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9
投稿者:黒猫
◆Df3LS3WJTE
今日は土曜日。
私は休みだがやり残しの仕事があった。
朝ごはんを作る。
美月と美空は眠そうだ。
サンドイッチを作ってお皿に盛り付ける。
「はい、どうぞ」
二人とも眠そうにサンドイッチにかぶりつく。
「昨日は夜にたくさんエッチしたの?」
二人ともサンドイッチを軽くふきだした。
「ぶはっ、ママ・・」
美空は顔が真っ赤。
美月は頭をポリポリかいている。
「うん・・したよ・・」
恥ずかしそうにしている。私は幸せになってくれればいい。
双子で愛し合うのも私はそれでいいと思う。
美空と美月は愛し合っているのだから。
近親相姦だとしても。
「ちゃんと寝なきゃダメよ!眠たくなったら寝ましょう!」
まぁでも母親らしい事は言っておく。
私は教員用のスーツに着替える。
鏡を見る。
髪型変えてみようかな。
似合ってるけど地味だもんな・・・。
「ふむ・・・」
少し考えた。
雑誌でも買って決めるかな美月が部屋に入ってきた。「綾、僕も学校行く」
「あれ?部活休みでしょ?」美月はパーカーを着てラフな服装。
「うん、けど行くよ」
「美空は?寝ちゃった?」
「少し寝てから研究する事があるって。あいつ研究に夢中になるとかまってくれないからさ」
美空らしいな。
あの子は研究大好きだし。「いいよ、ちょっと待っててね」
「うん、待ってる」
制服をピシッと着る。
ネクタイを締める。
「さて、行こっか!」
美月がベットに座って私を見ている。
「ん?何か変?」
「綾、可愛い・・」
微笑んでいる。
ルカもよく言ってくれたな「ははっ、ありがと」
「綾・・・変わらないでね」ん?どういう意味?
美月が手を引っ張る。
「行こう!」
「あ、うん」
車に乗って学校に向かう。途中でお弁当を買っていく私の知り合いでなかなか美味い弁当屋だ。
学校につくと静かだ。
当たり前だ。
今日は土曜日。
部活をやっている生徒も少ない。
美月はスリッパをはく。
私はいつも校内ではいている靴をはく。
少し汚れたけどまだ綺麗。職員室に向かう。
教員はあまりいない。
部活の顧問の先生ぐらいか「おはようございまっす!」私は挨拶は元気いっぱいにする。
なんだかシャキッとする。「おお、綾ちゃんか。おはよう・・美月くんはどした?」
野球部顧問の草野先生。
穏やかだから野球の指導は緩い。
楽しめればいいと言っている。
「あ、僕はちょっと暇なんでついて来ました」
「そうかそうか」
私は机でパソコンを開く。美月は隣の机の椅子を持ってきて座る。
ノートパソコンで古めのやつ。
XPのが使いやすい。
パソコンにはオタクレベルではないが詳しい。
カタカタとお知らせのプリントを編集する。
美月は椅子に座って本を読んでいる。
ルカも本が好きだった。
「美月くん、集中できる?」「あ、うん・・」
そう言ってまた本を読みはじめた。
お知らせの資料は授業参観と文化祭についてのやつ。「むふぅ・・・コーヒーが欲しいにゃ・・」
「僕が作ってきてあげる!」美月がトコトコとコーヒーメーカーの所に言った。
うちの校長はコーヒーオタなのでこだわりの豆をいくつか置いてある。
私はコーヒーなんてどれでもいい。
スーパーのやつが飲みやすいし好きだ。
「綾ちゃんはうらやましいね」
草野先生は笑っている。
「ふぇ?そうっすか?」
「そのうち美月くんを好きになっちゃうんじゃないのかな?」
「はははっ、私は子供に惚れませよ!」
嘘です、ごめんなさい。
笑って返すが微妙な気持ち「はい、先生」
「おっ、サンキュ」
コーヒーを受け取り一口飲む。
少しシャキーンとする。
またパソコンを打ち出す。授業参観か。
私も母親として参観したい気持ちもあったりする。
でも無理。
