秋になって涼しい日々が続く。
文化祭までまだ時間がある・・。
お化け屋敷って・・。
はぁ・・お化け怖い。
今日はみんなが待ちに待った席替え。
僕もワクワクしてる。
ま・・美空の隣の席は譲らないけどね。
外れたとしても誰かに変わってもらおう。
チャイムが鳴ってみんなが席に座った。
・・・いよいよだ。
草野先生がくじ引き箱を持って教室に入ってきた。
「えー、では席替えをしましょう!」
教室が歓声で溢れる。
草野先生はくじ引き箱をがしゃがしゃと振って教壇に置いた。
みんなが我先にと並ぶ。
僕も美空と並ぶ。
美空が横目で僕を見た。
「美月・・ズルしちゃだめ」「しなーい・・僕はそんな事・・」
「嘘つき・・」
くじを引いてキャッキャッと騒ぐ者もいればガクッと落ち込む人もいる。
美空は自動的に春の隣になる。
まだ腕の調子が良くない。完治はまだまだ先だろうな・・・。
じゃあなんで美空は並んでるんだろ・・。
「不正防止のため」
「うーむ・・」
こいつは・・いかん。
ズルできんな・・・。
鈴美ちゃんと鈴風ちゃんがくじを引いた。
二人ともショボーンとした顔になった。
「鈴美・・離れちゃったね」「そだね・・残念」
「あーぁ・・」
鈴風ちゃんが僕をちらっと見た。
顔を赤らめた。
ほぇ・・可愛いな。
ぎゅーっ。
美空に背中を摘ままれた。「いっ・・たーい」
「むぅ・・」
美空がむっとしている。
鬼嫁か・・美空にぴったり・・ぎゅむーっ。
痛みに耐えつつ。
今度は春と結実だ。
春は手を入れてすぐに選んだ。
少しがっかりした様子。
美空の所にやってきた。
「また後ろ側の席だよ・・」「春、大丈夫・・黒板見えにくいだろうけど私がサポートするから」
「うんっ・・」
イチャイチャ・・すんな・・・むぅ。
結実は・・。
スッゴい落ち込んでる。
「美月・・ずっと前の席ってどういう事かな・・」
「あはは・・結実、落ち込むなってば」
結実は入学してからずっと真ん前の席らしい。
ちょっと可哀想だ。
いよいよ僕・・。
実はズルする方法はまだある。
美空に心を読まれないようにしてた。
バレてないはず。
そっと箱に手を・・。
パシッ。
草野先生に腕を捕まれた。制服の袖の中に指を入れられた。
草野先生はニコッと笑った・・・。
嘘・・・なんで?
「美月くん・・どうぞ」
袖に入れてあったのはくじと同じサイズの紙。
白紙で何も書いてない。
それを引いた事にして後からこっそり座席番号を書く・・。
好きな座席に座れるし誰かとダブったとしても譲ってくれる。
必殺悩殺スマイルを使えばたやすい。
なんで・・知ってた?
とりあえずくじを引いた。
もう運しかない・・
「てやっ!」
くじを引いて開いた。
「・・・・・」
美空と離れた一番後ろの席・・・。
ガックシ・・・。
草野先生はニコニコ笑っている。
「美空ちゃんにすべて教えてもらったからね・・」
「ほぇ!?」
美空はニヤニヤしてる。
知ってたのかよ・・・。
とりあえず今の座席に戻った。
「美月はずる賢いなぁ」
「・・っ・・」
「残念でした・・・」
美空を見つめた。
僕は・・大好きだからそばに・・隣にいたいのに。
なんだよ・・美空・・。
少しイラッとした。
美空を睨んで机を持って新しい席に移動する。
「美月っ・・」
「・・・ふんっ」
無視して机を置いた。
美空はしゅんとして机を移動させている。
僕の気持ちを知ってるくせに・・なんだよ・・。
美空のばかっ・・・。
みんなが机を持って新しい座席に。
僕の隣には・・鈴風ちゃんが来た。
「あ、美月くん・・」
「鈴風ちゃんが隣かぁ」
鈴風ちゃんはさすが鈴美ちゃんの双子。
かなり可愛い美少女だ。
鈴美ちゃんは精悍な顔つきだけど鈴風ちゃんはどこか柔らかい感じ。
性格が違うんだろうな。
「み、美月くんの隣・・嬉しいな・・」
「僕も嬉しいな、よろしくね」
「う、うんっ・・」
可愛い子だな。
美空は僕を見ている。
無視、無視・・・。
休み時間になった。
美空の所には行かずに鈴美ちゃん、鈴風ちゃんと喋る・・。
鈴美ちゃんは鈴風ちゃんの頭を撫でている。
「よかったね、鈴風・・美月くんの隣で」
