綾さんの部屋に向かう。
僕は肉を求めるゾンビみたいだ。
今は快感しか考えられない・・・
ノックせずに綾さんの部屋に入る。
「わっ、美月くん?」
僕は綾さんに抱きつく。
すぐに唇を奪って押し倒す「んっ・・んんっ」
綾さんのパジャマを脱がして胸を揉む。
「美月くん・・・やっぱり我慢できない?」
「綾さんがいけないんだ・・僕のせいじゃない・・」乳首に吸い付き舐めまわす少し噛んでみる。
「んんっ!」
綾さんの体がビクンと震えた。
「美月くんは・・初めて?」「はい・・」
「がっつかないでゆっくり食べてね・・・・」
そんなの無理だ。
綾さんの体を貪る。
せっかくお風呂に入ったけど汗が出る。
もう何も考えられない。
布団にくるまり抱き合う。「私も三十路過ぎだけど、美月くんの初めてを貰っていいの?」
「構いません。綾さんは美人ですし」
「そっか・・・」
汗でべちょべちょ。
初めての挿入。
なかなか入らない。
「私が入れてあげる・・・んっ・・・」
膣内で締め付けられる。
なんて気持ちいいんだろう・・・凄い・・・。
本能のまま動く。
何度も中に射精しても衰えずにまたすぐに腰を動かし射精する。
いくらでも射精する。
「はぁっ、はぁっ・・美月くん・・・もうだめ!!」 綾さんも何度もイッた。
セックスって・・いい・・癖になる。
初めて膣からチンコを引き抜く。
ドロッとした精子が垂れてくる。
「はぁっ・・ごめん・・一人にしてくれる?スッゴい・・・罪悪感・・・」
綾さんは苦しそうに喘ぐ。「明日もしたいです・・」
「ごめん・・早く行って」
僕は服を着て部屋を出る。もっとしたかった。
そうだ・・美空を犯そう・・それがいい。
美空は部屋にいない。
どこにいる?早く犯さないと・・・早く・・早く。
見つからない。
どこだ?どこにいる?
早く・・早く・・。
「美空?どこだ?」
屋敷を探したけどいない。どこにいった?
早く犯したい。
美空の膣内に射精してやる・・・
美空は大福の所にいた。
「美空?・・何してる?」
美空は月を見ていた。
黙って何も言わない。
美空の肩を掴む。
このまま犯してやる。
後ろから抱きついて美空のパジャマを脱がそうとした「月がね・・・綺麗だなって・・・」
美空は泣いていた。
やっと正気に戻る。
「・・・美空?何で泣いてるの?」
「私の夢って何か知ってる?知らないよね・・美月には言ってないもんね」
何言ってるんだ?
確かに僕は美空の夢は知らない。
「私・・・もう少し大福といる・・先に寝てて」
「美空・・風邪引くよ」
美空が僕を睨んだ。
「いいから行って・・・早く行って・・私の前から・・・消えて・・」
僕が何をしたって言うんだ・・・?
ムカッとして部屋に戻る。布団に転がる。
美空は戻ってこなかった。それよりセックスの快感が忘れられない。
もっとしたい。
寝られない。
もう一度、綾さんの部屋に行ってみる。
「美月くん・・・・」
「綾さん、もっとしたいです・・もっと・・」
綾さんは泣いていたようだ僕がいけないの?
僕はしたいだけなに。
「美月くん、私が処理してあげるから・・絶対に他の子としちゃダメだよ」
処理って?
綾さんもあんなに喘いだのに?
僕がいけないの? 体が熱い・・とっても。
床に倒れた。
そのまま気が遠くなった。夢・・・?
誰かが話しかけてくる。
声じゃない。
文字が浮かぶ。
【しかたないよ・・・】
しかたない?何が?
【闘争本能を抑えるとそうなる。性欲が異常になる。訓練が必要。銃を撃て。訓練をしろ。人を殺す訓練を・・・それが一番】
なんで?訓練は大好きだけど・・・関係あるの?
【あるよ、私達はそうゆう運命】
君は誰?
【貴方の理解者。貴方の分身。もう一人の貴方。】
目が覚めるといつもの敷き布団。
「はぁっ・・はぁ・・」
綾さんが心配そうに見ていた。
「美月くん?大丈夫?」
「僕は・・・」
「3日間寝てたんだよ」
「そんなに・・・」
僕は思い出した。
綾さんを泣かせた。
美空を犯そうとした。
恐ろしい・・・自分が恐ろしい。
中に何かいる。
悪魔がいる・・。
「僕は・・・僕は・・最低・・・」
凄まじい吐き気。
ゴミ箱に吐き出す。
綾さんが背中をさする。
「大丈夫・・君は悪くないよ・・大丈夫・・」
僕を抱き締めてくれる。
少し安心した。
「美空は?美空はどこ?」
襖が開いた。
「・・・・・」
美空が立っていた。
「美空ちゃん、後お願いね・・私、薬もってくる」
美空は黙って頷く。
綾さんが出ていった後に襖を閉めて僕に近づく。
「美空・・ごめん・・僕・・・」
僕に黙って抱きついてくる「ばか・・ばかっ・・」
美空の綺麗なツインテールに触れる。
「僕・・怖い・・中に何かいる・・怖い・・怖いよ」美空はさらにギュッと強く抱きつく。
僕も美空を抱き締める。
「制服・・・出来たよ。後で着てみよ・・」
「美空・・・ごめん」
「謝んなくていい。全部分かってるから・・美月の事分かってあげれるのは私だけだから・・・」
「うん・・ごめん」
「謝んな!ばかっ・・」
僕は自分の事を何もしらない。
だから知らなければならない。
どんな事実だとしても。
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