」僕も美空の口の周りを舐めた。
ピンポーン。
チャイムが鳴る。
「お客さんだ!」
美空と一緒に玄関に向かう・・・。
知り合いのおばさんだ。
手作りジャムを配達してくれる人。
「こんにちわ!」
「あらあら、可愛い双子ちゃん・・あら?今日は二人きり?」
「うんっ!」
「そっか、じゃあジャム置いてくね。お金はもう貰ってるから」
おばさんがジャムの入った大瓶を置いた。
せっかく来てくれたんだし・・・。
「おばさん、少しお茶しませんか?」
「あらあら、いいの?・・じゃあお邪魔しますね」
このおばさんはいい人だしおじさんも信頼してる。
お茶を用意する。
ダージリンを茶葉を少し入れてお湯を注ぐ。
いい香り。
美空と二人で作った。
あとはおかしを持っていく・・・。
おばさんはソファーに座って僕と美空の様子を眺めている。
ニコニコ笑っている。
お茶を置いて僕と美空は向かい側のソファーに座る。「本当に可愛いわね・・天使みたいよ」
おばさんはいつもそう言うなぁ。
「天使だってさ」
「あはは、天使ちゃん!」
美空ときゃっきゃっとはしゃぐ。
「美空ちゃんは綺麗なお嫁さんになるわね・・結婚式あげる時は私も行くね」
それを聞いて美空は首を横に振った。
「けっこんしないよ!」
おばさんは首を傾げて笑った。
「あらあら、そんな事言ったらダメよ、そんな可愛いのに・・」
「私は美月と一緒!ずーっと・・ずっと一緒!」
おばさんはクスクスと笑った。
「美月くんも大変ね、でも美月くんとは結婚できないわよ」
美空はムッとした。
「美月とけっこんなんかしなくていいもん!一緒にいるだけでいいもん」
「美空はわがままだな、手がかかる妹・・」
「美月もけっこんしないでね?絶対だよ?」
「やだ、僕はいいお嫁さんを貰うよ」
美空はそれを聞いて泣き出した。
「あらら、泣いちゃったわね、美空ちゃん・・泣かない泣かない・・」
「うう、ぐすっ・・」
僕も美空とずっと一緒にいたい。
けど大人になったら結婚しなきゃならない。
お嫁さんをもらって子供を授かって。
幸せな家庭を作らなきゃいけない。
だから美空とはずっと一緒にはいれない・・。
そう・・思ってた。
なんで泣くの?
美空・・・・。
おばさんが帰ってから美空は口を聞いてくれない。
「美空、あそぼ」
「やだ・・・」
「なんで?」
「美月がいなきゃ・・やだ・・ずっと一緒・・約束してくれなきゃ・・あそばない・・」
美空はわがままだ。
でも可愛い。
「美空はなんでけっこんしないの?」
「したくないからしないの・・・」
「はぁ・・分かったよいいお嫁さんが見つからなかったら・・美空と一緒にいるよ」
「ほんと!?」
美空は抱きついてきた。
お父さんとお母さんはいないから。
僕と美空はたった二人の肉親。
二人で協力して生きていくのもいいかも。
双子の妹。
僕の大事な・・とっても大事な。
可愛い、可愛い・・世界に一人だけの妹。
「私を一生大切にしますか?」
抱きつきながら僕をじーっと見つめてきた。
「うん・・なるべくね」
「むーっ!」
美空はさらにギュッときつく抱きついてきた。
美空はお嫁さんにはできない。
肉親だから・・。
妹だから・・・。
結婚は・・できない。
今でも結婚できないのは分かる。
でも・・昔と違う。
一生離さないって決めた。
でもね・・・間違ってる事してる。
いけない事してる・・・。
「はぁ・・あ・・あ・・あ!・・あっ!!」
「美空っ、あ・・っ・・んっ・・くっ・・」
美空のお尻をしっかりつかんで腰を振る。
スーパーの裏側。
誰も来ないと思うけど・・ドキドキする。
昔・・こんな事するなんて予想してなかった。
大事な妹が喘いでる。
僕と繋がって喜んでる。
やらしー事して・・。
気持ち良くなってる。
美空の片足を持ちあげてズンズンと突く。
美空を壁に押し付けて腰を振る。
「あんっ、あ・・ん・・あっ・・美月・・すごぃ」
「きもちいい?・・んっ・・・んぁ・・どう?」
「うんっ、すごいよ!美月のチンチン・・すごい・・・」
この行為の意味・・知ってる・・。
子孫を残すための行為。
双子の妹としても意味のない行為。
子供を作るための行為。
無意味?
