学校で噂がどんどん広まっていった。
地獄のような時間。
でも構わない。
お姉ちゃんがいればいいもん・・・。
お姉ちゃんが好きって言ってくれた。
それだけで生きていける。家に帰ってもお姉ちゃんはまだ帰ってきていない。
僕はお姉ちゃんの部屋で待つ。
ドキドキして待ち遠しい。玄関の方で音がする。
急いで向かう。
「お姉ちゃんっ!」
「しゅん、ただいま」
抱きついてキスをする。
お姉ちゃんが来るのを待っていた。
この時を・・・。
「早く・・エッチしよ」
「うん・・」
お姉ちゃんの部屋でいつもエッチする。
お母さんがいない時間にいっぱいエッチしている。
二人とも裸になって体を貪る。
「んっ、はぁ・・しゅんっ」「ああっ・・あっ!」
グイッと乳首に吸い付く。お姉ちゃんのおっぱいはバランスがいい。
チューッと吸い上げる。
お姉ちゃんの顔がトロンとした。
「しゅん・・きて」
「うんっ」
挿入してガシガシ動かす。ただ腰を振るだけ。
僕はまだ覚えたばかりだ。すぐに射精しそうになった「ああっ!」
たくさん中出しする。
どくっどくっどくっどくっどくっ・・・。
お姉ちゃんの小さな子宮に入りきらずに膣内に溢れる・・・。
二人で抱き合って眠る。
お姉ちゃんとするのはいけないんだ。
けど・・やめられない。
お母さんが帰ってきた。
足音が聞こえる。
「お姉ちゃん・・バレたらダメだよね」
「・・・・・」
「お姉ちゃん・・?」
お姉ちゃんは僕を見てニヤッと笑った。
「きゃーっ!お母さんっ!たすけてっ」
いきなり叫んだ。
僕はわけが分からずに固まる。
お母さんが部屋に入ってきた。
僕とお姉ちゃんは裸。
お姉ちゃんは泣き始めた。「しゅ・・春ちゃん?」
「お母さん、春が・・ひどい事した・・」
・・・・え?
僕は今さら気付いた。
お姉ちゃんは嘘つき。
お姉ちゃんは僕の事なんか好きじゃない・・・。
「春がいきなり・・・」
「凛、おいで。大丈夫」
お姉ちゃんが一瞬僕を見て笑った。
終わった・・・僕はもうどこにも居場所がない。
お母さんが僕を睨んだ。
「春っ!なんて事したの?」もうどうでもいい・・。
せっかく信じたのに・・。好きって言葉を・・・。
翌日学校にも行けずに自分の部屋で寝ていた。
僕はもう何もできない。
死ぬしかない・・・。
部屋のドアが開いた。
僕のベットに近づいてきた・・・。
「これで地獄だね・・」
お姉ちゃんの声だった。
言う事だけを言って出ていった。
もう・・知らない・・。
どうでもいい・・・。
実のお姉ちゃんにこんなに嫌われるなんて・・。
食欲もない。
夕方まで寝ていた。
お母さんも噂は聞いていたらしい。
もう止める事はできない。ここで生きていてもしかたない。
しかたないよ・・。
もう・・ダメ・・。
お母さんに呼ばれた。
「春・・あんたひどい事したね」
「・・・・」
なんで・・・僕の事信じてくれないの?
もう・・・だめなの?
「凛は泣いてばかりだよ・・・春・・別の所に行きなさい。知り合いの人が預かってくれるって言ったから・・・もうここでは生きていけないよ・・」
その通り・・もう噂を嘘と思う人もいない。
中学校に入っても広がる。僕は黙ってうなずいた。
とゆうか・・死にたい。
「春・・男の子でしょ?なんであんな事・・・」
「知らない・・・知らない・・・」
僕はもう何も知らない。
どうでもいい。
新しい場所でもきっと上手くいかない。
料理も作りたくない。
お姉ちゃんもお母さんも大嫌いだ。
みんなしねばいい・・・。
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