美空はセーフルームからなかなか出てこない。
僕に甘えたいはずなのに。エレベーターに乗って下りる。
夕食を持っていくため。
美空がパソコンを忙しなく操作している。
「美空、ご飯だよ」
「うん、thank you・・」
テーブルにサンドイッチを置いた。
「僕もまだ食べてないんだ・・一緒に食べよ」
「・・・・いいけど」
パソコンを見つめる目は真剣だ。
「何してるの?」
「美月のスーツの設計図。雪さんにサイズ計ってもらったでしょ?」
ん?したっけ・・・
そういえば寸法してあげるとか言ってセックスしたけど・・あれか!?
「雪さんともセックスしたんだね」
「あ、う・・・うん」
パソコンから離れて僕を睨んだ。
「美月のエッチ・・」
二人でサンドイッチを食べる。
レタスとビーフステーキが挟んである。
「美味しいね・・」
「・・・・うん」
美空は元気ない。
どうしよう・・何かできないかな。
「美空、デートしよ」
「・・・いい」
「しようよ!」
「やだ・・・」
美空の心が読めない。
なんで読める時と読めない時があるんだ?
「ほら、外に行けば気分転換になるしさ!」
「いいって!!しつこい!!」
「そんなに・・怒るなよ」
「どっか行って・・ママとセックスしてくればいいじゃん・・・」
イラッとした。
「あぁ!分かったよ!!お前といるよりセックスしてる方が楽しいし気持ちいいよ!」ムカつく、折角元気にしようとしたのに。
美空にコップを投げつけてエレベーターに乗った。
美空は落ち込みもせずパソコンを操作していた。
ムカつく・・なんだよ。
台所に行くと綾がいた。
無言で抱きついて胸を揉む「んんっ!美月?」
「しよ・・早く」
「うんっ!!」
台所でエプロンを着たままの綾を犯した。
「美月?っん!激しいよ」
「・・・中に出すよ」
ビックビュクビューッ。
「んんっ!」
「っつ!まだするよ、綾をとことん犯してあげる」
そのまま夜中までセックスした。
「ふぅ・・はぁっ・・美月・・・もう寝よ」
「うん・・・」
綾のベッドで抱き合って寝た。
美空に見せつけてやろう。ムカつく。
美空と綾が居間にいる時を狙って綾に抱きついた。
「ちょっ!美月、だめっ!」
黙ってキスして塞ぐ。
美空は黙って見ている。
「美空・・んっ!あっちに・・いって・・!」
「いいよ、気にしないでママ・・・」
綾はすぐに濡れた。
嫌とか言いながら興奮してる。
「綾、入れるよ。今日もいっぱい中に出すからね」
「んんっ!やあっ!」
挿入して突き動かす。
美空は黙って見ている。
「やぁっ!はぁっ!あっあっ・・んんっ!」
「綾の顔っ・・やらしーよ・・・もっと喘いで・・美空によく聞こえるように」卑猥な言葉を言うたびに締め付けが強くなる。
「やだっ!ああっ!」
「そんな事いってもっ・・んっ・・綾の膣は凄い締め付けだよ・・」
もう出そうになる。
腰を強く打ち付けて密着させて奥まで突く。
「んあっ!イクよ!射精するよ!」
「やあぁぁっ!」
ドクンドクン・・・
残さず子宮に流し込む。
「んっんっんっんんっ!」
「はぁ・・きもちぃ」
美空はイクのを見てから出ていった。
「はぁ・・はぁっ」
「なんで?・・・美月・・」「あいつは・・僕を嫌ってる・・折角元気付けようと思ったのに・・ムカつく」綾が僕の頭を撫でる。
「そんな事ないよ・・美空は私よりずっと美月の事が好きだよ・・」
「ちがうっ!嫌いなんだっ!」また固くなったチンコを動かす。
「んんっ!大丈夫だよっ」
「うるさいっ!」
ガシガシ突きまくる。
「んんっ!ああっ!」
「はぁはぁっ!んっんっ!」
怒りを快感で消したい。
「出すよっ!イクッ!」
びゅっびゅっ・・ドクドクドク。
「はぁ・・はぁ・・美空ちゃんは・・美月を・・・愛してるんだよ・・・私も敵わないくらい・・」
黙らせるために何回も中に出した。
気絶するまで犯した。
愛してるってなんだよ。
ムカつく・・・なんだよ。自分にもムカつく。
美空にこんな事する自分に一番腹がたつ。
一週間ぐらいたってから荷物が頻繁に届く。
美空がセーフルームに運ぶ・・僕はイライラして手伝わない。
学校でもイライラしてしまう。
みんなには分からないようにしたけど。
荷物が届くようになってからだいぶたった。
いつもどうりに家に帰る。大福を撫でて居間に入る。「・・・おかえり」
珍しく美空がいた。
お気に入りの白いワンピースを着ている。
「・・ただいま」
美空と喋りたくないな。
イライラする。
「美月、セーフルームに着て。スーツ出来た」
「分かった。先に行ってて」美空はスタスタと行ってしまった。
めんどくさいな・・
でも僕は悪と戦いたい。
たくさん人を殺したい。
「・・つっ!?」
今・・何か・・変な事思った・・
コーラをコップ一杯流し込んでセーフルームに向かった。
エレベーターが開くと・・スーツがあった。
銀兎と似ている。
ヘルメットには犬耳と銀のフサフサの髪がついているスーツは少し男の子っぽいフォルム。
細身の黒いズボンの上に半ズボンみたいな物がある。腰からはマントのような布がある。
全体的に見てカッコいいし可愛い。
やんちゃな犬って感じ。
目は銀兎より細め。
「どう?私のデザインだよ」「・・・いいかも・・悪くない・・」
僕はスーツに触れる。
カッコいい・・かなり気に入った。
「気に入ったみたいだね」
「うん・・凄く」
「少し・・丈夫に作った」
「え・・?」
「美月に死んで欲しくないから・・完璧にした」
美空は僕の制服をぎゅっと掴んだ。
「美月には死んで欲しくない・・絶対に・・だから真剣に真剣に考えて・・寝てない・・しばらく・・」
「美空・・・ありがと」
美空は僕のために必死だったんだ・・また傷付けた・・・最低だ・・
「ご褒美・・ちょうだい・・頑張ったから・・」
「ご褒美?何がいい?」
僕は美空の手を握った。
今度は逃げない。
「美月って鈍いね。やっぱり・・・」
「なんだよ?言って・・」
「デート・・しよ?」
「デート?」
「うん、デートしたい。美月と手を繋いで歩きたい」とっても可愛い・・・
僕は傷付けてばかりだ。
「うんっ!いいよ・・美空とデートしてあげる」
「今日はオシャレしたの・・・」
僕は美空を抱き締めた。
「とってもとっても!最高に可愛いよ!天使みたい!!」
美空はブルッと震えた。
「そ・・・そんなに褒めないでっ!・・・ばかっ」
僕は美空を見つめた。
「行こ!!」
「うんっ」
二人でどこに行こう。
ここは田舎だから何もないけど・・
二人で歩ければそれでいいや・・
それだけでいい・・
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