いいや・・愛情の確認・・それもある。
とっても気持ちいい。
美空は口からよだれをたらしている。
僕はキスしてそれを舐めとる。
昔チョコを舐めとったように。
キス・・こんな風にするなんて昔は知らなかった。
舌を絡めて。
貪るように・・・。
「美月、すごぉ・・あ・・んんっ・・」
「んっ、美空のナカも凄いよ」
たくさん腰を動かす。
美空の割れ目に出たり入ったりしてる。
僕のチンコが・・。
この体勢のままイキたい・・・。
お尻をモミモミ揉む。
引き締まっていて脂肪はほとんどない。
二人の喘ぎ声が激しくなる・・・。
「あっ、あ・・あ!んっ・・・ああ・・あん・・美月・・・イって・・」
「うんっ、はぁはぁ・・あっ・・あ・・美空っ」
「中に・・たくさん・・出して・・・射精して・・・あ・・んっ・・・」
「うんっ・・美空・・膣内に・・たくさん・・出すよ・・んっ・・あ」
美空が僕の耳元に口を近づける。
「イって・・イって・・イって・・私のなかで・・種付けして・・イって・・」
「美空っ・・んっ・・くっ・・あっ・・あ・・・」 「あっ・・あっ・・激しいよぉ・・・美月・・もっ・・イくっ・・かぷっ」 耳たぶをあまがみされて。
「あっ・・・んっ・・!!!!!」
ドクッ!!!
頭が真っ白になる。
本当に何も考えられなくなる。
ただ精子を送り込む。
腰を突き動かしながら。
妹の膣内に・・・。
「あっ・・くっ・・」
「美月・・ん・・・・なんなの・・どんだけ・・射精してんのよ・・」
根元まで挿入してグイッグイッと押し込む。
僕の射精はだいぶ長い。
たくさん出る・・・。
「ああ・・すご・・たまんない・・これ・・あっ・・美月・・んっ・・すご・・・んんっ!・・すごぃ・・たくさん・・」
「あっ・・あ・・く・・美空のお腹・・僕でいっぱいにするから・・んっ」
美空も僕の腰を掴んでグイグイ引き寄せる。
腰を動かしながら・・。
美空を見つめる。
「美月・・やらしー・・お兄ちゃん・・」
「美空だって・・やらしー・・妹・・・」
キスしてからゆっくりと引き抜いた。
ドロッと足れてきた精子・・・・。
床をベチョッと塗らす。
「はっ・・はぁ・・ママが離れられないのも分かるな・・・こんなの・・出されたら・・ハマっちゃう」
美空は自分で割れ目を開いた。
ドロッとした精子がたくさん落ちてくる。
それを見て・・また・・。
消してしまいたい。
自分でゴシゴシと擦る。
「美月・・まだするの?」
「自分で・・するから・・」
イッた後は敏感で・・。
すぐにビクビクしはじめる・・・。
美空が僕の腕を掴んだ。
「私が擦るから・・」
「う、うん・・・」
美空の柔らかい手でゴシゴシと擦られる。
クチュクチュと音が鳴る。僕は壁に手をついて耐える・・・。
「あ、ああ・・美空・・」
「あはっ、気持ちいいよね・・いいよ・・たくさん感じて・・」
「はぁ・・ぁ・・は・・んっ・・くっ・・」
「イキそう?」
「うんっ、もぉ・・」
「先っぽだけ入れて・・もう一回中出し味わいたいから・・・」
「うん・・」
先っぽだけを割れ目に入れる。
美空は根元をゴシゴシ擦る・・・。
「あっ・・くっ・・」
「っ・・イッて・・」
「んっ!!!」
どくっどくっどくっ・・。
射精・・たくさん・・。
美空が上を向いてよだれをたらしている。
凄く気持ち良さそうな顔。
「ああっ・・すご・・・二回目なのに・・なんなのこれ・・ああ・・いいっ・・すご・・・」
「美空・・っ・・」
美空は根元から絞りあげるようにギュッギュッと擦りあげる。
美空の中に注がれていく。
無意味ではないけれど。
目的は子供を作る事ではない・・。
ただただ快感が欲しい。
また腰を振って・・送り込む。
とりあえず店内に入った。「やばかった・・はぁ」
「美空・・なんだよ・・」
「あんなの・・おかしいよ・・私・・乱れちゃった・・・」
「たまにはいいんじゃない?」
「ま、まぁね・・」
美空は照れつつも微笑む。雪のお店はなかなか繁盛してるらしい。
お客さんも多い。
綾はマネキンを睨んでいる・・・。
なんか恨みでもあるの?