「あ、う・・うん・・」
「美月くんの事好きだもんね・・」
「お、お姉ちゃん!?」
鈴風ちゃんはうつ向いてしまった。
僕はモテるけど・・たくさんの人に好意を抱かれるのは苦手かな・・。
美空はまだ僕を見ている。少しムッとしている。
美空が悪い・・美空が・・
お昼休みになった。
今日のお弁当は・・。
ぎゅっ・・。
背中に柔らかい感触。
美空が抱きついている。
「ごめん・・・」
「なんだよ・・急に」
「ごめんね・・」
「ちょっとおいで・・」
美空を連れて廊下に出た。うつ向いている。
なんだよ・・僕の情報を先生にバラしたくせに。
「美月・・ごめん」
「今更言われても・・」
「ごめん・・・」
「美空、ついてきて・・」
ここじゃ人目が気になる。
体育館近くの使われてない教室。
ここなら大丈夫。
美空と教室に入ってドアを閉めた。
美空はうつ向いたまま。
「美月・・」
「美空は・・ひどいよ・・僕の・・気持ち知ってて・・なんで・・」
「美月・・ごめん」
「なんで・・なんで・・ぐす・・ぐすっ・・」
なんで僕が泣いている・・涙が止まらない。
美空は僕を見て驚いている・・。
「み、美月っ!?」
「ぐすっ・・ばかぁ・・」
「ご、ごめん!泣かないでよ・・」
美空が抱きついてきた。
それでも涙が止まらない。美空がハンカチで涙を拭いてくれた。
「また今度の席替えの時は私も協力するから?・・ねっ?泣かないで・・」
「うぅ・・ぐすっ・・」
「な、泣くなってば!!」
美空はだいぶ焦っている。まさか僕が泣くとは思ってなかったようだ。
「ほら、ご飯食べよ!」
「うん・・ぐすっ」
「行こ、美月・・泣いちゃだめ・・格好悪いぞっ?」
美空に手を捕まれて誰もいない教室を出た。
お兄ちゃんなのに泣いちゃった・・・。
教室に戻ってカバンを開けた。
お弁当を取り出す。
「美月、裏庭に行こ」
「うん・・ぐすっ」
美空に手を引かれて歩く。
僕たちは目を引く外見。
銀髪に青い目。
しかし今日はいつもと違う・・。
僕は美空に手を引かれながら泣いている。
女子たちだけではなく男子まで見とれている。
そこっ!
可愛いとか思うなっ!!
泣きたくてないてるんじゃないんだからなっ!?
裏庭はお昼ご飯の人気スポットだ。
春たちを見つけた。
鈴美ちゃん、鈴風ちゃん、結実もいる。
いつものメンバーだ。
春は僕を見て心配そうな顔になった。
「美月くん・・大丈夫?」
「だ、大丈夫だよ!?ねっ?美月??」
美空が焦っている。
僕が泣くのは滅多にない・・・・事だと思うから。
焦るのも無理はない。
座ってお弁当を開けた。
「からあげ・・」
綾の手作りからあげ・・。美味しそう・・・。
箸でつまんで一口食べた。
すっごく・・美味しい。
綾・・今何してるかな。
今朝も綾とエッチしたけど・・気持ち良かったな・・。
綾は毎朝フェラしてくれるようになった・・。
ツンツンとつつかれた。
美空が箸でからあげをつまんでつきだしている。
「口・・開けて」
「・・美空?」
「食べさせてあげる・・」
美空はすっごく恥ずかしそうだ・・。
美空がこんな事してくれるとは意外だ・・。
パクっと食べた。
「美味しい・・」
「そっか・・」
美空は微笑んだけどうつ向いた。
「もっと・・欲しい」
「あ・・う、うん・・」
美空がまたからあげをつまんで食べさせてくれた。
みんなが見ている。
どうでもいい・・・。
美空がせっかく食べさせてくれるのに・・。
周りの目なんか気にしてられない・・。
からあげを頬張りつつ。
幸せだなって思った。
お昼休みが終わって授業中・・・。
黒板をノートにうつす。
鉛筆をカリカリ動かす。
シャーペンより鉛筆派な僕・・・。
プラスチックなシャーペンはどうも好きじゃない。
便利だけどね・・・。
ノートのページも少なくなってきた。
新しいの・・買わなきゃな・・・。
「ねぇ・・美月くん」
「うん?」
鈴風ちゃんは僕を好きなのか・・。
残念だけど僕は・・。
「美月くんは美空ちゃんと仲が良いんだね・・」
「あ、うん・・まぁね」
「ふーん・・」
鈴風ちゃんは少し黙ってからまた黒板に向き直った。なんだろう・・?
