父さんが無理やり服を脱がそうとする。
「やめて、嫌・・・」
「アリス・・」
「父さんなんか・・嫌い」
「・・・・」
そのまま続けられる。
犯される・・・。
なんで私にこんなに執着するの?
監視や盗撮までして・・。なんなの?
私は娘じゃないの?
なんで娘に酷い事するの?私はいらないの?
「アリス、愛してる」
「やめて・・父さん」
胸を揉まれる。
怖い・・怖い。
感じてしまう自分が怖い。乳首をクリクリと摘ままれる。
「ここがいいんだろ?」
「やぁ・・あっ・・」
父さんはスカートの中に手を入れてきた。
嫌だよ・・こんなの。
苦しいよ・・・。
だんだんとやらしくなる手つき。
「あっ、ああ・・」
気持ちいい・・。
やだ・・嫌だ・・。
「もう入れるぞ・・」
「父さん、ダメ!」
「すまない・・」
「ダメっ!」
スカートを捲し上げられて脚をひらかれる。
「やだ、やだやだ・・・やめて・・やめてよ」
パンツをずらされる。
父さんのから離れようと抵抗する。
何とかはねのけて後ずさる父さんは覆い被さってきた「父さんダメ・・せめてゴム付けて・・」
「ダメだ・・中に出す・・」「やだっ!」
ズプッ!
入った・・・。
もう・・どうでもいい。
どうでもいい・・こんなの・・・。
誰も助けに来ない。
親にこんな事されるなんて・・・最悪。
「あっあっ、やぁ・・」
私の弱点を突いてくる。
せわしなく腰を打ち付けられる。
「アリス、イクっ!」
「ああ・・出てる・・」
溜まってたのかな?
ドクドクしてる。
気持ちいい・・・。
父さんが引き抜いて私の口元にチンポを近づける。
私はそれをくわえて綺麗にする。
綺麗になっても動かす。
「ああっ・・くっ!」
ビュッビュッ・・。
口の中に出された。
飲み込んでまたくわえる。「アリス・・やっと・・分かってくれたか」
無視して動かす。
もういい。
どうでもいい。
父さんの上にまたがる。
「アリス、俺の事・・愛してるか?」
「また中に出していいよ・・父さん」
愛してる?
知らない。
こんな事する父親なんて。愛してるはずない。
私もスイッチが切り替わった。
もう止まらない。
突き上げられて感じて気持ち良くなって。
何度も中に出された。
水樹に会いにいけなかった・・・。
こんな体で・・。
部屋に戻ってシャワーを浴びる。
汗だくでベトベト。
「はぁ・・・」
ため息・・。
何に対してのため息だろう・・・?
もう父さんに迫られたら断れない・・・。
妊娠したら・・どうしよう今更後悔した。
パジャマを着てベットに転がる。
トントン。
ノックされる。
また父さんか・・・。
「お風呂入ったの・・今日はもうやめて!」
「あっ、アリス?」
馬木くんがドアからひょこっと顔を出した。
「あ、ごめん・・馬木くんだったか・・何?」
「いや・・一緒に寝ようかなって思って」
馬木くんもエッチする気になったか。
でも今日は嫌と言うほどしたし・・・。
馬木くんは違う違うと言いたげに手をふる。
「あ、いやらしい意味はないよ・・その・・」
「ははっ、いいよ・・おいで」
「ごめんね・・」
私の隣にちょこんと座る。まだ子供の顔じゃん。
あどけない。
「あのね・・お父様に何かされたんじゃない?」
「聞こえてたの・・?」
「うん・・・」
一番知られたくない人に知られてしまった。
今一番好きな人に。
馬木くんは私に寄り添ってきた。
「俺も・・昔あんな事されたから・・分かるよ」
「えっ?」
馬木くんは悲しそうな顔になる。
「昔・・何人もの女の人に犯された・・おもちゃにされた・・」
馬木くんの体がブルッと震えた。
窓を叩く雨音。
だんだん激しくなる。
雷も鳴り出した。
しばらくの沈黙の後に馬木くんは私をじっと見た。
「怖かったよね・・アリスは大丈夫?」
