ちゃんと休養をして動けるようになったのは一週間ほど後。
それまでずって美空と一緒の布団で寝た。
「僕達って恐ろしいバケモノなんだね・・・」
「そう、バケモノ・・・だから隠れて生きるしかないし銀狼計画も終わったのか分からない。また研究者を集めているかもしれない。でもね・・・私は美月がいればいい。それだけでいいよ」
美空は天井に向かって喋るなんだか気味が悪い。
って思った事もたぶん分かってるな
今日は良く喋るし。
「そう、分かってる。美月が利奈を好きって事。私には振り向いてくれない・・だから死ぬつもりだった・・お墓の前ならパパも見てくれると思うから」
僕が思った事をすらすら喋る。
気味が悪い・・・バケモノだバケモノだバケモノだバケモノだバケモノだバケモノだバケモノ・・・・・
美空は天井を見ながら泣いた。
「美月は幸せになってね。私・・もう美月を諦める。もう付きまとわない。抱き付かない。頭も撫でなくていい。心配しないで・・死にはしないから」
良かった・・・こんな気持ち悪い妹はいらない。
「うっ、ぐすっ・・・」
こんなやつと一緒に寝たくない・・どっか行けばいいのに。
「あ・・・うっ・・分かったよ・・・向こうに行くから・・」
「美空・・・行くなよ」
それは本年じゃない。
どっかに言って欲しい。
気持ち悪い。
美空は這いつくばって布団から出ていった。
「美空ちゃん?どうし・・わかったよ、辛いね。大福の所に行こうね」
綾さんは美空を抱き抱えて別の部屋に連れていった。早く行ってしまえ。
僕は一人になりたい。
綾さんが部屋に戻ってきて襖をしめた。
布団の中に入ってくる。
僕を抱き締めた。
「綾さんがママ・・・セックスしちゃったんだ。僕は・・・ママと・・・」
「ショック?母親に童貞奪われるのは・・・でもあのままほっといたら美月くんはそのうち誰かを襲っていたよ・・・・間違いなく」こんな美人なら別にいいや、近親相姦くらい。
「私が君を誘ったのはそれを止めるため。いいえ、それだけって言ったら嘘。」綾さんはパジャマの中に手を入れてきた。
「ママ・・・」
「綾って呼んで。私はルカを忘れられない・・だから君に面影を重ねて求めちゃったの・・・弱い女だよね・・・今も君に抱いて欲しくてたまらない」
僕の乳首を触る。
「綾・・・したいの?」
「したいよ・・我慢できないよ・・・」
僕は綾の方を見る。
じっと僕を見つめる目は女の目だ。罪悪感はあるみたい。けどそれが返って快感を増幅させている。
「いいよ、綾を抱いてあげる。気持ちよくなろう」
「美月・・・」
唇が触れてだんだんと激しくなる。
僕も罪悪感や背徳が頭をよぎるが別にいい。
こんな美人を抱けるなら。母親だったとしても。
布団の中で繋がる。
僕は綾の脚を抱き抱えて突きまくる。
もちろんコンドームは付けていない。
「美月っ!んっ、はあっ!」
肉のぶつかる音。
今は快楽で不安を消してしまいたい。
とってもきもちいい。
ママの膣内・・・
「あっ、綾の中に出すよ!んんっ!!」
「うんっ、頂戴!美月のせーし膣に射精してっ!ああっ!!!」
同時にイってしまう。
母親の中に射精するなんて僕はやっぱりバケモノ。
「んっ、綾は避妊しないの?妊娠しちゃうよ」
腰を動かしながら綾を見るトロンとした女の子の顔。美人だけど幼い感じ。
「はあっ、あっ!いいよぉ!美月の子供孕ませて!ああっ!」
びゅくびゅくびゅく。
射精するちんこを締め付けてくる。
「はあっ、ふぅ・・・息子の子供が欲しいなんて変態だね、綾は」
「あっ・・んっ・私達の事、美空ちゃんは知ってるだろうけどいいの?」
「いいよ、あんなの」
また動かす。
3回以降はやめた。
さすがに疲れる。
夕飯は僕と綾だけ。
美空は来ない。
来なくていい。
来ないで欲しい。
気持ち悪いから。
僕は美空を天使のような美少女だと思っていた。
けど違う。
あれはバケモノ。悪魔。
夕飯が終わると綾の部屋でまたセックスした。
わざとらしく大声で。
中に出してさっぱりした。部屋に戻ると一人きり。
携帯を開いて利奈に電話をする。
「もしもし、利奈ちゃん?」「あ、美月くん。具合はどう?悪くない?」
僕が初めて一目惚れした女の子・・・
「うん、ヘーキ。学校はどう?」
「みんな心配してるよ。美空ちゃんは?」
「あいつは大丈夫。電話でなんだけどさ・・・」
「ん?なぁに?」
「僕と付き合ってみない?僕・・利奈の事好きになっちゃった・・一目惚れしたゃった」
本音を伝えた。
「私なんかでいいの?嬉しい!!実は私も好きで好きで・・凄く嬉しいよ」
「うん、何となく分かってた・・・そんな目してた」しばらく話をした。
明日は学校に行きたい。
利奈に会いたい。
僕は普通だ。
バケモノじゃない。
きっと600人殺したのも美空だけ。
僕は何もしていない。
そう思いたい。
だってぼんやりとしか思い出せない。
美空の気持ちを考える余裕がない・・・・
僕は異常じゃない。
狂ってない。
バケモノじゃない。
絶対に違う。
翌日は起きて制服を着る。居間には綾しかいない。
「おはよう、美月」
「おはよう、綾」
朝食を食べ終わったけどまだ時間がある。
暇だな・・・いつもなら美空が隣に座ってた。
口数は少ないけど可愛くて綺麗な妹。
僕は美空に酷い事してる?知らない。
考えたくない。
「美月、今日もやっぱり無理なんじゃない?」
「大丈夫・・・・」
僕は立ち上がって綾の前でズボンのチャックを開いてチンコを綾の顔に擦り付ける。
「んっ、朝から元気だにゃ・・・抜いて欲しい?」
「うん、して欲しい・・」
チンコをくわえてフェラしてもらう。
僕の腰を掴んで乱暴に動かす。
「んっ、はあっ!ああん!」
チンコをくわえて擦る音が部屋に広がる。
綾の教師の制服と眼鏡がいやらしい。
そんな格好で息子のチンコをしゃぶっているなんて。「はんっ、ああっ、イク!」僕は素早く口から抜いて綾の顔に射精する。
「んっ・・・はぁっ」
全部顔に射精して汚した。綺麗な美人のママに。
「困った子・・・昨日あんなに出したのに・・」
「ごめんね、ママ・・」
「いいよ、許してあげる。学校でしたくなったら言うのよ」
「うん・・・」
玄関に行き靴をはく。
学校が楽しみだ。
後ろに美空が立っている。「・・・・・」
「・・・・・いってらっしゃい。お兄ちゃん」
僕は返事をしないで学校へ向かった。
人間なんてどこかしら狂ってるし普通じゃない。
だけど僕は否定したい。
双子の背中には600人の死体がのしかかっている。
だから僕は逃げ出した。
美空だけに任せて。
僕は弱くて最低な人間。
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