僕もノートにさらさらと書き込む。
すっ・・。
太ももに何か触れた。
鈴風ちゃんの手・・。
「えっ?鈴風ちゃん?」
「美月くんは・・きもちいい事好き?」
「どういう・・っ!?」
鈴風ちゃんが僕のチンコを触りだした。
いきなりすぎてびっくりした。
すぐに止めようとした。
「バレちゃうよ・・」
「・・っ・・・」
困った・・。
騒いだらバレる。
あんまりよろしくない展開・・。
気を抜いてしまってた。
モミモミと揉まれる。
この子・・・大胆・・。
だんだんと気持ち良くなってしまう。
「すずかちゃ・・んっ・・ちょっ・・だめ・・」
「美月くん・・可愛い・・」何とか耐える。
周りのみんなは気付いてない。
この席は教室の隅っこ。
たぶんバレない。
モミッ・・モミッ・・。
だんだんとリズムが早くなってきた。
まずいよ・・。
「先生、美月くんが体調悪いみたいなので保健室につれていきます」
いきなり何を言い出すんだ・・・。
「はい、分かりましたよ」
この先生は薄情だからあんまり気にしない。
美空・・助け・・って寝てる!??
ああ・・もぅ・・。
これはまずい・・。
行かないと怪しまれそう。とりあえず席を立って廊下に出た。
「鈴風ちゃん・・なんなの・・・いきなり・・」
「美月くん・・きて」
手を掴まれた。
振りほどきたいけど・・この子は友達。
なんとか傷つけない方法はないかな・・。
使われていない教室に連れ込まれた。
抱きつかれる。
「だめだってば・・」
「ねっ・・エッチしよ」
「えっ!!??」
この子はもっと清純かと思ってた。
凄くショック。
心を読むのはなるべく使わない。
人間らしく生きたいから。だから分からなかった。
唇が近づく。
突き放す事もできるけど・・・この子は傷付きやすい・・どうする・・。
【美月?どうしたの?】
美空・・やっと起きたか。鈴風ちゃんをすこしなだめた。
美空に状況を説明した。
【ぶん殴る・・】
【ご、ごめんっ!】
【美月じゃないってば・・鈴風ちゃんを】
【それもマズイよ・・】
ギュッ。
またチンコを触ってきた。この子大胆すぎ・・。
「ちょ、待って!」
激しく揉まれる。
気持ちいい・・。
段々と理性が・・。
キスくらいなら・・。
いいんじゃないかな?
エッチしたって減るもんじゃないし・・。
ズボンの上から激しく揉まれる。
もう勃起してるし・・。
「美月くん・・」
「あ、あの・・」
【美月、抵抗しなきゃ】 【美空・・僕・・】
【今行くから・・】
こんな・・。
状況は・・・。
チャックを開けられた。
チンコを触られる。
「・・っ・・あ・・」
「固い・・美月くん・・」
もう人は傷付けたくないよ・・・。
いやなんだよ・・もう・・でも抵抗しなきゃ・・分かってるのに理性が・・。
任務してないから溜まってる・・。
ダメだ・・。
ゴシゴシ擦られる。
「あっ・・くっ・・」
「美月くん・・好き」
唇が近づいて・・キス・・した。
ダメ・・美空に・・嫌われる・・ダメなのに・・。
鈴風ちゃんを押し倒した。唇を貪る。
「んっ、ふっ・・」
「ちゅ、はぁ・・」
舌を絡める。
【美月!?】
返事ができない・・。
どうしよ・・。
鈴風ちゃんの顔を見た。
とろんとして・・可愛い。「鍵・・しめて・・」
鍵をしめたら・・美空は入れない。
僕は・・・。
ドアに近づいて・・。
鍵を・・閉めた。
また鈴風ちゃんが抱きついてきた。
キスをしながら僕も抱き締める。
【美月、美月、美月っ!】【美空・・ごめん・・】
こんな事・・。
最低だ・・僕・・。
【美月、だめ・・我慢・・して・・】
鈴風ちゃんのシャツを脱がす。
スカートの中に手を入れてパンツを脱がす。
【美月・・美月!!!】
脚を開かせた。
ゆっくりとチンコを近づける。
【美月っ!!!】
僕、もう・・
※元投稿はこちら >>