久しぶりのうららかな日曜日・・・
こども達をつれて公園へ出かける夫。
周りから見れば、きっと絵に描いたように幸せそうな家族。
すこし気が弱いけど、真面目で優しい夫とやんちゃざかりの子ども達・・・
「ママはいかないの?」
「うん、ママ少し疲れちゃってるからおうちにいるね、パパと一緒に遊んで
きて」
「さあ、いくぞ!じゃあ、ママ行ってきます!帰りになんか買って来よう
か?」
「そうね、ならフライドチキンでもお願いしようかな、今日は夕飯ピザでい
いかな・・?」
あの日から夜の誘いを体調が思わしくないと拒んでいる。そんなわたしを気
遣ってくれる優しい人・・・
子ども達を思うと少しだけ胸が痛む・・・
みんなが出て行ったことを確認し、静まった玄関のくすんだ銀色の鍵を右に
回す・・
リビングを振り向くと深呼吸をする・・
パソコンをつける・・何かにせきたてられるようにこのページを開いてしま
う・・
「わからないね・・はっきりいわないと」
文字をかみ締めながら、心の中で何度も反芻する
胸が高鳴る・・・
洋服の上から胸をそっと撫でてみる・・はっきり分かるくらい乳首が固くな
ってる・・・電流が走る・・
わたしは浮気というものをしたことがない。もともと、淡白な夫、ずっと
エスカレーターで小学校から大学まで女子高で過ごした私、でも不思議なこ
とに結婚をしたいまでも街にいくと、たまに随分年下の子や年上の男性から
声をかけられる。
学生時代の友人達とお茶をすると「ゆりあはいいよね、昔からスタイルいい
しきれいだもん、旦那さんだけじゃもったいないよ、紹介して挙げるね!い
つでもいってね!」などと軽はずみにはやし立てる。彼女達の何人かは不倫
をしている。
「ううん、わたしはいいの。旦那さんだけで十分幸せだもの」
「いいよね、優しいし、お仕事もきちんとしてるし、わたしもあんな旦那さ
んがいたら浮気なんて考えないよ」
笑みを返しながら、わたしの心は叫んでいる。
「いつまでお芝居を続けていくの?ほんとうのゆりあを解放しなくて後悔し
ないの?一生そうやって暮らしていく気かしら・・・」
乳首から甘い電流が身体に走る。ブラウスをはだけ、ブラをはずし鏡の前に
立つ・・
女の目をしてるわたしが立っている。後ろで束ねた髪をはだける・・立った
まま鏡の前でわたしは足を開く・・
「あなたがほしい・・めちゃくちゃにして・・・精液で水風船のようにわた
しを満たしてください・・・」そういった瞬間、身体に電流が走りぬけ、わ
たしは髪を振り乱しながら鏡の前で腰を下ろした・・
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