夏休み中盤になった。
訓練で綾には完全に勝てるようになり少し訓練に飽きてきた。
銀兎はまた来なくなった。目がだんだんと青になる。青くなるにつれて読める範囲も広がる。
前髪を少し切った。
もう両目はほぼ青い。
「はぁ・・銀兎・・」
会いたいな・・凄く凄く。縁側でボタンを押して待つ夜空を見つめてボーッとする。
「美月、アイス食べよ!」
「あ、うん。ありがと」
二人で縁側に座る。
アイスを舐める綾が色っぽい。
けど親子に戻ったんだし求めちゃいけない。
「美月?どうしたの?」
「ん?ううん。何でもない・・・・っ?」
綾と目が合う。
【可愛い・・抱きたい・・犯したい・・美月と・・・エッチしたい・・・中出しして欲しい・・押し倒して・・・でも・・ダメ・・・やっと・・親子に・・・でも・・・したい・・】
頭に入ってくる。
綾の感情が。
「みーつき?どうしたのっ?ねえねえ?」
綾が近づく。
さらに何か入ってくる。
【抱いて抱いて抱いて犯して犯して・・このまま私にキスして・・・お願い】
これって・・・何?
まさか美空の言ってた心が読める能力?
僕はどうしたら・・
「ねぇねぇ!美月?」
「ママ・・・抱いて欲しいの?まだ諦められないの?まだ・・・」
「抱いて欲しいよ・・・美月を愛してる」
「ママ・・・やっと親子に・・なったのに」
綾の感情と目を見ると分かる。
完全に女の子だ。
「美月としたい・・繋がりたい・・気持ちよくなりたい」
「綾・・・ダメだよ」
「お願い・・したい」
「綾・・・」
「私・・もう無理」
僕に抱きついてくる。
「綾・・・僕も・・したい・・セックス・・しよ」
「うんっ!」
綾の気持ちが読める。
理解はできない。
けど読める。
今日は浴衣。
キスしてすぐに胸を揉む。「んっ!久しぶりだから・・感じちゃうよぉ・・」
僕はさらに激しく揉む。
キスしながら乳首をいじめる。
「んっ、はぁっ!!敏感だよぉ・・いじめないで」
もう母親じゃない。
恋をする女の子。
僕も愛しくなる。
浴衣をはだけさせて胸に吸い付き舐め回す。
「んあっ!ああん!」
縁側だし誰か来たらバレるでもそのせいで興奮する。綾の幸せと罪悪感の気持ちが入り交じって頭に入ってくる。
「美月のチンチン欲しい」
僕の浴衣の間からパンツを触る。
「うん、あげるよ・・・だからしゃぶって」
「うふっ・・美月のチンチン・・私だけのチンチン」綾のフェラは最高に気持ちいい。
ゆっくりくわえたかと思ったら激しく動いて口の中でぐちょぐちょにされる。
「あっ!はぁああ・・僕も・んっ・・敏感・・」
大分溜まっているはず。
「綾!もう!ああっ!」
「まだダメッ!中でイって・・・中に射精して」
「・・・言われなくてもしてあげる」
綾はすでに濡れていた。
浴衣を着たまま挿入する。「んんんっ!はっ!」
「ああんっ!美月のチンチンが・・・きた・・」
浴衣を着たままでするなんて初めて。
いやらしいし興奮する。
「あっ、ああっ、あはぁっ!!んああっ!!」
「んっんっ!綾、中出しするよ!!」
僕も敏感だ・・もう限界。腰を打ち付けて絶頂に近づく。
奥に射精しようとして一度膣の入り口まで引き抜いた「んっ!はぁっ!でるっ!」
「ああっ!!!」
入り口でイってしまった。ゴプッゴプッビュルビュルドクドク・・・ドクッドクッ!!!
凄まじい精液。
膣どころか子宮まで満たす「んっ!・・・っつ・・・」綾が体をビクビク振るわせて意識を失った。
「ああっ・・うわぁ!」
チンコを引き抜くと凄まじい量が垂れてきた。
僕の精子が普通だったら確実に妊娠するだろう。
綾が苦しそうに息をしている。
形のいい胸が上下する。
僕はまだまだ固い。
綾に股がって胸でチンコを挟む。
凄く柔らかい。
浴衣がはだける。
挟んで腰を動かす。
「んっんっんっ!ああっ!」
こんなのも初めて。
パイズリってやつ?
「はぁはぁはぁ・・んっ!イクッ!でるっ!」
ビューツビュッビュッ!!
綾の顔が精子まみれになる「んんんっ!!」
まだまだ出る。
おしっこより多い。
全身にかけた。
綾は気絶して全身精液でびしょびしょ。
もっとかけたくなった。
綾の胸、口、手、膣を使って絶頂に近づいて。
絶頂前に引き抜いて体にかける。
何回も何回もかけた。
2時間後に綾はドロドロの精子まみれになった。
まだ気絶している。
最後に挿入して中に射精しよう。
「んんんっ!あっあっあっ!はんっ!ああっ!」
「・・・・・・」
「アアッ!アアアアッ!!!」
綾は喘がない。
密着して遠慮なく子宮に射精する。
ビュッビュツビュッ!
