良く分からないまま時間が過ぎていく。
学校が気になる・・・。
この施設が一体何なのか。私たちはどうして保護されたのか・・・。
良く分からない。
でも美空は研究に明け暮れられるし幸せそうだ。
美月は私にベッタリだ。
ただ妊娠すると言われてからエッチはあまりしない。美月は施設お抱えの軍隊に入ろうかなと言っていたけど。
居住区域は大体把握してきた。
色んな人がいる。
少し散歩してみる。
外に出たい気もする。
ふらふら歩く。
私はここで何をすればいいのかな。
「はぁ・・・」
美月は入隊試験を受けに行った。
どうなるかな。
ベンチに座って噴水を眺める。
私の夢はまだ叶ってないんだよ・・・。
校長先生になりたかった。「隣、いいかしら?」
「あ、はい・・」
30歳くらいのお姉さん。
年齢的には私と同じか。
「新入りさんだっけ?」
「はい、最近来ました」
綺麗な人だな。
なんか大人な雰囲気。
憧れるなぁ・・・。
「私は里香ってんだ。よろしく」
「私は綾って言います」 握手する。
姉貴っぽいな。
頼れそうな人だ。
「ここはなんなんですか?」私は一番気になってる事を聞いてみた。
里香は私を見て微笑んだ。なんか・・・この感じは・・・前に感じた。
「おいで、説明してあげる」「あ、はい・・」
里香の後ろを歩く。
私より背が高い。
なんだろう・・この感じ。分からない・・・。
エレベーターに乗る。
このエレベーターには乗った事がない。
「昔、大洪水があったんだ・・とても大きな洪水。それに備えてここが作られたの」
「ふむん・・・洪水」
そんな大きな洪水あったっけ?
聞いた事ない。
エレベーターはどんどん上がっていく。
「私が生まれるより少し前かな・・・洪水が治まってから私が生まれたんだ」
「いつごろなんですか?」
「それはね・・」
エレベーターのドアが開いた。
とても広い部屋。
色んな機械がある。
「私の部屋だよ」
「ほぇ・・・」
タッチパネルのスクリーン指令室みたいだ。
「あなたは不老不死なんだよね?」
「・・・・はい」
「そっか」
里香はニコッと笑った。
「ノアの方舟って知ってる?それがここだよ」
「ふぇ!?」
私の反応を楽しんでるようだ。
「ノアには8人の家族がいたのは知ってるよね?私がそのうちの一人」
「え・・・じゃあ・・」
「ずーっと生きてきたんだ・・・・外の世界に出たり方舟で研究したりしてね」信じられない・・・・。
嘘でしょ?
「綾ちゃんも私たちの血を引いているんだ」
「だから不老不死に?」
里香はうなずいた。
腰が抜けてしまった。
初耳ばかり・・方舟なんて無いと思ってたし。
本当に不老不死があるなんて。
「ここは今の人間が生まれる前のテクノロジーが詰まってるんだ・・外にいる才能のある人間に技術を提供してる」
「あぅ・・・ついてけない」「ははっ、そっか!少し休憩しよう」
椅子に座ってコーヒーを貰った。
うーむ・・困った。
これは信じていいのか?
いや・・信じていいかな。見た事ない技術がたくさん・・・。
「綾ちゃん、今日はこれぐらいでOKかな?」
「はひ・・・頭パンクしそう・・」
里香は肩をポンポンと叩いた。
そしてぎゅっと抱き締めてきた。
「綾ちゃん・・・可愛い・・・」
「すみません、私は異性愛者なんです」
「ははっ、似てるなぁ」
「ふぇ?」
居住区域に戻る。
里香の電話番号を貰った。少しここの事が分かった。この方舟は長い年月をかけて小さな地球のような物になった。
方舟だけで生活していく事ができる。
美月が言っていたように世界を支配している人が暮らしている。
ノアの家族以外にも権力者がいるとか。
「あぁーっ、ワカンナイッ!サッパリワカンナイッ!」
「綾?」
「むぎゅーっ!」
美月を抱き締める。
つまり私のお母さんかお父さんも不老不死だった?
もう思考停止しよう。
さっぱり理解できん。
「試験受かったよ!」
「当たり前じゃん・・美月なら」
「むう・・・」
「ほら、ごほうび」
キスする。
やっぱりこの時間がたまらない・・・。
「ねぇ、今日はゴム付けなくてもいい?」
「ダメ・・避妊はしようね」「外に出すから・・ナマがいいよ」
「だめっ・・」
美月がくっついてくる。
さすがに妊娠は良くない。ここはきっぱり。
体を擦りつけてくる。
私も少し厳しくならないと・・・。
パジャマをおろしてチンコを擦りつけてきた。
「ねっ?ナマで入れよ?」
「いや・・ダメだよ」
私のパンツを下ろそうとする。
「美月・・親子だよ?だめ・・・お母さんを妊娠させてどうするの?」
「美空が言ってたじゃん・・妊娠するのは宝くじが当たるより低い確率だって」パンツの中に手が入ってくる。
そんな事・・・言われても・・・。
「ねぇ・・ゴムよりナマの方が気持ちいいよ」
「だめだって・・・」
美月がチンコを押し付けてくる。
「美月・・困らせないでよ・・だめだよ」
「むぅ・・分かったよ」
美月がムッとしてコンドームを着けた。
どんな確率であれ避妊はしないと。
「美月は・・・・もう少し女の子の気持ちを分かってね?」
美月が少ししゅんとした。「ごめん・・・やっぱり綾と気持ち良くなりたいから・・一緒に・・感じたいから・・」
美月をギュッと抱き締める最近分かってきた。
こうするだけでも十分なんだって。
「安全日にね・・」
「うん・・」
ゆっくり入ってきた。
ゴムだから少し物足りないけど。
いい・・美月を感じる。
「あっ・・」
「たくさん動いてね」
「うん・・綾・・」
親子って事を忘れちゃいけない。
どんなに好きな人でも。
息子なんだから。
ずんずん突かれる。
美月の感じる顔を見るだけでも気持ちいい・・・。
私の膣内で感じてくれている。
「んっ、あゃ・・んあぁ」
「美月・・イクっ!」
ビクビクと体が震える。
コツンとおでこをくっ付ける。
「僕も・・・ねっ?」
「うん・・」
体勢を変える。
今度は私が上。
美月を見下ろして動く。
凄く気持ち良さそう。
目をつむって涙を流している。
こいつは・・・本当に狙ってんじゃ・・。
ビクビクと反応している。ゆっくり引き抜いてゴムを外して口にくわえる。
フェラでイクのもいいかな・・・。
「ああっ!」
口の中いっぱいに広がる。何とか飲み干す。
「はぁ・・はぁ・・綾・・やっぱり中出しがいい」
「だめっ!」
まぁ・・私もそっちのがいいけど。
夕方になると美空が帰ってきた。
白衣を着ると最高にかわいい。
「美空、仕事はどう?」
「うん・・いい感じ」
「少し疲れた?」
「うーん・・ママっ」
抱きついてきた。
頭を撫でる。
「今はライバルじゃなくていいから・・・たくさん甘えなさい」
「うんっ、ママ・・」
私も甘えてみたかったな。お母さん・・・。
生きていればなぁ・・。
※元投稿はこちら >>