大福にご飯をあげに家に一旦戻る。
着替えなどを袋に入れる。美月のぶんも一緒に。
大福の頭を撫でた。
「大福、お留守番お願いね」大福は尻尾を振ってお座りした。
学校に戻る。
宿直室には食べ物があると聞いたし。
夕飯は何か適当に食べるかな。
職員室に行くと美月が待っていた。
「あ、先生っ!」
「や、お待たせ」
生徒と学校に泊まるなんてダメそうだけど。
大体の事情はみんな知っている。
とりあえず話したら承諾してくれた。
もう夕方。
宿直室に向かう。
「美月は何持ってるの?」
「ん?これ?」
美月はニコニコと無邪気に笑っている。
「売店のおばちゃんに頼んでおにぎりとかパンを安く売ってもらったんだ!いいでしょーっ」
「そっか、良かったね!」
頭を撫でてあげる。
「綾にもあげるから心配しないで」
「うん、サンキュ」
宿直室の鍵を開ける。
ボロいけど掃除はされている。
あの警備員を辞めさせたので夜は宿直するように。
女性の教員は宿直しないようにさせているがまぁ今回は仕方ない。
「着替えは持ってきたからシャワー浴びなさい」
「あ、うん。今日はいっぱいシュート決めれたんだよ!結構上手くなったって遊にもほめられたし」
「そかそか、うんうんよくやった!」
普通の親子の会話。
これが普通。
私は普通じゃない。
私は我慢できない。
愛してしまう。
息子を・・異性として。
美月が風呂場に向かう。
立ち止まって私を見る。
「綾、大丈夫」
「あ・・・」
ニコッと笑って風呂場の扉が閉まった。
私も悩んじゃう。
けど大丈夫だよね。
あ、シャンプー渡してないや。
風呂場の扉を開ける。
「わっ、なに?」
「ほれ、シャンプー」
「あ、ありがと」
一応股間は隠している。
美月はシャンプーを受け取る。
ちっこいので3、4回使いきる。
結構高いシャンプー。
美空のはもっと高い。
「あ、綾・・見ないでよ」
「うん?恥ずかしい?」
「い、いや・・その」
「分かったよ、綺麗になりなさい」
風呂場の扉をしめる。
今はムラムラしちゃいけない。
テレビをつけてから冷蔵庫を開ける。
保存がきく食料がいくつかある。
まだお腹は空かない。
美月が来てからでいいかな「ふはぁ・・」
職員室から持ってきたノートパソコンで少し仕事をする。
文化祭に何をするか考えないと・・・・。
クラスでアンケートを取った物がまとめてある。
「ふむ・・食べ物系か」
希望には焼そばとかたこ焼きとか。
演劇とかもある。
美月がパジャマを着て出てきた。
「綾・・ごめん」
「ん?どした?」
股間を抑えている。
「あの・・・手でいいから抜いて・・固くなっておさまらないよ」
「あはっ・・いいよ」
こんな事がたまにある。
だから学校でも抜いてあげる。
もちろん隠れて。
ズボンを下げて手で擦ってあげる。
「んっ・・」
「固い・・・今日はどうしたの?」
「あっ・・最近任務してないから・・すぐに溜まっちゃうよ・・ああっ」
訓練もテスト期間でおろそかになっていた。
先っぽをグリグリする。
ビクンビクンと脈打つ。
「ビクンビクンしてるよ・・きもちいい?」
「うんっ・・いいよぉ」
美月の喘ぐ顔を見てると私までしたくなる。
でもまだ学校の中には人がいる。
我慢しないとな。
「ああっ、綾っ・・イクっ」すぐに口でくわえて舌を絡める。
好きな人の精液なら飲める、美月のは臭くないし。
私の頭を抑えて少し突いてくる。
そんなに気持ちのかな。
「あっ・・ああっ」
美月はブルッと震える。
全部出しきるとゆっくり引き抜いた。
ゴクンと飲み干す。
「ふぅ・・収まったかにゃ?」
「うん、ごめん・・」
美月は申し訳なさそうにパジャマをはく。
しばらくして夕飯を食べる私の口の中は精液の匂いがまだ残る。
「綾も食べる?」
「うん、ありがと」
おにぎりを一つもらう。
鮭の具が入っている。
二人きりで夕飯か。
最近あんまりなかったなこうゆうの。
美空が師匠の所に行ってた時は美月とよく食べたけど・・・。
美月と再開した時、私は嬉しくて狂ってしまいそうだった。
無理矢理迫って・・毎日エッチして。
完全に昔に戻っていた。
ああなるのはよくない。
母親として我慢しようと思っている・・でも我慢できずに求めてしまう。
それでいいのかな。
「綾はお風呂入るの?」
「あ、うん」
「そっか・・じゃあ僕勉強してるね」
本をよく読むな。
可愛い。
シャワーを浴びて体を綺麗にする。
「あぁ・・エッチしたい」
口から出てしまう。
やっぱり美月が欲しい。
もう学校に人はいない。
だから・・エッチしたい。でも今日は宿直。
しっかりしないと。
動きやすい服装に着替えて髪を乾かす。
このシャンプーは乾きが早い。
しばらくすると髪型しっとりと落ち着く。
「あれ、美月・・髪が」
「えっ?」
美月の髪はまぁまぁ長い。女の子みたいになってしまっている。
「ははっ、可愛いね」
「むぅ・・綾のシャンプー使ったからかな」
ヘアピンで前髪をとめてあげる。
「ほいっ、これでもっと可愛くなるよ」
「もぉ・・・」
ムッとしている。
可愛い・・・。
たまらずにキスしてしまう「あっ・・んっ・・」
「綾・・・んっ・・」
口を離す。
美月が愛しくてたまらない「美月が可愛いからいけないんだよ・・」
「綾の勝手じゃん・・・」
さてさてエッチは・・・まだできない。
見回りに行かないと。
「見回り行ってくるわ」
「僕も行くよっ」
私を守るか。
無理させないようにしないとね。
もう学校は真っ暗。
人はいないはず。
いない・・はず。
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