健介が冴子から送られてきた離婚届を前に、茫然としていた。
冴子の処には、すでに彼女の名前と印鑑が押されてあった。
先に送られてきたDVDの内容から、この事が予測できなかった訳では無い。
今更ながら何も出来なかった自分の無力さに、健介は酒に逃げるしか無かっ
た。
例え妻が帰って来たとしても、恐らく自分は妻を許せまい。
もはや、一緒に暮らす事が出来ないなら・・、その結果は判っていた。
健介の目から泪が零れ落ちた。
平凡な主婦から・・冴子は一転して「淀君」となった。
男の威光は、即ち冴子のものでもある。
失った物も有ったが、冴子が手にしたものも大きかった。
だが、男の前ではその威光は通じない。
男にとっては、冴子は唯の性奴に過ぎなかった。
「工藤から聞いたぞ、チンピラに絡まれたらしいな?」
「はい、申し訳ありません。」
冴子は叱られると思い、覚悟して謝った。
「まあいい、工藤がいたからいいが、外出する時は必ず伴をつけるんだ。」
「この前の事で良く判りました。必ず工藤に伴をさせます。」
「それでいい、ところで女がやられている処に行ったらしいな?」
さすが全てを男は把握していた。
「そんな事まで、お耳に・・、分不相応な事をしてすみません。ただ、気に
なったものですから?」
「如何だ、良く判ったか? 俺の力が?」
それは紛れの無い事だった。
冴子が男の寵愛を受けているとは知らず、強請りをかけたばかりに、女は複
数の男に犯され、男は瀕死状態の怪我を負わされたのだ。
「はい、ご主人様の凄さを、改めて教えられました。」
「判ればいい、お前に手を出す奴は俺が許さない。冴子は安心して、外出す
ればいい。」
「ご主人様、冴子は今まで通り外出してもよろしいのですか?」
「何を言っている、構わん。お前の好きな様にしろ。それと、お前に何か言
う奴がいたら俺に言え。そんな奴には、灸をすえてやる。」
その口調は有無を言わさない強さがあった。
「ご主人様、冴子は幸せ者です。今直ぐに冴子を可愛がって下さい。」
男の目じりが急速に下がった。
「おお、冴子・・お前と言う奴は、判った、判った・・ああ、可愛がってや
るとも。」
男はそう言って、冴子の手を引いた。
「アァァァァぁ~~、ご主人様~~、ソコハイケマセン~~、ソンナトコロ
ハダメです~~。」
「ダメだ・・サエコ・・もっとケツを突きだせ・・おおぅ~可愛い尻だ。」
冴子はお尻を男の前に突きだす様にしている。
男の右手に攻め道具が握られている。
冴子のアナルを、その器具で苛んでいるのだ。
「涎が出ているぞ、冴子・・、チンポが欲しいんじゃないのか?」
「イジワル・・、ご主人様の意地悪・・・」
暫くして、冴子はアナルと蜜壺の2穴を同時攻撃されていた。
顔をベッドに擦りつけながら、男の同時攻撃に絶叫をあげていた。
「イイデス・・・、アァァ~~イイデス・・ご主人さま~~、アァァ~モッ
ト突イテェ~~ェ~!」
その姿は正に性奴そのものだった。
<影法師>
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