「ママ、迎えにきたよ」
「おっ!どうしたのさ・・」綾はハッとしてこちらを向いた。
「綾、どうしたの?そのマネキンがムカつくの?」
綾は照れくさそうに頭をポリポリかいた。
「ちょっとね・・組み合わせがね・・雪の新作を見て考えてた」
「ふーん・・・」
そういう事か・・。
そういえば雪はどこだろ・・・・。
「へろーっ!びゅーちふるついんず!」
背後にいてびっくりした。気を抜くと分からなくなる・・。
雪は缶ジュースを持っていた。
「はい、どうぞ」
手渡された。
懐かしいホットミカンジュース・・・。
まだあったんだ・・。
雪は美空と綾にもジュースを渡した。
そろそろ閉店時間。
「閉店ガラガラ・・」
「何?・・美空・・」
「いや・・なんか・・」
「芸人さんのネタ?」
「ま、まぁね・・言ってみただけだからね?」
「あはは・・・」
愛想笑いをした。
美空は悔しそうに僕を睨んだ。
綾と雪は何か話している。「大会に出るとしたらなぁ・・どうするかな・・」
雪が腕を組んでなやんでいる。
大会・・??
ファッションコンテストみたいなの?
綾が僕の方を向いた。 申し訳なさそうな顔。 「あ、少し遅れるからそこら辺で待ってて・・何か食べててもいいよ」
「あ、うん・・」
美空と食品売り場に向かう・・。
特に買い物をする予定は無かったけど一応財布はある・・・。
「美月、おかし・・」
「分かってる・・」
子供だなって思う。
いくつになってもお菓子が大好き。
日本のお菓子はなかなか美味しい物が多い。
けど高い・・。
ヨーロッパではたくさん入ってても安かった。
日本は物価が高いな・・。
色々かごにつめていく。
これ全部食べても太らないってどういう体なんだろうな・・・。
「美月・・」
「分かってる・・アイスでしょ」
「うんっ!」
美空は目を輝かせてアイス売り場に向かった。
可愛いなぁ・・。
やっぱり美空が好きだ。
凄く・・・。
アイス特売と書いてある。某高級アイスは例外。
僕は某高級アイスは大好きだ。
熱々のフレンチトーストに乗っけて食べるのが至福・・・・。
お金はたくさんある。
美空は某高級アイスをかごに入れていく。
悪いけど他のアイスはあまり・・・。
市販で勝てる物はないだろうな・・。
ふと・・。
におう・・・。
何か悪い事をたくらんでいる人。
あのおばさん・・万引きしようとしてる。
止めるべき?
「美月、ほっときな」
「・・美空・・」
「なるべく干渉しない・・恨まれるよりマシ・・堅苦しい正義はいらない」
僕と美空は最近任務をしていない。
たまにしたくはなるけど。普通に暮らせるように・・なるべく避けるようになった。
性欲が溜まってしまうけど・・危険な所に行くよりマシ・・。
平和に生きたいと・・。
思ったから・・。
「美月、早くいこ」
「うん、いこ・・」
必要な時にはもちろん任務をする。
いつになるかは分からない・・・。
必要な時・・。
あるのかな・・。
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