男二人と女二人が互いに離れた場所で休憩を取っていた。
俺は女達の様子を見ながらキヨシと話しをしていた。
女達は同じ様にバスタオルを身体に巻きつけ、何か話している様だ。
「何を話しているのかな?」
「気になるか?」
キヨシがそう訊ねて来た。
「それは一応な、俺たちの比較でもしているのかな?」
「かもな・・。」
俺の言葉にキヨシが応じた。
「で、どうだった・・俺のお袋は?」
キヨシが最初に尋ねて来た。
「オッパイの動きが凄いや、もうこれだからな・・好き子と比べると格段の
差だな。」
胸元に手を当てて、揺れる姿を真似た。
「感度はどうだ?」
「いいね、相当仕込んだみたいだな、キヨシ。」
俺は正直な感想を述べると、
「まあね、親父より最近は俺の方が数段良いと言う様になったよ。」
「そうだろうな・・デカパイはいいよな。」
「まあ、こればかりは仕方無いな。」
キヨシと俺は顔を見合わせると、淫靡な笑いを浮かべた。
高校卒業記念に女校長を犯した俺たちは、女校長の格別な配慮もあるが、無
事卒業が認められた。
キヨシは卒業すると、義父の仕事を手伝うという名目で、自動車修理工場で
働く様になった。全て奴のお袋、満子の配慮だ。
俺も街中のスーパーで働く事になったが、俺たちの付き合いはその後も続い
た。
卒業してもキヨシの熟女狩りは相変わらずだった。
キヨシのやり方は単純明快で、初め強姦同様に犯し、その後相手を和姦状態
に持ち込むと言うのが常とう手段だ。
最初は必死に暴れる女も、最後には喘ぎ声をあげ、腰を振る始末だ。すべて
は彼の天性のテクと太マラだ。その洗礼を浴びて、落ちない人妻はいない。
その中で、特に俺の記憶に残る女に、野中美千代という30代半ばの人妻が
いる。
この人妻は、俺も少々気の毒だとは感じた。キヨシと出会わなければ、普通
の新婚生活を送れたはずだった。
早い話、新妻が新婦との初夜を迎える前に、キヨシにやられた。
俺達が美千代と出会ったのは、旅先での事だ。
レンタカーを借り、奴と二人つるんでドライブに出かけた。
その時を、山中でエンストしている車に遭遇したのだ。
その車に乗っていたのが美千代とその亭主だった、
運転しているのが亭主で、隣に彼女が座っていた。
二人は前日、式をあげ、その新婚旅行の途中だった。
「ここじゃ、修理を頼むのは無理じゃないかな・・? 俺たちの車で修理工
場が有る所まで送りますよ。」
初めキヨシも親切心で世話をしたのだが、途中二人が新婚旅行の途中だと聞
かされた。
それが美千代にとっては不運の始まりだった。
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