遂にこの瞬間が訪れました。
互いに好意を抱きながらも、プラトニックラブの境地を保ち続けておりまし
た。
それと言うのも、人妻と言う私の立場を考えての事でした。
人を愛する事に、境界線を引けるものではありません。
愛すれば愛する程に、相手を欲しくなるのが道理なのです。
彼が私を欲し、私も彼を欲する事は、こうなる事を予測させていました。
彼と愛し合う時が、必ず訪れる・・私はそう感じていました。
彼の手が、私の身体を弄り始めていました。
全てを任せる覚悟は出来ておりました。
この2日間の間、私は彼のモノになると決めていました。
ピンクのブラウスのボタンが一つ一つ外され、その間も、熱いキスを重ねあ
いました。
ブラジャーの上から、乳房に触れられました。
一瞬身体に力が入り、それが彼にも伝わったみたいで、その手が一瞬離れま
した。
何事も無かった様に、私は再び力を抜きました。
再び彼の手が、乳房を求めて動きだしました。
今度は躊躇う事無く、ブラジャーを押しのけ、その下に入りこんで来た彼の
掌、
その手の中に乳房が包み込まれました。
私はジッと耐えておりました。ブラジャーが押し上げられ、両乳房を晒した
私、
その乳房が彼の標的に変わっておりました。
「あっ!」
掴まれた乳房、それを交互に愛撫する彼、乳首が吸われ、硬さを増していま
す。
「れいちゃん・・、あいしているよ・・れいちゃん・・。」
思い出した様にその言葉を繰り返す彼でした。
「あぁぁぁ~、ゆういちさん~~、あぁぁ~」
彼の愛撫に私はそう言って応えていました。
畳の上で、上半身を肌蹴た形で、彼の愛撫を受けていました。
もはや進むだけでした。
誰も私達を止める事等出来ません。
私の上半身が一糸纏わぬ姿となり、豊満な乳房だけが晒されていました。
その乳房を愛撫しながらも、彼の関心は下半身へ及んでいます。
既にその右手が、スカートの下から太もも辺りを彷徨いながら、その部分へ
と伸びています。
「礼ちゃん・・素敵だ・・ああ、礼ちゃん・・。」
「ゆういちさん・・・あぁぁ~・・ゆういちさん・・。」
私は彼の名を何度も繰り返していました。
こんな風に愛されるのは・・いつ以来だろうか?
主人にとって、私はもう女では無い。
女として見て貰えていない・・それが悲しくも有った。
でも・・彼は違う、そんな私をこんなにも愛してくれている。
愛しい人、何て愛しい人なの・・・、ああ、彼方が好き、誰よりも彼方が好
き。
心の中で何度もそう叫んでいました。
そして・・結ばれる時が訪れました。
不思議なもので、肌を晒す事に恥ずかしさは有りませんでした。
夕方とは言え、外はまだ明るい。
そんな中で、私の全てを彼に見せておりました。
「礼ちゃん、素敵だよ・・、礼ちゃん・・本当に素敵だ。」
私の身体に、彼は優しく愛撫を加えました。
首筋、襟足、胸元、乳房、脇の下、背中、太股、押し広げた股間を愛おしそ
うに舌を這わせ、遂に花園に彼は口を押しつけました。
「あぅぅぅぅ~~、あぁぁぁぁ~~~~。」
何と言う甘い心地よさが身体を包み込み、快感がこの身体を走り抜けていき
ました。
「あぁぁ~~、いぃぃ~~~、すごくいい~。」
こんな形で愛された事も驚きでしたが、彼の優しい仕草に、女の幸せを感じ
ていました。
「礼ちゃん、僕のも愛してくれる?」
彼が私にフェラチオの催促です。
「上手くないけど、笑わないで・・。」
既に太く反り返っている彼のペニス、一見しただけで、主人よりは太いと感
じました。
(これが雄一さんのモノね。これがあの人の・・。)
そして、今まさにこれが私を貫く。
私の身体に、このペニスが突き立てられる。
夫有る身で・・私は彼と交わる。
男と女になるのね。
あなたが好きです。
私は今夜、彼方のモノになります。
脳天から、何かが突き抜ける様な激しい電流が流れました。
彼のペニスが、私の膣の中に深々と押し込まれた事を感じました。
「もっと愛して・・あぁぁ~、もっと・・すき・・ぁぁぁ~すきです。」
全裸の身体で、彼にしがみつく私、次から次へと湧き上がる快感が、女の悦
びを私に教えていました。
<影法師>
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