やっとおさまったかな。
チンコを引き抜く。
綾の姿を見て今更ながら罪悪感。
「はぁ・・・はぁっ」
壁に倒れこむ。
快感でおかしい。
「まだやってんの?。」
庭に銀兎がいた。
「はぁはぁ・・っ・はっ・・見てた?」
「見てた。」
僕は浴衣をなおして銀兎に近づく。
「僕はこんなの望まない。」銀兎は腕を組んでいる。
「これはママが望んでいた、心がそう言ってた」
「・・なんだって?。」
銀兎の心も読める。
【くやしい・・私もして欲しい・・美月としたい・・でもダメだ・・】
「銀兎の心も分かるよ。僕としたいんだね?」
「や、やめろ!僕の心を読むな!やめて!!」
銀兎はうずくまる。
まだ読める。
【せっかく決心したのに・・悪と戦うって・・美月の事諦めるって・・美空を辞めるって決めたのに!!】
やっぱり・・・生きてたんだ。
「美空なんだね?生きてたんだね・・・」
銀兎はナイフを取り出した「やめろっ!違うっ!僕は悪魔だ!美空は死んだ!」
僕に斬りかかる。
銀兎の動きが全て分かる。手も足でなかったけど。
簡単に避けられる。
「美空はいない!美空は死んだ!だからもう・・・もう・・・やめて・・・」
銀兎は膝をついて動かなくなった。
僕は近づいて抱き締める。「美空・・・会いたかった」「美空じゃない・・・」
銀兎の・・美空の気持ちが入ってくる。
僕はぎゅっと強く抱き締めた。
「今更・・なんで・・私の事・・好きになったのよ・・むかつく・・」
「今更じゃない・・ずっと前から・・気付かなかっただけ・・自分で否定してた・・ごめん」
銀兎は僕の顔を一発殴った分かっていたけど殴られた「あんたなんか!美月なんか嫌い!しんじゃえ!しんじゃえ!!」
美空は僕の気持ちを読んでいる。
僕も美空の気持ちが分かる「バカバカッ!しんじゃえ!」「美空・・もう帰ってきていいよ。悪人なんか殺さなくていい」
「今更・・・何だよ・・」
ヘルメットの間から涙が流れた。
「気持ちが読めても僕の気持ちは理解出来ないでしょ?むかつく・・むかつく・・・」
「美空・・お願い・・戻ってきて・・お願い・・」
銀兎は後ろを向いた。
今度は逃げない。
僕は後ろから抱き締める。「僕も美空といれればいい・・それだけでいい。僕もバケモノで悪魔だから」
「・・・・・」
「バケモノって言って・・ごめん」
「言ってない・・・思っただけでしょ?」
「そうだね・・・」
銀兎はこちらを向いた。
「悪いけどもう戻れない。美空は・・戻れない」
「美空・・・」
「僕はこの能力を有効に使うって決めた。血が騒ぐの・・・だから悪人を殺すの・・・それがいいの」
「美空・・もういいよ」
月と空が照らす。
庭には二人だけ。
「美月は・・・こっちに来ちゃダメ。幸せになって・・・・今思ってる事言っちゃだめ・・絶対」
でも僕は言った。
「僕も美空と同じになる」
銀兎は僕を突き飛ばした。「つっ!いたっ!」
「言うなって・・言ったのに・・・なんで本気で言うの?なんで嘘じゃないの?どうして?なんで・・」
「美空が大好きだから!!」
僕は真っ直ぐ見つめた。
「・・・・やっと・・・聞けた・・・」
銀兎は微笑んだがすぐに口元のアーマが閉じた。
そのまま走って逃げた。
「美空!!」
昔二人でフリーランニングを習った。
また練習したのかな?
追い付けない。
どれだけ走っても。
銀兎は見えなくなった。
追い付けなかった。
夏休みが終わって学校が始まって。
友達と会って勉強して。
帰ってから綾を抱いてあげて・・・
銀兎は・・美空は来ない。きっともう来ない。
そう思った。
居間でテレビを見ながら綾とセックスをしていた。
「あんあんっ!ああん!」
「いくっ!いく!!」
ビュッビュッビューッ。
中に出してあげる。
妊娠はしない。
「はぁはぁ・・また出して・・もっと出して」
綾の学校とのギャップが凄い。
僕の前ではただの女の子。「いいよ。いっぱい・・」
ピンポーン。
誰かきた・・・利奈かな?「夜にいっぱいしようね・・綾」
「うんっ!美月」
キスしてからズボンをはいた。
ピンポーン。ピンポーン。「はーい。今出ますから」
扉を開けた。
「遅い・・美月!!」
銀のツインテール。
フリフリのワンピース。
可愛い美少女。
僕を見てむっとしている。「え・・・・」
「ボーッとしてないで荷物運んで!!」
「なんで?・・・」
「美月を私の相棒にする」
「は?相棒?」
「いいから!早く荷物入れてよ!かなり重いから・・二人で運んでやってもいいけどさ・・」
「美空・・・美空だ・・本物だ・・・」
バシッと頭を叩かれた。
「詳しくは後で。荷物搬入が優先!」
「あ、うん!」
二人で運んだ。
夢かと思った。
けど美空はそこにいた。
僕の妹は生きていた。
死んでいなかったんだ。
でも相棒にするって何?
こんな田舎で・・何が出来る?
でも嬉しくてそんなのどうでもよかった。
嬉しくて嬉しくて。
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