それぞれのベッドに寝転びながら
『ここなんてどう?』
「こっちのお店、これ美味しそうじゃない?」
お互い気になった雑誌のページを見せあうやりとりが続いた。
『気になるところ全部行ったらいいよ。』
「そう?嬉しい。」
旅費をワタシが負担していた分、こちらでの食事は彼がご馳走してくれるという。
だいたいの見当がつき、ワタシは起き上がり携帯をチェックする。
家族に連絡しておこう。
「無事に着きチェックインしました。準備ができたら食事に出ます。」
4時を少し過ぎたところだった。
繁華街へはすぐだから出るにはまだ時間がある。
小一時間か…。
ふと視線を移すと…彼は眠っていた。
フゥ。
部屋に入るなり抱きついたりすればよかったかな。
でもそんなドラマみたいなこと。
だいたいワタシはそんなキャラじゃないしね。
自然とため息が出た。
午前2時。
ワタシ達は居酒屋とバーとカラオケをはしごして、ようやく部屋に戻ってきた。
「お風呂入って。寒かったでしょ?」
彼がバスルームへ。
ワタシ達は一緒に風呂に入ったりしない。
『一緒に入る?』
以前に一度だけ誘われたことがあったが
「恥ずかしいよ」
と断るとそれ以来誘われることはなかった。
スタイルに自信がなかったけれど、男性と風呂に入るのは嫌いではない。
むしろシャワーを浴びながらのイタズラやSEXを経験していないのは彼とだけだった。
浴槽に腰掛けるワタシ。
両手で太ももをゆっくりと開きアソコに顔を近づける男。
太ももの内側に優しいキス。
ワタシの顔を見上げ、今度は足の付け根をペロリと舐める。
「あ…ン」
薄目を開けたワタシと視線を合わせながら男のキスは徐々に中心に近づいていく。
「ぁぁ…ン」
こらえきれずにアソコをキュッと締め付ける。
『ここ、パクパクしてる。舐めてほしいの?』
「ゥン、舐めて…。」
『チュ…チュ…チュ』
間隔の空くフレンチキス。歪んだワタシの顔を眺めているのだろう。
『チュ…チュルチュル』
溢れた蜜を男が吸った。
『ジュル…チュル』
わざと音を立てる。男の鼻がクリトリスに触れる。
同時に男の両手が両方の乳首を捕らえる。
「ぁン…きもち…いぃ」
『ここ、すごいよ…。おっぱいも気持ちいいんだね?』
乳首をコリッとつまむ。痛みを感じるとアソコにキュッと力が入る。
『チュル…チュルチュル』
男の舌がクリトリスに移るとワタシの腰は宙に浮いてしまう。
素早く動く男の舌。乳首もグリグリといじる。
「ァ、ァ、ァ…」
呼吸が早くなると男の長い指がスムーズに膣に入ってきた。
『おぉ、きついよ。あとで入れていい?』
「…そこ…イッちゃう」
男の質問には答えず、膣を出たり入ったりする指に動きに集中する。
『もうイッちゃいそう?もっときつくなってきたよ。…チュル…チュル』
男がクリトリスに吸い付く。その突然の行動に
「キャッ!…ぁぁ~ん」
ワタシはあっけなく達してしまった。
ガチャ…
『お湯、入れておきますか?』
バスルームから彼の声。
「大丈夫、ワタシやります!!」
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