少しびっくりした。
双子の姉妹だったとは・・・・。
春も驚いてる。
・・・ん?
「み、美空が・・僕の・・全部食べた・・」
「ごちそうさま」
「むぅー・・」
食べたかったのに・・・。まぁ今回はしかたない。
もう一度見る。 制服着てる方が鈴美ちゃんだ・・・顔は同じでも微妙ににおいが違う。
二人は歩いて行った。
とても仲が良さそう・・。「双子だったんだ・・」
春が呟いた・・。
「あまり深入りはしない方がいいかも」
「聞いちゃダメって事?」
「鈴美ちゃんが自分から言い出さないって事は・・秘密にしときたい事なんでしょ?」
「ふむん・・」
美空そう言ってメニューを見てる。
・・・・まだ食べるの?
家に帰る頃にはもう甘い物は消化してお腹が空いていた。
やっぱり半分以上食われたからなぁ・・。
美空に・・・。
横目で美空を見た。
「な、なによ・・・」
「美空が・・食べちゃったから・・お腹・・減ったなぁ・・」
「う・・ごめん」
春はさっきの事が気になってる様子・・。
双子・・か。
夕飯を食べつくして寝転がる。
利奈がクスクス笑ってる。「太るよー?」
「だいじょーぶ・・・」
将パパは忙しいみたいだな・・。
あんまり家にいない・・。利奈が食器を片付けて春のそばに座った。
「利奈は寂しくない?忙しいみたいだね・・・パパさん」
利奈は静かに首を横に振った。
「ううん・・今は春くんがいるし」
そう言って春を抱き締めた・・・。
「ただいまぁー」
綾が居間に入ってきた。
どこか出掛けてたのかな?「おかえりー」
僕と美空で抱きついた。
綾が頭を撫でてくれる。
「よしよし、かわゆい我が子よ・・」
綾に頭を撫でてもらうのは心地いい。
お母さんがいて良かったって思う瞬間だ。
「綾さんどこ行ってたんですか?」
「んにゃ?雪の所、しばらくお店手伝う事にしたよ・・・何もしてないと太っちゃう」
綾はあの時太ったのが大分ショックだった様子。
そんなに気にするほどでも無かったような・・。
「夕飯食べます?」
「あ、うん・・ありがと」
利奈が夕飯を持ってきた。豆腐ハンバーグと山菜のバター炒めだ。
とっても美味しかった。
綾は目をキラッとさせた。「うはーっ、春くんが作ったの?」
「いえ、お姉ちゃんが作ったんです」
「へぇー、姉弟そろって料理上手とは・・」
利奈は照れるように笑った春も嬉しそうだ。
美空が僕の方を見た。
「負けてない・・よね?」
「うーん・・分かんないけど僕は美空より料理はうまいつもり」
「いや・・同じくらいでしょ?」
「そっかな?」
綾がご飯を食べてる間に宿題をやっておく。
カバンからノートを取り出してさらさらと。
美空は横からそれを見ている。
春はずっと何か考えてる。やっぱり鈴美ちゃんの事が気になるみたいだ。
家庭にはそれぞれ事情がある・・深く入りこむと嫌われちゃうぞ・・。
国語の文法・・なつかしいな。
さらさらと解いていく。
美空に小言を言われたつつ・・・。
「できたっ!」
「ふーん・・」
「なんだよ・・ふーん・・って」
「私とおんなじタイムで終わらせたね」
「てか美空はいつ終わらせたの?」
「昨日の夜・・とっくにやった」
「そんとき言ってよ・・宿題あるって」
「気付かない方が悪いよ」
「むぅ・・・いじわる」
綾が満足気にお茶を飲んだ「ケンカしないの・・・ホントに変わった双子だわ」利奈はクスクス笑ってる。
「美空ちゃんと美月くんは違いがはっきり分かりますよね」
「うんうん・・けど一緒な所がたくさん・・やっぱり双子なんだなって思うよ」
そっかな・・。
美空を見た。
ぷいっとそっぽを向いた。
お風呂からあがって部屋に戻る。
「おっ、湯上がり美少年!」綾が抱きついてきた。
なんだそれ・・・。
「髪はちゃんと乾かしましょう!」
「あ、うん・・」
ゴシゴシされる。
僕の髪の毛の質も美空と同じ。
サラサラしてる。
「綾は僕と美空・・双子を産んだ時どう思った?」
「うん?・・うーん・・宝くじ一等が当たった気分だったよ」
「へぇ・・そうなんだ」
「一度で二度美味しいってやつ?」
「例えが変だよ・・」
髪の毛はすぐに乾いた。
ドライヤーを使ってもいいんだけど綾に乾かしてもらうのが好きだから。
「はいっ、乾いたよ」
「ありがとっ」
「お礼は体で払って貰おうかっ!」
綾が悪大官っぽく言った。
ぎゅっと抱き締められる。
「美月っ・・愛しいよ」
「綾・・・」
好き・・・大好き。
綾・・・。
