鈴風ちゃんはずっと鈴美ちゃんのそばにいたかったらしい。
前の中学校をやめてここに編入する事にした。
鈴美ちゃんと瓜二つ。
どちらもキリッとした美少女だ。
春は鈴美ちゃんを意識してるようでしていない。
どうなるんだろ・・。
がんばれ・・春。
授業中。
美空は春の隣。
僕は美空の前の席。
相変わらず美空と春は仲良し。
それを見てまた不安になる・・・。
また好きになったりしないかな・・。
春の事・・・。
今度は美空から告白したり・・。
僕・・そんなのやだ。
ノートを書きながら。
えっちな事・・考えちゃう・・。
綾と美空・・。
二人共とってもえっちだ。
綾はたくさん攻めてくれる・・年上だからかな。
僕が襲われるような形の方が多いかな・・。
おっぱいも綺麗で吸い付くと乳首が・・・。
【美月っ!ばかっ!】
テレパシーで美空にしかられた。
後ろを振り向くと美空は僕を睨んだ。
いいじゃん・・想像するくらい。
【だめっ・・】
また前を向いてノートを書きながら・・・。
美空もえっちだ。
美空の膣内はキツくてたまらず腰を動かしてしまう。綾ほどえっちはうまくないけれど。
心が一つになる感じ。
一緒な気持ちになるから・・・。
お互いの気持ちを読みあえるから。
凄く気持ちいい。
【美月・・お願いだから・・・やめて】
僕はため息をついて頬杖をついた。
【わかったよ・・美空】
【・・・恥ずかしいんだからね・・そんな事想像されたら】
【ごめん・・・】
ノートを書きながらボーっとする。
今朝の綾のフェラもきもちよかったなぁ・・。
【美月っ!】
放課後。
鈴風ちゃんも料理研究部に入部する事になった。
結実は朝からホクホク顔。もしかしたら鈴風ちゃんと付き合えるかもって思ってる。
「鈴美は料理得意なの?」
「うん、鈴風は?」
「得意だよ!」
双子らしい会話。
美空と僕とは違うなぁ。
美空は春と喋ってる。
嫉妬・・しちゃうぞ?
美空が僕を見た。
春と二、三会話してからこちらにやってきた。
僕の隣に座る。
少し微笑んでいる。
嬉しそうな顔・・・。 小声で話しかけた。 「美空、なに?」
「美月・・嫉妬した?」
「うっさい・・」
僕はそっぽを向いた。
男が嫉妬・・かっこわるい・・・。
美空はクスッと笑って手を握ってきた。
机の下だから誰にも見られない。
僕もにぎりかえす。
ぎゅっと・・・。
「たくさん嫉妬して・・?」「はぁ?」
「美月が嫉妬してくれれば嬉しいな・・」
「なにそれ・・復讐?」
「違う・・私・・嬉しいの・・・嫉妬してくれて」
「うーん??」
普通はうざったいとか思わないかな?
女心ってやつかな?
今日の料理は佃煮。
色々あるけど僕と美空は浅蜊の佃煮を作った。
くどいのは当たり前。
そういう料理だ。
これだけでご飯をたくさん食べられる。
甘辛くて美味しい。
生姜を入れてあるから臭みがない。
もぐもぐと味わう。
「少し甘味が強い?」
「美空・・砂糖入れすぎじゃない?」
「ま、甘党だかんね・・仕方ないよ」
「そーいう問題?」
「そう、そーいう問題・・」
まぁ味付けなんて人それぞれ。
美空とは双子だから味付けも一緒になるしそれに不満はない。
白ご飯と食べてみる。
さすがにこの組み合わせは最高だ。
ご飯5合くらいはいける。
ただ和食って塩分が多いからな・・。
食べ過ぎは良くない。
もぐもぐ・・もぐもぐ・・箸が止まらない。
美空も同じ。
「おいしい・・」
「うん、おいしい・・」
二人で呟きながら・・。
部活の風景を眺める。
結実は必死に鈴風ちゃんにアタックしてる。
鈴風ちゃんは幸せそうだな・・。
結実とは仲良くなりそう。春と鈴美ちゃんも料理中。早く付き合っちゃえ。
そしたら美空は春にチョッカイできなくなる。
頬っぺたに痛みが。
むにーっ・・って摘ままれてる。
美空はムッとしてる。
「いひゃぃ・・みそら」
「美月は陰湿だね」
「そんなひょと・・なひもん・・」
しゃべり方が変になってしまう。
陰湿とは失礼な。
美空は手を離した。
急に焦りだした。
「ご、ごめん・・跡ついてる」
「ほぇ?」
頬っぺたが少し赤いって事か・・別にどうって事ないんだけど。
美空はハンカチを水で濡らした。
そっと僕の頬っぺたにあてた。
「ごめん・・美月・・」
「いや・・いいってば」
「肌・・綺麗だから・・跡残ったら・・どうしよ・・・どうしよ・・」
美空・・なぜ落ち込む?