「うん・・・」
「僕は・・怖いんだ・・女の子が・・」
「でも馬木くんはキスしてくれたよ・・大丈夫だよ」馬木くんはうつ向いてしまった。
「アリスの事は好き・・でも怖いんだ・・あのキスは凄く緊張したよ」
「そっか・・」
馬木くんの肩に触れる。
ビクッと固まる。
そうか・・緊張じゃなくて怯えていたのか。
「好きだけど・・怖いよ・・・」
「ゆっくり近付こう・・ねっ?」
「ゆっくり?」
「そう、しばらく普通に接して・・手を繋げるのを最初の目標にしよう!」
「いいの?」
「うんっ!」
馬木くんは涙目だが微笑んだ。
雷鳴が響く。
「わっ!」
私にくっついてきた。
撫でようとしたけどやめた・・・。
「ご、ごめん・・男なのに・・」
「いいよ、可愛いよ!」
馬木くんはさっと離れて照れてしまった。
会話が続かない。
「あの・・お父様とは・・どうするの?」
「離れたいけど・・・どうしよう・・」
「お父様はお母様と愛し合っていたらしいよ・・・アリスと瓜二つだってメイドの人が言ってた」
私に面影を重ねてるのかな?
それにしても異常だ。
あんな事、普通しない。
私は馬木くんにくっつく。馬木くんはブルッと震えたけど私の頭を優しく撫でてくれた。
「寝よう・・アリス」
「うん、寝よう」
「俺はソファーで寝るから」「一緒のベットは怖い?」
「・・・やめた!一緒のベットで寝る」
「無理しなくていいよ・・」馬木くんはニッコリ笑った「無理する!アリスの事好きだから」
電気を消して背中合わせでベットに入る。
布団は一枚しかない。
「僕ね・・・」
「ん?俺じゃないの?」
「あは・・・間違えた・・本当は僕の方が言いやすいんだ・・」
「僕でいいよ・・馬木くんは僕って言った方が可愛いよ」
「むぅ・・・」
雨は激しい。
雷雨か・・。
「女の子に告白されて・・すぐにエッチを迫られるんだ・・・アリスもそうだったけど・・」
「あ、あぁ・・ごめん」
「でもアリスは僕の気持ち分かってくれた・・嬉しかった・・ありがとう」
「うんっ・・」
こんな男の子初めて。
私も付き合ってすぐにエッチを迫られるなんて珍しくなかった。
私は受け入れるけど。
そんな自分をどこかで嫌っている自分がいた。
まるで私が二人いるみたいで・・・。
変な感じ。
翌朝、水樹の部屋に行く。
相変わらずベットでパソコンを操作していた。
「お姉ちゃん、おはよ」
「おはよ・・」
ベットのそばの椅子に座る「水樹、ミクちゃんの事なんだけどね」
「会ったね?チートを使われた?」
「何で・・?知ってるの?」水樹はニコッと笑った。
相変わらず可愛いな・・。「僕はニックって言ったでしょ!・・・ミクちゃんは製造者だけど今回協力してもらったんだ・・お姉ちゃんに信じてもらうために」本当に水樹があのニックだったんだ・・・。
でも・・・。
「それが本当ならミクちゃんを逮捕しなきゃならない・・・製造者は・・」
「ミクちゃんは僕のとっても大事な仲間だよ。チートを売ってる訳じゃなくおびき寄せるために製造者をやってるんだ」
「そうなんだ・・・」
水樹とミクちゃんって似てるな・・顔も雰囲気も。
あらためて思った。
「僕がニックって事は内緒だよ・・・いい?」
「うん・・分かった」
本部にバラした所でメリットがある訳でも無いし。
言わないつもり。
「お姉ちゃんには特別な情報をあげるから、協力して欲しいな」
「うん、いいよ。弟の頼みなら聞いてやる!」
「あはっ、お姉ちゃん大好き!」
水樹が抱きついてきた。
可愛い弟が噂の名探偵とは・・・。
まだまだ何か驚く事が来そうな予感。
まぁ、予感だけどね・・。
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