美月と美空のお母さんは死んだ事になっている。
今さら私が母親だなんて言えない。
草野先生がグラウンドを眺めてあくびをした。
「あーそろそろ帰るかな」
「早いですね・・・」
「俺も暇だから学校来たんだ」
美月の頭を撫でながら笑った。
「ちょうどいいや、暇なら手伝ってくれますか?」
「俺はパソコン苦手だ。じゃあな!」
美月に少しゴニョゴニョと耳元で囁いてから出ていった。
美月は首を傾げている。
「どしたの?」
「うまくやれよって・・言われた」
あのエロめ・・・。
言われなくてもやってますよ。
しばらくしてプリントを完成させた。
「やたっ!出来た」
美月がパチパチと拍手をする。
「へへ、ありがとう」
「先生、お昼食べよう」
「うんにゃ、もうお昼か」
もう教員はいない。
私と美月だけ。
談話室でお弁当を取り出す私は五目ご飯と煮物弁当。美月は唐揚げ弁当。
さすがに食い盛りだ。
脂質はとりすぎてもいけないけど少なすぎてもいけない。
ダイエットでよく肉類を抜く人がいるがそれは間違い
お肉も食べないといけない野菜も必ず取るようにする食物繊維は脂肪の吸収をある程度抑えてくれる。
何事もバランス。
けど美空はそのバランスを考えずに食べたい物だけ食べる。
まさに栄養バランスクラッシャーだ。
まだまだ色々教えなきゃいけないね
テレビを見ながらお弁当を食べる。
仕事があと少しある。
「綾、その煮物少しほしい」「ん、いいよ」
だれもいないからいつもの呼びかたに戻る。
「ほい、あーんして」
私も素に戻る。
こうして見ると美月は別格に可愛いな・・。
誰にも負けないくらい可愛い。
そう思うのは親だからかな?
いや、世界一の美少年だっ!!!
美月が照れ笑いしている。「もぉ、綾のばか・・」
「あ、ごめん・・」
心を読まれたか。
いつもの事。
でも本当に可愛い。
愛しい・・・。
おっとムラムラしちゃう。「綾はムラムラしちゃんだ・・僕を見ると・・」
「あっ、だから・・違うよ・・」
美月の微笑みで私もドキッとした。
いかんいかん。
弁当を食べ終えてから教室に向かう。
教室の備品で足りない物がないかチェックする。
ロッカーの箒はもうダメだな。
塵取りもボロボロ。
新しいの注目しなきゃ。
美月は自分の机に座ったり黒板で絵を書いたりしている。
「綾、ごめんね・・・」
「はぅ?なに?」
「僕・・綾と美空を選べないよ・・」
「・・・・」
美月はうつ向いている。
「美空も愛してるし綾も愛してる・・・選べない」
私は美月を抱き締めて頭を撫でた。
「いいよ・・選ばなくて」
「ごめん・・・」
「私はおばさんになったら・・・いや、もうおばさんか・・。ごほんっ、歳を取ったら私は美月を諦めるから美空を愛してあげて」
只今31歳ぐらい。
正しい年齢は知らない。
誕生日も分からないし。
私の年齢は大体の予想で数えている。
「綾、嫌だよ・・綾も好きなの・・どうしよう」
「私は大丈夫だよ」
私も好きでいてくれてる。情けでは本当になく愛してくれている。
だから迷っているんだ。
しかもどちらも血縁者。
母と妹だ。
「悩んで潰れないようにしよう・・ねっ」
「うん・・・」
近親相姦なんて報われないけど。
私も美月を愛してる。
美月を撫でてから教室を見渡す。
色んな人がいていいんだ。それが世界。
「ね、綾・・エッチする?」美月はすぐに自分の顔をパチンと叩いた。
「ダメだった・・今、僕は生徒で綾は先生だから・・・いけないんだ」
「ははっ・・いいよ。しよ・・・エッチしよ」
「えっ?」
「昨日は美空としたんでしょ?今日は私とエッチしよ・・・」
美月は少し迷っている。
「綾・・学校でやらしい事は・・・」
「はやくぅ・・・しよ」
もう我慢できなかった。
美月とキスして舌を絡める。
「んっ・・んっ・・」
ヌルヌルと唾液が混ざる。やらしい。
「んぁ・・綾・・」