跡なんてすぐ消えるだろ・・・・。
ああ・・ツンデレ?
美空はムッとした。
けどもハンカチはあてたまま・・。
「ツンデレとか言うな・・なんかありきたりすぎるよ・・」
「・・・僕にはよく分からない・・何がありきたりなのさ」
「アニメや漫画でよくあるのよ・・双子の妹はツンデレって・・」
「はぅ・・僕にはさっぱりだ・・」
「美月もそのうち理解できるよ・・」
ツンデレって言葉はなんか聞いた事があるから言ってみただけ。
美空がハンカチを離した。少しほっとした表情になった。
「良かった・・跡・・消えたよ」
「もうしないでね・・」
「やだ・・」
本当に小悪魔だ。
まぁそっちの方が美空らしいな。
素直な美空なんて美空じゃない。
コツン。
軽く頭を叩かれた。
「どめすてぃっくばいおれんすだー・・・」
「言い過ぎだって・・しかも家庭内暴力じゃないよ、ここは学校・・」
「いや・・・家庭科室だし家庭内暴力でしょ」
美空はあきれ顔になる。
僕の肩をポンポンと叩いた・・・。
「つまんないよ・・ギャグ?」
「じょーくと言って欲しい・・・」
「ばーか・・」
やっぱ可愛い・・美空はやっぱりツンデレが萌える。
・・・・・ん?
・・・・・???
美空はクスクス笑う。
雪が言ってたとうり・・僕には素質があるようだ。
後片付けをしてレポートを書く。
感想。
ひじょーに甘味が強かった・・。
それだけ。
「ま、私はおいしかったよ」「僕も・・」
ちなみに他の人に食べさせたらみんな甘過ぎと言った・・。
ここで美味しかったなんて書いたら笑われる。
油性マジックで感想を書いてから蓋をしめる。
先に書き終えたから窓からグラウンドを眺める。
野球部が野球を。
サッカー部がサッカーを。
ごくごく普通の放課後の風景。
それを眺めるのはいい気持ち。
学生っていいよな。
「あんたは何様よ」
美空が後ろから抱きついてきた。
こいつとあんまり身長が変わらないのが気にくわない・・。
僕は男の子だ。
妹と身長が同じくらいでどうするよ。
「やっと認めた・・前は身長差がだいぶ・・とか・・僕は160センチはある・・とか・・自分の中で誤魔化してたくせに」
「うっさい・・」
僕と美空の身長。
シークレット・・。
ただ周りの子よりずっと低い。
小学生ぐらいか・・。
160センチも無いのは間違いない。
美空はぎゅっと背中に抱きついてくる。
僕はため息をついた。 「あはは・・悲しい」
「いいじゃん・・ずっと子供なら甘えられる」
「美空は甘えん坊だな」
「美月も甘えん坊じゃん」
「ま、双子だかんね・・」
「いっつもそれで片付けちゃうね」
美空はそう言いながら僕の横腹をつねった。
本当に暴力的だ。
下校時間になった。
あっという間に空腹になる・・。
今日はテレパシーをたくさん使ったからな。
僕と美空の唯一の弱点。
食料。
エネルギーが無ければ力を発揮できない。
まぁ・・そこらじゅうに食べられる物はある。
いざという時のために非常食も用意してある。
僕と美空で開発した非常食だ。
カロリーが凄まじい。
毎日食べれば常人なら肥満になるだろうな・・。
あまりおいしくないけどそれを食べればしばらくはエネルギーに困らない。
神社に帰って一息ついた。今日は寄り道をしないで帰ってきた。
居間で寝転ぶ。
はふーっとため息。
まだ夕飯まで時間がある。綾の職場・・雪のお店に行こうかな・・。
春は利奈と夕飯を作ってるし・・。
行こっかな・・。
「私も行く・・」
「うん、じゃあいこ」
美空とお店に向かう。
夕暮れ時で人影もまばら。
目をひくのは慣れた。
この見た目だからな・・二次元から飛び出たような感じ。
「今の表現・・美月もきてるね」
「どういう意味?」
「無自覚な所に素質を感じるよ・・」
美空は微笑みながら親指をたてた。
「ねえ・・えっちしたい」
美空はそれを聞いて固まった。
