キルハウス内。
僕と美空で突入訓練。
もう大分慣れてしまった。敵の配置パターンも全て覚えてる。
二階立てだけどもうすぐに制圧できちゃう。
外に出るとおじさんが待っていた。
「おじさん、飽きたよぉ」
「私も・・・全部覚えちゃってつまんない・・・」
おじさんは苦笑する。
「また建て直さなきゃな・・・」
これまで何度も建て直してきた。
安い木材で作るから大体2週刊くらいかかる。
おじさんの車に乗って家に戻る。
「お腹空いた・・・ハンバーガー食べたい」
「美空はそればっかだな」
「ハンバーガー好きだもん」美空は僕以上に食いしん坊だ。
でも全然太らない。
僕も全然太らない。
家に戻ってから夕飯を食べてお風呂に入る。
お風呂はまぁまぁ広い。
シャワーで汗を流す。
「ふぅ・・・」
体つきはまだまだ・・。
友達はもう筋肉ついてるし男の子になってるのに。
ゴシゴシと体を洗う。
「んっ・・くすぐったい」
最近チンチンを洗うとくすぐったいというか・・気持ちいい。
少し擦ると固くなる。
「んんっ・・・はぁ・・」
なんか変な気持ち。
おじさんに聞いてみようかな・・・。
湯船に浸かる。
湯気がモワーッっと上がる美空とお風呂入りたいな・・・。
美空は嫌がるけど。
別にいいじゃんって思う・・・兄妹だし。
お湯に潜る。
暖かくて・・気持ちいい。でも息苦しい。
「ぶはっ!」
顔をフリフリする。
暇だしまたチンチンをいじる。
「んっ・・・」
くすぐったくて癖になりそう。
お風呂から上がってまたボディーソープをつける。
掌で擦る。
「んぁ・・はぁ・・きもちぃ・・きもちぃ・・んっ・・・・ああっ・・」
ずっと擦っていたい。
このままだとどうなるの?おしっこが出そうになる。「んっ!・・・なに・・これ?」
掌に白い液体。
最後は凄く気持ちよかった・・・・。
白いおしっこ?
どうしよう・・。
病気かな?
シャワーで洗い流してすぐにお風呂からあがる。
タオルで体を拭いてパジャマを着る。
「なんか・・ドキドキする・・病気かな?・・むぅ」おじさんの所に向かう。
美空と喋っていた。
「私もお風呂行ってくる!」美空はお風呂に行った。
美空に見られなくてよかった・・・。
「美月、髪はちゃんと乾かせよ」
おじさんがバスタオルで髪をゴシゴシと乾かしてくれる。
言ってみようかな・・。
おじさんは心配するかな?「おじさん・・・」
「ん?なんだ?」
「さっき・・お風呂でチンチンいじってたら・・白いおしっこが出たの・・」
「そうか・・」
おじさんは別に驚かない。「病気なの?」
「いいや、ごくごく普通の事だよ。美月もちゃんと成長したんだな・・・」
「普通なの?白いおしっこが?」
おじさんはポンポンと頭を撫でてくれた。
「後で美空と一緒に勉強しような・・お前たちもそんな歳か・・・」
「むぅ・・・?」
おじさんは資料室に入っていった。
僕は冷蔵庫からペプシコーラを取り出す。
美空とおじさんの分もコップに注ぐ。
美空がお風呂からあがってきた。
「あっ、美月!サンキュ!」
「うん・・・」
美空はコーラを一口飲んで僕を見る。
「どうしたの?」
「うにゅ・・・」
「うにゅ、じゃ分からないよ・・・」
おじさんが資料室から出てきた。
本を持っている。
「二人とも椅子に座れ」
「はぁーい・・」
美空がちらっと僕を見た。美空は僕の手を引いて引っ張る。
椅子に座る。
「二人にも教えなきゃいけないな・・これを読みなさい」
おじさんが本を開いた。
美空と僕で読む。
「・・・・・」
「・・・・・」
しばらく黙って読む。
おじさんはそれを眺めている。
僕たちはまだ勉強してなかった事。
人間がどうやって生まれるか。
「おじさん・・さっきの白いおしっこは精子ってやつなの?」
「そうだよ、子供の種だ」
「ふむぅ・・・」
美空は興味深々の様子。
食い入るように見つめている。
二人で読みつくした。
全部覚えた。
「美月、自分で擦って出すのは悪い事ではない・・一部の宗教では悪い事になってるがそれは気にしなくていい・・」
「ほぇ・・気持ちよかったし・・またしたいな」
おじさんは苦笑した。
僕の頭を撫でる。
「あんまりするとバカになるからな・・それと」
おじさんは美空を見てからまた僕を見る。
「美空と美月でセックスしてはいけないぞ。絶対にダメだぞ・・・」
おじさんは真剣な顔。
「近親相姦ってやつになるから?」
「そうだよ、美空も分かったな?」
「・・・・うん、分かった」美空も頷いた。
おじさんは美空の頭も撫でた。
「好きな人が出来てからだ・・お互いを愛して・・お互いの距離が縮まってからだぞ!」
「はぁーい」
「・・・はい」
美空がなんかショボンとしてる。
なんか分かる・・生々しい知識だし・・。
僕も軽く心が変だ。
「おじさん・・他の本ないかな?もっと知りたい」
「あぁ、いいぞ」
おじさんは資料室から歴史の本と神話の本を持ってきた。
「むぅ・・・?歴史と神話の本?」
「読めば分かるさ・・ほら今日は寝なさい」
「はぁーい」
美空と僕は二階にあがる。「美空、おやすみ」
「うん・・・おやすみ」
バタン。
美空はショックだったのかな・・・。
てっきり神様が僕たちを作ったんだと思ってたし。
まぁ・・ショックだな。
僕は部屋に入ってベットに転がる。
ベット脇のスタンドライトだけつけて本を読む。
歴史の本・・・。
「ふむ・・・・」
昔の貴族とかは近親相姦はしたりしたらしい。
タブーになったのは最近・・・・。
神話の本にも近親相姦の事は書いてあった。
母親の神様と新しい神様を作ったり・・。
なんだか近親相姦って嫌だな。
閉鎖的で・・気持ち悪い。「僕と美空が・・ありえないよね・・」
僕は美空を守らなきゃいけないから。
そんな不幸になる事したくない。
美空とセックスなんかしたくない。
「ふぁ・・ねみゅい・・」
スタンドライトを消して真っ暗になった。
布団にくるまる。
眠気がだんだん強くなってきた。
眠りについた・・・?
夢かな・・?
僕はベットにいる。
変な人がいる・・・。
僕に近寄ってきた。
「好きよ・・好き・・」
女の人だ。
天使の羽がついている。 僕は押し倒された。
「やめてっ!やだ!」
女の人はいやらしい事をしてきた。
怖かった。
「やめて・・助けて!美空っ、美空!」
目を開くと。
美空がいた。
「美月・・・大丈夫?」
たまらず美空に抱きついた「怖い・・夢を見たよ」
「そっか・・」
「美空も一緒に寝よ・・」
「いいよ・・」
まだ夜中だ。
こんなの初めてだった。
怖かった・・・。
あの天使の羽の女は・・誰かな?
もしかして現実で出てきて夢みたいに押し倒されるのかな?
「怖いよ・・美空・・」
「大丈夫だよ・・」
美空とくっついて寝た。
今日だけは美空に守ってもらおう。
ありがとう・・美空。
※元投稿はこちら >>