「あれ?たったの?」
「マジかよ?それでフル勃起?」
3人に囲まれ、見下ろされる。それは、私には最近珍しいほどの、痛いくらいの勃起だった。
「課長、こんなので満足してたの?短小、包茎。やばいってこれ。」
「まぁまぁ、はやくくわえさせろよ」
すでに男が糸を持ってスタンバイしている。哀れみの表情で、指示をされる。
いまだに意識がないのか、マキコは首をだらんとぶらさげたままだったが、それでも口は開いていたので、悪いと思いながら挿入した。
唐突に、マキコの舌がからみついてくる。亀頭から包皮をめくり、鈴口に舌先をねじ込まれた。
頭を激しくふると、まるで繊細な指でしごきあげられるようで、亀頭がさらにふくれあがった。
「あ、あぁっ!」
やばい・・・。
「んぶぅぅぅっ!」
出てしまった・・・。
「おいおい、・・・。早漏も追加かよ」
一人が言うと、また爆笑になった。
「じゃ、ひっぱるからな!口はなすなよ!」
男の口元が、一瞬ニヤッとしたのがみえた。
ずりゅっ!ごとん・・・。ぶぶぶぶぶ・・・。
バイブがぬけた・・・。
まさか?あいつ、わかっててひっぱったのか?
「はい奴隷けってーい!www」
ひざの力が抜けて、その場にひざまづいた。顔の前に、マキコの顔がある。
笑っていた。よだれと、私の精液を、口の端から垂らしながら。
「じゃあ、まず奴隷くんにお仕事してもらおうかな?」
糸の束を渡された。
「ほら、ひっぱれよ。全部、いっきに。」
絶望におとされ、なお、私たちをふみにじる。
「ほら、奥さんもこのままじゃ痛そうだよ?特にビラビラあたりがね。」
マキコ、お前のその笑顔は、俺に対しての嘲笑か?それても、精液がおいしかったのか?
力をこめて、おもいっきりひっぱりあげた。
「ひぎゃぁぁぁぁぁぁっ!ぎゃあああっ!」
「おーおー、痛そうに。ほら、肉ビラがこんなにのびちまってる。」
「よし、奴隷くんたちの交尾をみてみよう!ほら、まだ立ってんだから、いれろよ。」
頭をこづかれ、妻の尻に手を当てる。まっかになったそれは、私の大好きだった尻と、違う。今はただ、、、ほんとにただ、肉穴としか見れなかった。
入れても、液体でぬるぬるするそれは、まったく抵抗がなく、まるで気持ち良くない。
「旦那のチンポ、どうだ?」
「インタビューかよ」
まったく喘がないマキコに業を煮やし、二人が聞いている。信じられない言葉を豚が吐いた。
「おっきいチンポちょうだい?これじゃいやなの。」
私を否定する言葉をなげつけ、目の前の二人のチンポをしゃぶりつこうと、口を開けている。
「あーぁ、チンポ中毒だな、こりゃ」
「旦那さん、かわいそー」
腰を振っても、何の快楽もえられない。だが、振り続けることしかできない。
「もういいってば、おっさん。」
無理矢理ひきはがされ、尻に旦那とかかれた。マキコは、背中に妻と書かれている。
「かったりぃから、今日はこれで終わり。その文字消したら、わかってんな?後始末してから帰れよ」
3人が出ていった。
私は、妻を雑巾でふき、床もきれいにして片付け、最後にズボンをはいてから、部屋をあとにした。マキコは、そのままにして。
経理課に戻ると、課長がなにやら電話をしていた。電話をきると、私は別室に呼ばれた。
「長い昼休みだったね。」
「はぁ、すみません・・・。」
「疲れてるんだろ?体、調子悪いみたいだが」
「いや、なんでもないんです・・・。それより課長、」
「さっきね、市長から電話があったんだ」
まさか・・・。
「奥さん、一人じゃやっぱり無理があるみたいだ。で、君もすぐやる課に転属になったよ。夫婦でがんばってくれないか?君の経理の手腕をいかして、後輩におしえてやってほしい。あ、で、明日から、すぐやる課の名前がかわるそうだ。えーと、なんでもやる課だってさ。看板は用意してあるから、それを持って明日転属してくれたまえ。話は終わりだ。今日はもう帰っていいよ。」
途中から、頭の中が真っ白になっていくのがわかった。もう、何も考えられない。
明日から、がんばらなきゃ、な。
完
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