寝坊しちゃった・・。
布団の中でモゾモゾ。
美空はいないみたい。
綾が部屋に入ってきた。
「おはよ・・あや・」
「おはよー」
目をこすって起き上がる。あくびをしてうーんと伸びる。
「はぁ・・ねみゅぃ」
ガシッ。
綾が抱きついてきた。
「ねぇ・・いつまで待たせるの?」
「綾・・・」
綾は涙目で僕にくっつく。「美月が・・欲しいよ」
「ま、まって・・」
「待てない・・昨日もしてくれなかった・・」
「綾・・っ!」
押し倒された。
綾が手首を掴んで離さない「私の事・・嫌いになったの?」
「そんな訳ない・・大好き」「・・・しよ・・」
ドキッとするほど色っぽくて・・。
綾・・・。
綾は僕のパジャマを下げてチンコを触る。
「美月の・・んっ」
先っぽをくわえてなめまわす。
「は、はぁ・・んっ」
綾は上手いから・・。
これだけでイキそ・・。
「だめっ・・イカせない」
「綾・・僕っ・・」
「抑えられないよ・・ごめん・・もう・・」
綾が僕の上に覆い被さった
愛し合える時間は少ない。バレてしまうのもマズイから・・。
もう・・綾の中に・・。
「あっ、美月の・・いいっ・・・」
綾が上に乗って挿入した。ヤバい・・綾・・もう我を忘れてる。
キスされておかしくなりそうになる。
深く深く突き刺さる。
綾は夢中で腰を振っている
母親って事も忘れて。
ヤバい・・綾とのエッチはやっぱり気持ちいい。
「綾っ、もぅ・・」
「イって・・」
ドクッ!!
「はぁ・・ああっ・・」
気持ちいい・・・。
「美月の・・たくさん出てる・・はっ・・あっ」
綾がまた腰を振り始めた。僕もきもちよくて・・・。我を忘れた・・・。
バレなかったのが奇跡に思えた。
声は圧し殺したけど。
綾が綺麗に舐めとってくれる。
「ぐむっ・・ちゅーっ」
「綾っ、吸わないで」
綾が口を離すと精子が糸を引いた。
え、エロイ・・。
「美月の精子は粘っこいなぁ・・」
「・・うん・・」
そんなの言われると恥ずかしくなる。
パンツをあげてパジャマを着た。
利奈が来たら修羅場だったろうな。
本当にバレなくて良かった・・。
綾は割れ目を拭いている。「妊娠したかと思ったよねあの時・・」
「あ、うん・・結局精神的な物だったっけ?」
「うん・・」
綾の体型はすっかり元に戻った。
胸が少し大きくなったかな?
「美月はおっぱい好き?」
「う、うん・・」
「吸っていいよ・・」
「綾・・そんなん言ってたらまた・・」
綾の顔を見てたら我慢できなくなった。
抱きついて胸を触る。
Cカップくらい。
巨乳じゃないけど大きい。吸い付いて舐める。
「んっ、美月・・」
モミモミと胸を揉む。
柔らかい・・・。
「赤ちゃんの時・・こうやってたなぁ・・」
母親・・だもんな。
そして僕は息子。
いけない事・・・。
いい加減消えてくれないかな・・。
この胸が苦しくなる感じ。美空とした後も苦しくなる・・・。
僕は近親相姦するつもりはこれっぽっちも無かった。
いつの間にか・・溺れちゃってた。
そして選べなくなってた。綾と美空を・・・。
二人を凄く凄く・・・とっても愛してた。
悩まないつもりだけど・・・・この・・苦しい気持ち・・罪悪感・・背徳感・・消えない・・・一生消えない・・。
部屋を出て居間に向かう。さすがに腹ペコだ。
「あら、美月くんもう3時だよ」
「寝坊しちゃった・・」
「朝・・昼ごはん?あるよ」「あは、ありがと」
利奈が用意してくれた。
あんだけしたからお腹ペコペコだ。
ポケーっとして時間を潰すもう夕方か。
美空はどこ行ったのかな。綾と利奈はファッション雑誌を見ている。
「ちょっと散歩してくるよ」
二人共聞こえてない様子。まぁいいか。
外に出て深呼吸。
綺麗な神社。
僕はこんな綺麗な所にいていいのかな?
美空を探す。
においで分かる。
春も一緒に・・・。
ハッとした。
美空・・・何考えてる?
キス・・しようとしてる?
走る。
急いで走る。
そんな事させない。
二人を見つけた。
向かい合ってる。
「ダメーッ!」
美空がこっちを見た。
何考えてんだよ。
「美月くん・・・」
「春・・悪い・・美空は渡せない・・」
「・・・そっか」
美空はうつ向いている。
「美空・・」
「・・・・キスくらい・・いいじゃん」
その日は帰った。
僕は間違ってるの?
分からなくなってきた。
※元投稿はこちら >>