お母さんだけど・・。
愛してる・・・。
「お風呂上がりだし・・今日は我慢するよ」
「ふぇ・・・」
「私もお風呂行ってくるね」「うん・・」
僕の家族だってたくさん問題を抱えてる。
たくさん・・・。
綾が振り返った。
また僕を抱き締めた。
「ごめん・・美月・・唇だけ」
「うん・・」
唇が触れる。
どんどん深く深くなる。
「んっ、ふっ・・」
「ちゅっ・・はぁ、ん・・」母親と息子がするキスじゃない。
スキンシップの範囲を越えてる・・・。
分かってる・・分かってるよ。
神様は許してくれないよね・・・。
長い長いキス・・。
やっと離れた。
綾がチンコを触ってきた。「明日・・たくさん注いでね・・」
「う、うん・・」
いけない事・・。
してるんだよな・・。
綾が部屋を出て行った。
布団に寝転がる。
テレビでは恋愛ドラマをやっている。
美空が部屋に入ってきた。今日は一番風呂だった。
「ねぇ、美月・・少女マンガある?」
「あるけど・・なんで?」
「読ませて・・」
「珍しい・・」
タッチパネルの端末をカバンから取り出す。
好きな漫画は全てこれに入ってる。
「はい、どうぞ」
「さんきゅー」
僕の前に寝転がった。
抱き締める。
「急にどうしたの?」
「いや・・なんとなく」
少し寒いので布団にくるまる。
美空と一緒に・・。
「春の所には行かないの?」「うん・・・」
「好きなんでしょ?」
「美月・・ごめん」
「なにが?」
美空が僕の方を向いて抱きついてきた。
「パフェ・・横取りして・・ごめん」
「あ、うん・・そんなに謝んなくても」
「美月の楽しみ奪っちゃったから・・ごめん」
「美空・・いいよ」
「ごめん・・」
美空の事は良く分かってる他人がいる時は素直になれない。
強がって僕と競争する。
けど二人きりの時は甘えてきて素直になる。
僕はそれを良く知っている・・・。
それが凄くいじらしくて・・・凄く凄く可愛いって思う。
「やっぱり許さない!」
「ふえっ!?」
「体で払って貰おうかっ!」美空に覆い被さる。
たくさん食べるとたくさんしたくなる・・。
「み、美月っ・・」
「美空・・したい・・」
「う・・うん・・」
今のうちに繋がりたい。
美空を愛したい・・。
お風呂上がりだからなるべく汚さないように。
美空は首筋を舐めるとすぐにびしょびしょになる。
僕と弱点は同じ。
「んっ、やぁ・・」
「きもちいい?」
「うん・・いいよ」
体が火照ってしまう。
双子の妹とセックスしてる・・罪悪感も背徳感も消えない。
けど・・そのせいで凄く凄く興奮してる僕・・。
「はっ、あ・・んんっ」
「美空・・どう?んっ!」
「んあっ、美月と同じ気持ちだよっ」
ズンズンと布団にくるまったまま動く。
布団が尺取り虫みたいにモコモコ動く。
いけない事・・でも他人じゃ味わえない興奮・・。
だから溺れちゃった・・。苦しくても気持ちいい。
悩みと快楽・・どっちも凄いから・・。
美空の腰を掴んで腰を振る・・。
吐息を感じる・・。
美空の・・切ない吐息。
「はぁ、はぁ・・あっ・・」「んっ・・はっ・・」
「みつき・・っ・・んっ・・・」
「んっ、上になる?」
「うん・・」
美空が上に乗った。
キスして動く・・。
このまま一つになれそう。それぐらい気持ちいい。
「美月・・んんっ・・」
「もぅ・・イキそ・・」
「一緒にいこ・・」
「あっ・・うんっ」
手をしっかり繋いだ。
激しく激しく腰を振る。
「あっ・・ああっ!」
どくん・・どくん・・。
射精するたびに美空の膣内が強く強く締め付ける。
双子の妹に中出しするなんて・・僕はダメなお兄ちゃん・・。
けど・・凄く気持ちいい・・・とろけそう・・。
「はふ、いい風呂だった」
綾が戻ってきた。
僕と美空は布団にくるまってテレビを見てた。
「ねぇ、美月・・春は鈴美ちゃんの事気にしてるみたいだけど・・」
「うーん・・あんまり気にしない方がいいのになぁ・・」
僕も気にならないわけじゃないけど。
「それとなく調べてみる?」「うーん・・うん」
気は乗らないけど・・。
「ねぇ、エッチした?」
ギクッ。
美空の体がビクッと震えた・・僕と同じタイミングで・・。
「し、してない!」
綾はニヤニヤしてる。
「したんだ・・」
「してないってば!」
「きゃわいい・・」
綾はなんで分かるんだろ?母親だから?
寝よう・・・。
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