浴室に入る。もちろん、何も付けずに。すでに浴槽に義父がいた。
「乳だけはでかいんだがな。ホルスタインだな。しかし、尻もでかいな。」
競りにかけられている牛のように、私は立ったままじっと見られていた。
「床にあおむけに寝て、おしりを壁に付けなさい。まんぐりがえしってやつだ。わかるだろ?」
こんな屈辱的な・・・。しかし、私は逆らわなかった。
「両足を手でもつんだ。股を開いてな。」
義父が洗い場にあがってきて、じょうごのようなものを私の性器にさした。その口は長く、子宮をツンツンとした。
「ほら、しゃぶれ。」
おっきい・・・。主人の2倍はあるかもしれない。口のなかに入れると、ムクムクと大きくなってきた。とても、60を越えたペニスとは思えなかった・・・。
欲しい・・・。この、口の中の、頬を裏側から刺激するペニスが欲しい。じょうごなんて細いものじゃなくて!
「入れてやりたいのは山々じゃがな。おまえは佳弘のものだからな。だから、精液だけくれてやるわ。」
口からペニスを引き抜くと、私の目の前10センチのところで、義父が自分でしごきはじめた。私のよだれでぬらぬらと光るそれは、ディルドより魅力的にみえた。
そして、だんだん離れていき、私をまたがり、低いうめき声を出したかと思うと、じょうごに精子を放出した。ゆっくりと、じょうごをすべっていく精液が、私のなかに入っていく。確実に、子宮にむかって。
「先にあがるよ。たまには佳弘とやれよ。疑われるからな。」
まんぐりがえしの姿勢のままの私をおいて、義父はあがっていった。
種付け。私にも種付けされちゃった。これで授精してもこまるけど・・・。
体を洗って、風呂を出た。精子を外に出さないように、その夜はディルドで栓をして寝た。
5時、あちこち体が痛いといいながら、主人が起きてきた。酪農家の朝は早い。えさをやって、搾乳器で牛乳をとる。えさをやり、わらをかえる。
義父は、昨夜何もなかったかのように私に接した。
それからは、生理がくるまで1日おきに義父から種付けをされ、たまに主人とやる生活を送った。しかし、主人とのセックスに快楽はなかった。穴にいれる行為さえないのに、義父のをしゃぶり、種付けをされることで、快楽をえていた。
残雪が残る4月、種付けをはじめられて2ヵ月がたった。あいかわらず生理は毎回来るし、浴室でしゃぶらされては子宮に精液を流し込まれるだけの種付け行為は続いていた。2日に1回の射精ペースを、あの歳でもできるというのがすごい。オスの本能なのだろうか。しかし、私は妊娠しなかった。あいかわらず、主人とも何の快楽もないセックスは続けていたが、中に果てたら寝るだけの主人に、いい加減飽きていた。
うちの牧場は、牛には過剰な投薬をしない。牛乳をとるために、乳がでるようなホルモン注射をするところもあるが、うちは妊娠して自然に乳が出るまでほっておく。だから、250番、純子は私が妊娠させないかぎり乳は出ない。
しかし、義父は250番にも乳を出してもらうようにするべきだと私に詰め寄った。私のおもちゃを取り上げようと・・・。
その日、主人は組合の会合に朝から出ていった。夏の品評会に向けての話し合いだ。短い夏に行事がたくさん入っているから、春のうちから話し合いをすすめないといけない。義父は行かなかった。250番の種付けをするためだ。私も立ち合うことになった。
牛舎で、いつものように純子を固定する。義父が手袋をして慣れた手つきで精液入りカプセルを挿入する。純子は鳴き声一つあげなかった。
「簡単に妊娠してくれりゃ、夏には競りに出せるな。」
純子は、お腹に子供がいる状態で出品される。そのほうが高く売れるからだ。血統もそれないにいいし。
「由利さんも、妊娠してないのか?」
私の方を見て、手袋を外す。
「牛には最近見せてないのか?」
あれから、私は牛舎でオナニーをしなくなった。
「脱ぎなさい。250番にむきあって、柵に手をついてケツを突き出しなさい。」
私は純子と顔をあわせながら、柵に手をついてすべてを受け入れる態勢になった。
「オナニーを教えるより、交尾を教えたほうがいいだろ。今日は直接注入してやろう。」
こんな状況で、私のアソコは濡れていた。太ももにたれてくるくらいに・・・。
ぴったりと、亀頭が入り口にあわさる。あと少し私が動けば、はいってしまう。はやく、はやく・・・。
「発情しやがって。恥ずかしくないのか?」
ずぶっ ぱんっ
「ひぃっ、かっ・・・。」
幅の広い亀頭が、一気にめりこむ。ぶしゅっと音がして、奥まで入れられたペニスのせいで行き場を失った汁が、ペニスの隙間からあふれる。
私は柵についた手をしっかり握り、ふんばる。足が震えて、力が入らない。
力強い抽送がはじまる。まさにピストンのように、勢い良く前後する。柵がギシギシときしむくらいに、私の体も前後する。しっかりはまった性器が、内臓を引きずりだそうとする。
「牛ですら静かにするものなのに、おまえは少しうるさいぞ。」
あえぐ私のお尻を叩きながら、ピストンが早くなる。
「ほら、いくぞ。授精しろよ。」
「あーっ!あーっ!いいっいいのっいくいくいくーっ!」
純子が私を見ている。
「見て、見て!これが!交尾なの!わたし、いくのっ!いくーっ」
びゅるっ びゅっ
何回か子宮に直にあたるしぶきを感じ、私はぐったりとなった。
義父に支えられなかったら、間違いなく牛舎の床に突っ伏していただろう。
昼食前に、主人が帰ってきた。品評会の予定や、夏祭りの予定をカレンダーにかいている。ふと見ると、今日のところに義父の字で「250番種付け」と書いてあった。それをみた主人が、
「親父、250番は不妊なんだろ?無駄なことするなよ。」
といった。
まるで、私に対して言われたような気がして、カッとなったが、ぐっとがまんした。力が入りすぎて、アソコから義父の精液が流れてきてしまった。急いでトイレに行った。
4月なかば、検査の結果250番は妊娠していることがわかった。
そして、私の生理もこなかった。
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