お正月に知り合いのおじさんが来る。
いつもお年玉をくれる。
「おおっ、元気か?」
「おじさん、新年おめでとう!」
頭を撫でてくれた。
おじさんがおせちを持ってきてくれた。
今年は僕は作れなかった。こたつで四人でおせちを食べる。
お姉ちゃんはこの時は僕と仲良くする。
「ほい、お年玉!」
「ありがとー」
ウキウキする。
おこずかいとは一味違う。お年玉をポケットにしまう
おせちを食べながらテレビを見る。
おじさんとお母さんはお酒を飲んで笑っている。
黒豆は年の数食べる。
12個・・・欲張って13個食べた。
伊達巻を食べたらお腹いっぱいになった。
「春も酒飲んでみろ!」
「えっ、僕はいいよ」
「そだよーお子ちゃまにはまだ早いよ!」
お母さんの言葉にムッとした。
おじさんのコップを奪って一気に飲んだ。
「あ・・・」
おじさんとお母さんが固まった。
「けぷっ・・はぁ」
まずい・・・。
「春・・・やるな」
「あぅ・・美味しくない」
しばらくしてクラクラしてきた。
寝転がる。
気持ち悪い・・・。
「あーぁ・・春ちゃん酔っちゃったね」
「うん・・・」
「寝てれば治るよ」
「うん・・・」
お母さんの隣で寝た。
お姉ちゃんが一瞬僕を睨んだ。
やっぱり・・・僕がお母さんに甘えるのが嫌なんだ。
お正月はテレビを見て過ごす。
お参りはしない。
お母さんの隣で眠よう。
安心する・・。
お姉ちゃんは友達と遊びに行った。
僕は座布団を丸めて枕にして眠る。
目を閉じる。
しばらくして・・。
「寝たか?」
「うん、寝たよ・・可愛い」僕は目をつむっただけ。
寝てない。
お母さんが僕から離れる。台所に行った。
おじさんも台所に行った。「んっ、ちょっと・・だめ」「いいだろ・・」
「酔ってるの?だめ」
「お前もだいぶしてないんだろ?」
「んっ・・あっ・・」
何してるの・・?
お母さん・・・。
「春ちゃんがおきちゃう」
「いいじゃねぇか・・こたつでやろうぜ」
「・・・・うん」
おじさんとお母さんがこたつに入った。
しばらくしてこたつが揺れる。
二人がはぁはぁと息を荒くしている。
「んっ、はぁ・・」
「おぉ・・」
これって・・・。
薄目を開ける。
おじさんがお母さんの背中に抱きついて腰を振っている。
モコモコと布団が動いている。
お母さんのおっぱいも触っている。
「あぁ・・いぃ・・すごい」お母さんが・・。
変な声を出している。
おじさんの動きが激しくなる。
「中でイクぞっ!」
「ああっ!」
動きが止まった。
二人ともブルッと震えた。また目を閉じる。
「なに・・中出ししてんのよ・・最低・・」
「悪い・・もう一回」
「もぉ・・最後だよ?」
こたつから出た。
今度は・・・。
おじさんのチンチンが・・お母さんに入ってる。
二人とも気持ち良さそう。おじさんが腰を振ってお母さんが息を荒くする。
また激しくなる。
「おおっ!」
おじさんの腰が止まる。
また・・中に何かしたの?「ああ・・二回もしやがった・・」
「なぁ・・今度はホテルでしようぜ」
「バカ・・これっきりよ・・」
しばらく寝たふりをした。何か変な気持ちになった。おじさんが・・お母さんと・・・。
しばらくして起きた。
「春ちゃん大丈夫?」
「・・・うん」
おじさんは帰った。
お母さんに聞いてみるべきか・・・。
分からない・・。
「生姜湯飲む?」
「うん、欲しい・・」
「ちょっと待ってて」
お母さんはいつもどうり。夢だ・・きっと夢だ。
僕は寝てたんだ・・。
生姜湯を飲んで少し落ち着く。
夕方におせちを食べて自分の部屋に行く。
お年玉を開く。
「い、いちまんえん!」
こんなに貰えるとは・・。おこずかい3ヶ月分だ。
やった・・おじさんありがとう。
ベットでごろごろして何を買おうか考える。
コンコン。
ドアをノックされる。
「春ちゃん、入るよ」
「あ、はーい」
お年玉を隠す。
お母さんが入ってきてベットに座った。
「春ちゃん、さっき起きてたでしょ?」
「ふ、ふぇ!?」
「起きてたんだ・・」
夢じゃなかったって事?