「美空にはこんなキスできないでしょ?」
「うん・・今・・イきそうになった・・」
美月ぐらいならキスだけでイかせられる。
けどそんなのつまらない。「ね、オナニー見せっこしよ」
「・・・え?」
私はパンツを下ろしてクチュクチュといじる。
「ほら、美月も見せて」
「あぅ・・恥ずかしい」
「ほれほれ・・早く」
美月もズボンから取り出してオナニーを始めた。
「はぁ・・はぁ・・」
「んっ・・はぁ・・」
美月・・愛しいよ。
可愛いよ・・・。
「もう・・・入れたい・・」「うん、いいよ・・」
スカートをまくり、机に手をついてバックの体勢になる。
美月があてがって少し焦らすように挿入する。   熱いし固い。
ちょうどいい大きさ。
「あっ!入った・・・」
「綾っ・・あやぁ・・」
ズンズンと突かれる。
私の弱点見抜いてるな。
感じる・・すごく気持ちいい。
「あっ、はぁ・・んっ・・」「美月・・いいよ・・もっと突いて!」
机はボロいのでよく軋む。肉と肉のぶつかる音。
結合部からのやらしい水音・・さらに興奮してしまう「綾っ・・イクッ!」
ビュクウッ!!
ドクンドクンドクン。
子宮が温かくなる。
美月の精液で満たされる。「・・・あっ・・っ・・美月・・・帰ろっか」
「まだしたいよ・・」
美月は引き抜いたがまだ固い。
私の割れ目からは精液がボタボタ落ちてくる。
テッシュで拭いてパンツをはいた。
「あせらないの・・夜にまたエッチしよ」
「うん・・我慢する」
私は頭を撫でた。
「よしよし、いい子」
可愛いな本当に。
愛してる。
手を繋いで教室を出る。
黒板の落書きを見る。
相合い傘で綾と美月と書いてある。
「消したくないな・・」
私は呟いてしまった。
でも消したくない。
私は消したくない。
この思い。
美月が手をギュッとした。「綾、黒板から消えても思いは消えないよ」
「あ、そっか・・そうだよね」
「僕も消したくない。誰かのいたずらって事にしよう・・行こ」
手を引っ張られる。
相合い傘は残したまま。

帰りに本屋に寄る。
ヘアカタログを買って帰る家に帰ってから眺めてみる「ふーん・・いい髪型はないかな」
「綾はそのままがいいよ」
「なんで?」
美月は照れながら笑った。「だってさ・・髪型まで可愛くしたら僕困っちゃうよ・・・今でも可愛いすぎるのに・・」
「いっちょまえに言うなぁーこのこの!」
美月をつつく。
好きな人に可愛いって言ってもらえるのは凄く嬉しいよ。
凄く幸せだよ。
美月が手を握ってきた。 「朝、言ったじゃん」
「へっ?」
「変わらないでって・・」

月曜日の朝礼はやはりガヤガヤしていた。
相合い傘は消えてなかった「猫先生と美月は付き合ってるの?」
の話題で持ちきり。
みんなが質問してくる。
「猫先生っ?どうなの?」
「はーい、しずかにっ!プリント配るから座りなさい」黒板の隅っこに書いてあり相合い傘を見る。
私はチョークで囲んだ。
「ま、悪くないいたずらだね!消さないように!」
生徒がまたガヤガヤし始めた。
「先生は美月の事好きなの?」
美月は私をじっと見ている「・・・好きよ・・大好き」クラスがシーンとした。
本当の事。
嘘はつけない。
「私は学校のみんなを愛してるもんっ!」
一気に笑いがおきる。
美月にウィンクした。
美月も周りにバレないようにウィンクした。
「はーい、じゃあ朝礼終わります!・・・ぶっ続けで英語始めます!」
また笑いが起きた。
授業で黒板を使う。
けど相合い傘は消さなかった。
消させない。
絶対に。





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10/12/10 09:44 (o7NjLuqk)
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