朝・・・?
クーラーはつけっぱなし。私は布団の中。
美月と一緒。
私はハッとして布団をまくる。
割れ目から精液は出ていない。
シーツもきれい。
「はぁ・・・あぶない」
ホッとした。
シーツが精液まみれだと双子で近親相姦してると掃除の時にバレる。
「ん・・美空・・おはよ」
「おはよ・・美月が綺麗にしたの?」
「うん・・なんかすっごいから・・・タオル2枚使った」
「なんであんなに出るのかなぁ・・・」
私は少し割れ目をさわる。軽く開くと白い精液が出てきた。 「うわ・・・・」
どんだけだよ・・・。
まだお腹が暖かい。
美月はその様子を見る。
「掻き出す?まだ出てくるよ・・・」
「いい・・朝からエッチする気?」
美月は頷く。
私は軽く頭を叩いた。
「ばかっ・・どうせまた中に出すんでしょ?」
「へへっ・・バレた」
私もしたいけど今日は出かけなきゃ。
また布団を被る。
まだ8時くらい。
「美月はしたい?」
「うん・・したい・・けど・・・・」
「・・・けど?」
「出かけた時、美空のパンツが凄い事になりそうだからやめとく」
「・・・ヘンタイ」
昨日の服は洗濯に出した。今日はフリフリのミニスカートと白いシャツ。
おしゃれなネクタイをしめる。
我ながら可愛い。
ツインテールのリボンは青色。
「美空・・・いい・・」
「うるさいっ・・・」
美月もかなりおしゃれ好きだ。
ママの遺伝かな。
ママもおしゃれ好き。
「美月も・・・いいよ・・似合ってる・・」
「うん・・・」
レストランに行って朝食を食べる。
バイキングなので色々な食べ物がある。
私はサラダとナポリタンと野菜スープ。
美月は胡桃パンとコンソメスープとローストステーキなかなか美味しい。
「二人きりの朝食も久しぶりだね」
「そうだっけ?・・・美月とこの前、朝二人で食べたよ・・ママがいない時」 美月は胡桃パンを少しちぎって口に放り込んだ。
しばらく黙って思い出している。
「あ、そっか・・綾がいない時に食べたや」
「あの時の美月の作った目玉焼きは不味かった・・」
実は私も料理が下手だったりする。
「お互い様だろ?」
「まぁね・・私はそのうち料理も作れるようになるから、美月には負けないよ」
「僕だって・・美空には負けないもん」
目が合うとやっぱり笑ってしまう。
やっぱり美月が好きで・・たまらない。
歩いて鴨川シーワールドに向かう。
ゆっくり歩いて20分くらいでついた。
色んな魚がいっぱい。
綺麗だ。
自由に泳いでいる。
「ほぇ・・綺麗!」
「すごい!」
やっぱり私達って子供なんだな。
水族館ではしゃぐなんて。周りからはやはり目立つようでかなり見られる。
可愛いとか言われた。
私はアイスクリームを買った。
イチゴ味。
イルカショーを見る。
「美空、一口ちょうだい」
「美月はお金払ってないでしょ・・・まぁ一口くらいなら・・」
「ありがと!」
渋々差し出す。
イルカショーが始まり私達も興奮しはじめる。
綺麗にジャンプしたり。
色んな芸をした。
昼になりシャチプールの地下のレストランへ。
シャチを見ながら食事ができる。
シャチコロッケを注文するもちろんシャチの肉ではない。
シャチは自由に泳いでいる「美空も・・何もかも忘れて・・この旅行は自由にしなよ」
「うん・・いいのかな?」
「いいに決まってる。僕もそうして欲しい・・・」
私の宝物は美月。
それは間違いない。
けれどもう一つの宝物も探そう。
どこかにある。
きっと・・。
※元投稿はこちら >>