お母さんは頭をポリポリかいた。
「酔っててね・・どうかしてたよ・・」
「お母さん・・気持ち良さそうだった」
お母さんは顔を赤くした。「ま、まぁ・・大人になれば分かるからね」
「う、うん・・」
お母さんがお年玉袋を取り出した。
「はい、あげる!」
「えっ・・さっきくれたよ?」
「口止め料っ!」
お母さんはウィンクしてササッと部屋を出ていった。お姉ちゃんには言うなって事か。
「わっ、また一万円!」
急に大金持ちになった。
ルンルン気分だ。
夜にお姉ちゃんが帰ってきた。
僕はお財布を開けたり閉めたりする。
「いくら貰ったの?」
「えっとね・・5000円」
「ふーん・・」
お姉ちゃんとはあまり喋りたくない。
あんな事されたら誰でもそうなる。
酷いよ・・・。
僕は自分の部屋に逃げようとした。
グイッと捕まれた。
「行かないで・・・」
「ふぇ・・?」
「謝ったじゃん・・」
「やだよ・・お姉ちゃん嘘ついたし」
「ごめん・・」
振り切って逃げる。
もう知らない。
お姉ちゃんなんか・・・。
部屋に入ってベットに座る・・・。
お姉ちゃん・・悲しそうな声だった。
僕を嫌いなはずなのに。
知らない・・・。
反省すればいいんだ・・。また眠くなる。
ベットに寝転がる。
目を閉じて気が遠くなる。眠い・・・。
「ねぇ、しゅん」
お姉ちゃん・・?
「どうして・・?私を避けるの?」
手に包丁を持っている。
びっくりして動けない。
「許さない・・逃がさないから・・」
唇が近づく。
嘘・・・。
チューされた・・。
「あんたは私のそばにいればいいの・・それがいいの・・」
「お姉ちゃ・・やめっ」
包丁で服を切り裂かれる。抵抗しなきゃ。
お姉ちゃんの手を掴もうとした。
「いっ、ぎゃあ!」
手を包丁で切られた。
血が・・たくさん出た。
「あんたは・・・」
僕のパンツを下ろした。
チンチンを触っている。
お姉ちゃんもパンツを下ろした。
くっつけた・・・。
「んっ・・!」
変な感じ・・。
「どう?実の姉に犯されるのは?」
お姉ちゃんが動く。
僕は怖くて動けない。
「や、やだっ・・やだ・・助けてっ!」
お姉ちゃんが口を塞いできた。
包丁を突き立てる。
怖い・・・何なの?
お母さんは何で気持ち良さそうにしてたの?
僕は怖くて痛くて・・気持ち悪いよ。
ドアが開いた。
「しゅ・・ん・・何してるの?」
お母さんが固まった。
僕とお姉ちゃんを見て。
お母さんはお姉ちゃんを突き飛ばした。
「凛、何してるの!?」
僕を抱き締めてかばう。
「何って・・・気持ちいい事だよ」
「包丁を置いて・・・落ち着きなさい」
お姉ちゃんは包丁を捨てた「春の童貞奪ってやったよ・・・ははっ」
その笑いは・・。
恐ろしかった。
きっと僕の見たい笑顔じゃない・・。
ただ震えるしかできなかった・・・。
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