学校の休みの日はだいたい家にいた。
特に行く所も無かった。
朝起きる。
私のパジャマは無地の黒の肩だしワンピース。
露出度が高い。
裾はかなり短い。
袖はダブダブ。
結構気に入ってるやつだ。フラフラ歩きながら居間に向かう。
美月はまだ起きてないな。朝ごはんを作る。
「ふんふーん・・」
私は料理をすると鼻歌が出てしまう。
ハムサンドを作ってお皿に盛る。
飲み物を持って美月の部屋に行く。
「美月・・・んっ?」
まだ寝てる。
机に朝ごはんを置く。
ベットに座る。
「すーっ・・すーっ」
この世の物とは思えないくらい可愛い寝顔。
少し寝癖ができている。
頭を撫でる。
「可愛い・・美月」
一緒に布団に入って抱き締める。
「んっ・・あや・・」
寝言かな・・可愛い・・。暖かい・・。
いいにおい・・。
絶対に離さない・・。
でもさすがにもう起こさないとな。
美月に覆い被さる。
モゾモゾと動く。
「んぁ・・わぁ・・おはよ」「おはよ、美月はまた寝坊したね」
「だって・・・しかたないよ・・」
美月が視線を反らした。
少し顔が赤い。
「ごはん作ったよ、食べよっか」
「うんっ!」
美月の部屋のテレビをつけて並んでベットに座る。
ハムサンドを一口食べる。美月が私の太ももを見ている。
「綾って脚細いし綺麗だよね」
「うん・・まぁね」
「今日の服可愛いよ・・」
「えへっ、どうも」
袖をヒラヒラさせる。
今日も特に予定なし。
「綾って本当に30歳なの?僕よりいくつか上にしか見えないよ」
「あー・・・年齢分かんないんだよね・・大体で決めてるからもっと若いかも・・・・てかお世辞?」
「ううん、本当に・・」
多分美月と美空を産んだのが18歳くらい。
もっと若いのかも・・・。「美月、今日は何する?」
「えっと・・どうしよ」
美空はいないし・・・。
行く所もない。
「エッチする?」
「うんっ・・それがいい」
「じゃあまず朝ごはん食べちゃおうよ」
「分かった、元気出ないもんね」
母親だよ・・母親がこんな事言って・・。
息子としてるんだ・・・。もう離れたくない。
美月と美空に結婚の事言わないとな。
二人を私の部屋に呼び寄せる。
「えっとね、ママはおじさんと結婚する事にしたよ」美空は微笑んだ。
美月は・・・・。
喜んでくれた。
「ママ、良かったね!」
「うん、美空ありがとう」
美月は悲しむかと思ったけど意外だった。
美月ももう決心をしてくれたんだ。
もう親子に戻らないと。
寝室もクロスと一緒のがいいのかな・・。
「ねぇ、クロスと一緒に寝た方がいい?結婚するんだし」
「いや、結婚するからと言って寝室を一緒にする必要はないよ。寝室を分けてある方が離婚率も下がるんだとよ」
「へぇ・・・てかあんた私とエッチしたい?」
「さぁ?興味が出たらな」
「また子供を産めば美月との距離も取れるかもって・・・思うんだけど」
「俺は女には興奮しないんだがな・・・」
「私のテクニックを使えば誰だろうと・・いけるよ」クロスは苦笑してタバコを一本吸った。
「俺は美月と美空がいればいい・・・あんな可愛い子供がいれば満足だよ」
「そっか・・・」
私も新しい子供が欲しいかと言われれば分からない。そんな気持ちで子供を作ってはいけない。
「まぁ、夫婦になるんだしそれなりにはやってやるよ」
「それなりにって何よ・・・本当に冗談ばっかり」
ムスッとしてしまう。
クロスがすくっと立ち上がって私の背後に来た。
胸を触ってきた。
「んっ・・する?」
「溜まってるんだろ?気持ち良くしてやる」
「キスして・・」
優しいキスだ。
さすが美月の育ての親。
紳士だな。
上手い・・・。
「んっ・・はっ・・ねぇ、したいよ・・」
「分かった・・ソファーでするか?」