「本当に・・いきなりすぎて心臓に悪い」
「美空・・心臓弱かったっけ?」
「いやいや・・そういう意味じゃなくて・・」
美空を見つめる。
じっと・・・。
「えっち・・しよ?」
「み、美月・・するったってどこで・・」
「どっかでしよ?えっち・・・」
「すけべ・・」
美空はあきれ顔だ。
何とでも言えばいい。
えっちしたい・・。
美空は周りをキョロキョロ見回した。
「さすがに人目につくしなぁ・・」
「スーパーのバレないような所でしよ・・・えっち・・気持ちいいよ」
「・・・・また中で出すの?」
「うん、中出しがいい」
「たまにはコンドーム付けてよね・・」
「やだ・・中に出したい」
小声で話す。
通行人とすれ違う時聞こえないように。
「美月・・一応は安全日だけどさ・・万が一妊娠したら・・」
「確率的にはどうなの?」
美空は黙った。
一回の射精で泳ぎ回っている精子はほぼゼロ。
何回か射精して一匹いるくらい。
だから・・・。
「妊娠はほぼありえない・・・けどさ・・」
美空の卵子も受精はしにくいらしい。
「・・私と美月の子供・・産まれたらどうするの?辛い人生を背負わせる事になるよ?」
「・・・・・」
もし・・妊娠したら。
僕と美空の遺伝子を受け継いだ子供。
能力も受け継いで・・近親相姦で産まれる。
とても辛い物を背負わせる事になる。
「ま、別にいいけどさ・・受精しても備えはあるし妊娠はしない・・」
「美空・・僕ってバカだよね」
「ほぇ?」
1日中えっちな事考えてる・・。
こんなの・・・。
「あー・・大丈夫だって・・・悩ますつもりじゃなかったんだけど・・」
美空が背中を撫でてくれた・・・。
「焦らしたらどうかなって・・・まぁ・・私も・・中出しじゃなきゃ嫌・・かな・・」
「美空・・・」
美空は顔を赤くした。
「熱くてドロッとしたのがたくさん・・ホントに凄い量が・・お腹の中に注がれるんだよ・・あんなの・・やめられないよ」
「え、エロいよ・・」
美空はそっぽを向いた。
なんかそんな風に言われると僕まで変な気持ちに・・いやらしい気持ちと・・胸が痛くなる感じ。
美空の顔がとろんとなる。「美月に中出ししてもらったら・・本当に癖になるよ・・気持ちよすぎ・・」
「美空っ!・・やめなよ」
「あ、ごめん・・」
もうすぐスーパーにつく。どこかでえっちしたい・・・。
「・・・雪にも中出ししたでしょ?」
「はぅ?」
「雪・・忘れられないみたいだよ・・あの時のえっち・・」
一度だけ雪とした・・。
綾に生殖能力は無いと教えられてたから中出しした。
「ほんっとに・・罪なやつ」「う、うっさい・・」
スーパーについた。
どこか隠れられるような場所を探す。
スーパーの裏側。
ここなら人は来ない。
「美空・・・」
「美月・・楽しもう・・って言っても無理か・・私だって凄く苦しくなるよ」
「・・・・」
僕たちは割りきれない。
綾もそうだ・・。
悩んでる・・ずっと。
罪悪感も背徳感も・・。
美空が僕の頬に触れた。
「けど・・・やめらんないよ・・こんな気持ちいい事・・・いけない事だから・・・気持ちいいんだよ?近親だから・・」
「僕も・・やめらんない・・・」
美空に抱きつく。
きっともう止まらない。
やめられない。
麻薬みたいな物。
こんな快感・・・。
美空と・・綾と・・えっちする事・・。
やめられない・・。
絶対に・・やめられない。抜け出せない快感・・。
美空の唇を貪る。
昔はこうなるなんて思わなかった。
仲のいい双子でいられると・・思ってた。
男と女の関係になるなんて思わなかった。
やめられない・・・。
やめられない・・・。
やめられない・・・。
美空の首筋を舐める。
やめられない・・・・
やめられない・・・。
絶対に・・・やめられない・・抜け出せない。
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