「うん、いじめて・・」
お姫様抱っこされてソファーに寝かされる。
さすが外国人。
力強い。
今日もミニスカートだ。
パンツを下ろされる。
「あの時は適当にやって悪かったよ」
「あぁ・・あのホテルの時ね・・ムカついたよ」
クロスは苦笑してゆっくり割れ目を舐めてきた。
ビクッと体が反応する。
久しぶりだし・・・。
すぐに濡れてきた。
「あんたの・・・・固くしてあげる」
「できるか?」
「誰に言ってるの?」
ふむ・・やはりでっかい。ゆっくりくわえる。
私のテクニックを使えばたやすい。
「おお、すげぇ!」
「勃起して喜ぶなよ・・」
「入れるか?」
「うんっ・・」
優しく押し倒される。 「コンドームあるぞ」 「ナマがいいよ・・」 「避妊しないと・・」 「もぉ、はやく・・」 クチュクチャと先っぽが入ってきた。
「んっ・・はぁ・・」
「気持ちいいか?」
「まだ・・先っぽだけ・・全部入れて」
グイッと根元まで入った。気持ちいい・・・。
ガシガシと突かれる。
「クロスっ・・上手いよ」
「悪いけど女とも何度かヤった事はあるよ・・」
「んっ・・童貞じゃないんだ・・」
久しぶりの感じ。
気持ちいい。
「あっ、はぁ・・んんっ!!」「お前もっ、凄い上手いな・・・」
「はぁ・・んんっ」
少しずつ早くなる腰の動きそろそろ射精かな・・。
「クロス、中出しして」
「おぃ・・・」
「お願い・・感じたいの」
「ったく・・食費がまた増える・・・」
根元まで入ったままずんずんと突かれる。
「くっ・・・!」
ビュクビュクッ!
凄い量だ・・・。
「んぁ・・妊娠しちゃうね、今日危険日だわ」
「欲しくない子供を産んでどうするよ・・・」
「大丈夫・・あんたの子供なら愛してあげられる」
「そっか・・・じゃあもう少し中に注いでやる」
「うん・・・」
また子供を産んで愛してあげよう・・・。
子育ては楽しいし・・。
楽しみ・・・・。
クロスはいい奴だし。
これから好きになれる。
美月とも離れられる・・。大丈夫・・・。
「う・・てか、出しすぎ」
「テッシュはどこだよ・・あぁ・・そのソファー高いんだぞ!」
「なんで私のせいになる・・・?」
テッシュで綺麗に拭いた。パンチをはいて服の乱れを治す。
「これでもう立派な夫婦ってやつか?」
「まぁね・・・頼りにしてるよ、クロス」
「任せとけ・・俺は全部守る」
やっぱり頼りになる。
こいつがいて良かった。
夕食を作ってお皿に盛る。「おーい、ごはんだよ!」
美空がトコトコおりてきた「ママ、どうだった?」
「うん?ああ、良かったよ」「そっか!」
多分声聞こえてたな。
美空は美月を独り占めできるから嬉しいだろうな。
「あれ・・美月は?」
二階に上がって美月の部屋をノックする。
「美月、ごはんだよ」
返事がない・・・。
中に入ると美月は布団にくるまっていた。
「美月・・今日はステーキだよ・・」
「・・いらない・・」
ベットに座る。
さっきのがショックだったのかな・・・。
「美月、おじさんとはもう夫婦だからね・・愛し合ったの」
「・・・・・」
「ごめんね・・・もう戻らないといけないよ。親子に・・・」
「・・・・ママ・・」
「うん?どうした?」
美月はブルブル震えているさすがに傷付けてしまったな・・・。
「僕・・・もうやだ・・」
美月をぎゅっと抱き締める「ごめんね・・・私のせいだから・・本当にごめんね・・・」
「お願い・・一人にして」
「分かったよ・・・」
美月を傷付けてしまった。私は自分勝手だよな。
美月に迫ったのも私。
美月と離れたのも私。
でも普通に戻らないといけないんだ。
そうしないと・・・。
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